石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
プロの判断

サッカー日本代表、完璧でした。

今野、すごかったなあ。

この試合であらためて思ったこと。

ま、当たり前なんだけど、

選手たちを最も近くで見て

最もよく理解しているのは、

やっぱり監督なんだなと。

 

ネットやテレビの情報や印象から

常に的確な判断を下す自称専門家たちは、

今野を2年ぶりに代表に選出したり、

川島を先発起用したりできたでしょうか?

(今野選出はあっても

川島先発起用は誰もできないのでは)

 

いや、おみそれしました、ハリル監督。

 

あと、中東のアウェイで

こんなにクリーンな試合は、

ちょっと記憶にないですね。

あの審判、よく見るけど好印象だなー。

 

| スポーツ |
『わたしは、ダニエル・ブレイク』

『わたしは、ダニエル・ブレイク』という映画を観た。

007か? と思った人、違います。

ダニエル・クレイグではなく、ブレイク。

去年のカンヌ映画祭の最高賞をとった映画だ。

その栄冠の影響か、評判がすこぶるいいせいか、

平日の16:30という回なのに、

新宿武蔵野館は満席だった。

ま、80席ぐらいのミニシアターだけど。

(あと1000円のサービスデーだったからだろうけど)

 

主人公のダニエルは初老の大工。

でも心臓病を患い、

働いてはダメだと医者にいわれている。

そこで国の援助を求めるのだが、これが大迷宮。

パソコンなど使ったこともないのに、

オンラインからでないと申請できない等々、

高齢者へのいじめとしか思えない構造に

閉口し続けるのである。

その様子をイギリス映画らしく

シニカルにユーモラスに描いている。

僕はこれを観て、笑いながら怒る、

という昔の竹中直人のギャグのような状態になった。

で、代官山のしゃれたカフェを思い出した。

注文しようと思ったら、

ウェイトレスからアイパッドを渡され、

「こちらでオーダーを」

と言われたのだ。

「てめえがそこにおるやろが!」 

とウェイトレスに向かって激したくなったが、

彼女は悪くないので我慢した。

 

もとい。

やがてダニエルは、

食うのも困っているシングルマザーと出会い、

自分の窮状もそっちのけで、

助けの手を差し伸べていく。

…あかんわ。

書いててまた泣けてきた。

人間の尊厳とは。

そのことを問いかけてくる作品です。

楽しい映画ではないかもしれないけれど、

心に深く突き刺さります。

 

武蔵野館のこの映画の紹介文がいいです。

こちら。

 

で、泣きぬれて劇場から出てくると、

武蔵野館はやっぱり笑わせてくれました。

現在上映中の『アシュラ』という映画にからめて、

ミノカサゴが飼われています。

お暇な方は、3枚目の画像を

クリック&拡大して読んでみてください。最高です。

ほんと、この映画館のこういうノリ大好きだわ。

 

 

 

 

さ、これからサッカー日本代表を応援だ!

ま、2−1で勝つのはわかっているんだけど。

 

 

 

| 映画 |
昨日の敗因と、今晩の予想

野球はやっぱりいいですね。

校正しながら観戦できるので(笑)。

サッカーだと無理だもんなあ。

 

しかし、ほんと残念でした。

守備のミスで負けた、

と世間ではいわれているかもしれないけれど、

菊池の後逸も松田のファンブルも、

ありゃ責められないような気がします。

それよりも勝敗を決めたのは

配球ミスだったんじゃないかなと。

小林は盗塁も見事に刺したし、

フォークも体を張ってとめていたし、

リードも全般的に素晴らしかったと思います。

でも1球だけ。

8回に2塁打を打たれた、あの球。

2球で追い込んだのに、

なぜあそこでスライダーを要求したのか。

1球外すという意味だったのだろうけど、

それにしては内側に構えていたしなあ。

あそこは決め球のフォークでよかったのでは。

そうすれば違う結果になっていたのでは。

(解説の黒田も同じことを言っていた)

 

ま、タラレバを言っていても仕方なし。

これまで楽しませてくれて感謝感謝。

さあ、気持ちを入れ替えて、

明日(もう今日だけど)の夜中はサッカーです。

今度は校正なんかせずに集中して応援します。

アウェイのUAE戦、正直、相当厳しいと思うけど、

W杯はこの一戦にかかっているといっても過言じゃないし、

2日連続で日本代表が負けるのは、

ちょっと勘弁してくれーと切実に思っております。

 

というわけで、

勝負の行方をのぞいてみましょう。

今までひた隠しにしていましたが、

じつは僕には予知能力があります。

世界旅行中インドで修行して身に着けました。

では・・・うららららら〜〜・・・見えた!

大迫と原口が1点ずつ。

2−1で日本の勝利!

やった!

よかったよかった。

 

 

| スポーツ |
やっぱりうまい清蒸

民宿宗谷岬の美人女将が

魚を送ってくれたので、

いつもの清蒸(チンジャン)にした。

 

 

これ、簡単なのにほんと絶品。

ハタやメバルみたいな顔をした魚だったら

なんでもOK(たぶん)。

ただしサイズが大きいほうが

やっぱりうまいです。

 

では俺流「清蒸」のレシピを。

 

ゝはウロコ、内臓、エラをとる。
魚に酒をふりかけ、ネギ、ショウガをのせ、10〜15分蒸す。
J未瞭蕕望潴、酒、砂糖を適当に入れ、ひと煮たち。これがタレ。
ぞしあがった魚に、白髪ネギと針ショウガを大量にのせる。
イ修両紊らタレをかけ、さらに熱した油をジュワーッとかける。

できあがり。簡単!

白髪ネギと針ショウガはできるだけ細く。
最後にかける油はサラダ油とゴマ油を混ぜたもの。
言わずもがなだけど、蒸しすぎないこと。
今回の魚は20センチぐらいで、
蒸し時間は12分ぐらいでした。

 

 

 

| グルメ |
泣く子も笑う百条委員会

さぁ、昼飯を食べようってときに、

テレビをつけたら、

石原元都知事のつるし上げ、

もとい証人喚問をライブでやっていたので

見るともなく見ていたら、
びっくらこいた。

小松久子という都議の質問がすごすぎて。

持ち時間はたしか5分。

一発目の質問からこうだった。

 

小松「あなたの食に対する安全の意識は高かったんですか?」

石原「当然じゃないですか」

 

納豆をかき混ぜる僕の箸が止まった。

…質問時間、5分だよね? 

小松姐さんはその後も核心を突く質問を繰り返し、

最後はこんな感じでしめた。


小松「あなたの怠慢が今の混迷を招いているのでは?」

石原「私は怠慢だとは思いません」

小松「終わります」

 

いや、おもしろかった。

何も進まなかった。

びっくりした。

 

とりあえず、

石原翁は自分の責任を認めているのだから、

賠償責任を。

あと追求するんだったら盛土の問題では?と思うのだけど。

 

 

| 社会 |
缶コーヒーの進化

缶コーヒーは普段ほとんど飲まないのだが、

先日、新幹線に飛び乗る寸前に、

コンビニで目についたのでパッと購入。

飲んでみてびっくりした。

えらいうまいがな。

 

香りもコクもお見事。

コンビニのひきたてコーヒーよりうまいかも。

缶コーヒーもここまで進化したんだなあ。

20年ほど前のうっすい缶ブラックコーヒーの味が

逆に鮮明によみがえってきて、

その記憶の味と、今のこの味との差に、

膨大な時間の隔たりを感じてしまった。

 

タリーズのブラックコーヒー。

税込み140円ちょい。

未体験の方はぜひ試してみてください。

駅中コンビニのニューデイズにはありました。

 

 

| グルメ |
有料の景観

佐渡島から帰ってきました。

天気予報では雪と曇マークだったんですが、

現地に行ってみれば、晴れ間が。

春旅の取材だったので助かりました。

 

佐渡島は3年ぶり。

前回は自転車でまわりましたが、

今回は車でした。

景色の見え方がやっぱり違いますね。

窓ガラスを1枚隔てるだけで、

世界に包まれる感覚が減るというか。

 

でも宿とメシはよかった。

魚もうまかったけど、ご飯に驚きました。

一粒一粒甘いし、冷めてもおいしい。

聞けば、農家と契約し、

田んぼの1区画を

その宿用の米として

作ってもらっているのだとか。

食材に相当こだわっている宿で、

ドレッシングの油には

自家製の椿油を使ったりしています。

体にいいものを、という思いで料理を作り、

それで客をもてなす。

しかもお手頃価格。

こういう宿に1泊するだけで、

その地の印象が格段によくなりますね。

 

金山でにぎわった相川の京町通り。

いまは静かなもんですが。

メモ代わりに撮った写真なので構図は変です。

 

こんなおしゃれな民家も

 

尖閣湾。なんと有料。550円。

自然の景観にお金をとるところって

ほかにあったっかな? 

先日行った「袋田の滝」も有料だけど、

あれはトンネルの通行料だからなあ。

アメリカの国立公園はすべて有料だけど、

あれは公園管理のための維持費だし。

 

ただ、日本のUSJ(ユニバーサルスタジオ)が

毎年値上げしながらも、

ハリーポッターの街を作るなど

いろいろ設備投資をしているように、

この尖閣湾もただ入場料とるだけじゃ

申し訳ないと思っているのか、

施設の充実をはかっています。

前回はなかったのに、

今回あったものがこちら。

 

 

 

 

 

ダイオウイカの顔出しパネル。

平成26年、佐渡沖でとれたダイオウイカだそうです。

ほかにもいろんな顔出しパネルが並んでいます。

毎年、増やしているのかもしれません。

入場料を客に還元しようという心意気が素敵ですね。

 

しかしこのパネル、顔出しの意味がないような…。

 

 

| - |
再び佐渡へ

確定申告もやっと終わりました。

面倒な作業だけど、

払いすぎた税金を取り戻せ!

という熱情に燃える日でもあるのです。

それに超ドンブリ勘定ゆえ、

この日に初めて

自分がいくら稼いだかを知るという…。

ちなみに2016年度の収入は

10億円とゴーン元社長並でした。

 

さて、明日からまた佐渡島に行ってきます。

天気がいまいちなんだよなあ。

雪など降りませんように。

春旅の取材なので。

| 生活 |
吐夢という夢空間の火が消えました

おっさん5人の伊豆旅行のあと、

家に荷物を放り投げて、

ジャズバー吐夢に行った。

あ、その前にWBCのオランダ戦もちょっと観たけど。

その後、あんなすごい試合になるなんてのぅ。かぁ。

でもま、この日は吐夢のほうが大事なのだ。

2017年3月12日、

吐夢はその40年の幕を閉じる。

 

予想はしていたけれど、

店内は客でごった返し、

座る場所もなかった。

みんな愁いを含んだいい顔で飲んでいる。

 

僕と吐夢の付き合いは10年ちょいだが、

20年も30年も前にここで

青春を送った人々がいる。

セピア色に包まれた吐夢で

彼らの話を聞いていると、

今がいつなのかわからなくなった。

 

「吐夢と同時代を生きた」

「デートでよく来た」

「こんなことならもっと来るんだった」

「20年前を見ているようだ。

週末はいつもこんな風に混んでいた」

 

それぞれの人生の断片が

この空間には詰まっているんだな、

とあらためて思う。

吐夢の空気がやわらかいのは

そのせいだろう。

 

アイリッシュバンドの「モンロー」

即興ライブをやった。

アップテンポで陽気ながらも哀調を帯びた音が、

この日にとてもよく合った。

 

 

客が踊るところもまるでアイルランド。

 

 

吐夢と和子さん、長いあいだお疲れさま。

これまで本当にありがとう。

阿佐ヶ谷の宝でした。

僕の心に大切にしまいます。

きっとたくさんの人の心に

大事に大事にしまわれるでしょう。

だから吐夢の黄色い光と、

レコードのやわらかい音は、

いつまでもそこにあり続けます。

 

僕の大好きだった吐夢のトイレ

 

 

 

| 生活 |
伊豆のおっさんアート

世界旅行に出る前、

僕はサラリーマンでした。

そのときの同期入社の連中とは

いまでも仲良くやっていて、

旅行にもちょくちょく行っています。

で、今回は5人で伊豆に行ってきました。

その写真を今から載せます。

おっさん5人旅の写真など

誰が見たいんだ?という感じですが、

はからずもアート写真になってしまい、

”作品発表”熱に衝き動かされた次第です。

それではおっさんアートをお楽しみください。

 

タイトルは

「おっさんとネイチャー」

 

まずはアート作品になる前の段階。

伊東市の大正建築旅館「東海館」にて。

「扇型しようぜ」

と言ってやってみたら、、

 

「お? けっこうおもろいな」

となり、

 

弓ヶ浜のサンドスキー場でもやってみたら、

形は悪いけど、

「おっさんが何かやっとる感じが笑えるやん」

となり、

 

あれ? アートになってしまった。

 

扇型もどんどん洗練されてきたぞ。

 

石段に溶け込むおっさん。

 

棚田に溶け込むおっさん。

 

趣向を変えて、アルバムジャケット風。

 

そしていよいよ完成形に向けてクライマックス。

 

雁首が並ぶ防波堤。

 

そしてとうとうリアルアートが完成。

 

じゃーん。

 

こんな怪獣いそうだな。

向こうには富士山の頭も見えています。

 

おっさんアート、以上。

 

で、夜は雲見温泉の「とみや」に宿泊。

メシの評価が異様に高いけど、ほんまかいな?

という記事を前回書きましたが、

さぁ、はたして。

 

どーん。

 

でーん。

 

だーん。

 

船盛り、鯛しゃぶ、金目鯛煮付け、カサゴのから揚げ、

イセエビ、カニ、サザエ、その他いろいろ…

 

結論として、この宿サイコー!!!

おっさん5人全員が「すげえすげえ」と

豊富な語彙で終始感嘆、

ひとりは伊豆に何度も来ているけど、

この宿の料理がダントツ一番、と太鼓判。

内容、質(味)、量、どれも文句のつけようがなく、

そのうえ1泊税込み9720円!

おまけに宿の女将さんとお姉さんもめちゃいい感じで、

いつから友達だっけ?という距離で接してくれます。

伊豆の先っちょ、と交通の便は悪いけど、

また来たい!と強く願わずにはいられない宿でした。

今も書きながら料理を思い出しては感動が…。

ヒラメうまかったなあ。

 

それではリクエストにお応えし、

アート以外の写真も。

雲見温泉にある烏帽子山。超おすすめ。

登るのに20分ぐらい。

ここには写っていないけど富士山も見えます。

アート写真の中の石段は

ここに向かう途中で撮ったもの。

 

上にも書いた伊東の「東海館」。

 

東海館の一室。このミスマッチぶりもアート。

 

青春真っ只中のおっさん。

伊豆半島の先っちょ、石廊崎の近くにて。

 

楽しすぎたせいか、仕事脳にいまだ切り替わりません…。

 

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『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
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