石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
クィーンの映画

話題になっているクィーンの伝記映画、

『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。

メンバーがそっくりすぎる!

フレディ以外は(笑)。

いや、フレディもがんばっているんだけど、

ブライアン・メイやロジャー・テイラーが似すぎていて、

(最初、CGか何か高度な技術で

本人の昔の映像を使っているのかと混乱したほど)

フレディがかすんでしまいます。

ちょっと調べたら、

最初はサシャ・バロン・コーエンがやる予定だったとか。

適役だと思うけど、解釈の違いで降ろされたそうな。

サシャ・バロン・コーエン↑

ヒゲつけたらそのままフレディですね。

 

フレディ↑

 

結果的にラミ・マレックという人がフレディをやっています。

彼もすごい好演していて、

動きとか雰囲気はフレディそのものなんだけど、

そもそも顔が違う(笑)。

差し歯をつけて似せてはいるんですけどね。

 

ほかに誰が適役かな、とちょっと考えたら、

トム・クルーズや!と思いました。

髭と差し歯つけたら、きっといけますよ。

もうちょっと若いときのトムなら↓

トムファンに怒られそう。

 

映画を観ていていくつか違和感があったんだけど、

そのひとつが、クィーンが結構すぐに売れたところ。

僕の認識では、最初は本国イギリスで酷評され、

アメリカでもパッとしなかったけど、日本で火が付き、

世界に人気が広がっていったというものでしたが、

映画では最初のアメリカツアーから

大成功といった感じに描かれています。

もしかして日本発というのが気に入らず、

そういう描き方をしたのかな、

とちょっとうがった目で見てしまったのですが、

帰宅後ウィキペディアで調べたら、

映画の描き方でさほど間違っていない模様。

どうやら僕のほうが日本のメディアに

踊らされていたのかもしれません。

(って、僕の勝手な思い込みか?)

 

ほかにも映画ならではの脚色が

気にならなかったといえば嘘になるし、

フレディの闇にもっと切り込んで

掘り下げたほうが深みが出た気はするけれど、

そういうのが些末に思えるほど、

ライブシーンは鳥肌もの。

シアワセ〜!って感じて、体中が震えました。

時間があればもう一度観にいきたいな。

映画を観るというよりライブを聴きにいく感覚で。

クィーンをよく知らない人にもおススメです。

(っていうか、知らない人のほうが楽しめるかも。

どこかで聞いたことある曲ばかりだと思うし)

大画面&いい音響で観ておいたほうがいいですよー。

 

 

| 映画 |
涙なしには語れない感動大作

僕は富裕層だから

映画が一律1100円になる毎月1日は

たいてい映画館に足を運ぶ。

 

で、昨日は厳選に厳選を重ね、

『スカイライン―奪還―』

という芸術作品を観にいった。

 

突然現れた巨大宇宙船が

掃除機のように地球人を吸い込んで、

ひとりひとりの脳みそをぶちゃっと取り出し、

半ロボット半生命体のようなものの頭部に挿入、

するとその半生命体が動き出して、

さらに地球人を襲う。

 

こうしてストーリを書くだけで再び感動が押し寄せ、

涙が止まらなくなってしまう。

 

これは7年前に上映された

『スカイライン―征服―』

という芸術映画の続編だ。

たまたまテレビのチャンネルをまわしていたときに、

男が白目をむいて、黒い血管を顔中に浮かべている、

というこの映画のワンシーンが流れ、

なんじゃこら?と見ていたら、

物語の終盤に主人公のカップルも宇宙船に吸い込まれ、

え? え?  この映画どう終わるの?

と混乱しているうちに、

主人公の男が脳みそをぶちゃっと吸い取られ、

キャー! キャー!

「THE END」

といきなり終わった。

僕はポカーンと30秒ぐらい呼吸停止したあと、

これは新しいスタイルだな、と妙に打たれたのだ。

その続編がまさか7年後に上映されるなんて。

 

いやあ、今作もアホだった。

前作以上にアホだった。

友だちには全然勧めないが、

アホ映画が好きな人はどうぞ。

 

 

 

 

| 映画 |
制作費の違い

今月初めに書いた記事をアップしようと思う。

これを書いた直後に北海道で地震があり、

気分的にそれどころじゃなくなったので、

アップするのを控えていた。

 

もっとも、災害に遭われた方たちの苦しみを思うと、

まだ「それどころじゃない」と思うが、

記事の内容的に、これ以上遅くなると

アップする意味がなくなる、というか、

ま、しなくてもいいんだけど、

でもせっかく書いたので(苦笑)。

(もっとも、すでに古臭い内容になっているけど)

 

以下、9月5日ごろに書いた記事です。

 

僕は年収2億ぐらいあるので、

映画は1,100円になるファーストデイに行く。

富裕層だから、この日にまとめて2本観たりする。

先日9月1日にチョイスした2本立ては

我ながらふるっていた。

朝の8時から『ミッションインポッシブル』。

(土曜日だったので他の回がいっぱいだった)

続いて12時から『カメラを止めるな!』。

かたやハリウッド超大作、

かたや制作費300万円の自主映画だ。

 

通ぶるつもりはないけど、

『カメラを止めるな!』はずっと前から見たくて、

どこでやっているか調べたときは連日満席だった。

まだ上映劇場が2館しかなかったころだ。

でもこれは広がるな、と思っていたら、

あれよあれよと話題になって、

いまでは全国200館以上で上映されているらしい。

 

そこまでは知っていたが、

いざ予約しようと映画館のサイトを開いたら、

イスごとうしろに引っくり返りそうになった。

TOHOシネマという新宿最大規模のシネコンの

スクリーン9で上映されていたのである。

このシネコンは最小75席から最大500席まで

12もの劇場があるのだが、

スクリーン9は500席、

つまり最大の劇場でかかっていたのだ。

自主映画がここで上映されるなんて初めてでは?

 

かたや制作費200億円の

『ミッションインポッシブル』は

バルト9というシネコンの客席100ちょいのスクリーン。

ほぼ同時期に上映が始まったことを考えると、

制作費300万円の自主映画が圧勝したことになる。

関係者は朝起きてから夜屁をこいて寝るまで

笑いが止まらないんじゃないだろうか。

 

映画はたしかにおもしろかったが、

あまりの人気っぷりに、ひねくれ根性が顔を出し、

「そこまでか?」とも思ってしまった。

でも逆にここまで話題になっていなかったら、

「傑作!」と絶賛していたと思う(笑)。

ネタバレ厳禁の映画なので、

何も調べずにいったほうがいいですよ。

 

あと、関係ないけど、

新宿バルト9と新宿TOHOシネマをハシゴして、

あらためて実感。

いつもお世話になっているTOHOさんには申し訳ないが、

バルト9のほうが圧倒的に音がいい。

同じ映画の予告編を続けて観たのだが、

違う映画か?と思うぐらい音で印象が変わった。

 

TOHOさん、音響替えません?

 

このポスターもいいよなあ。

 

| 映画 |
時代性

我が家から歩いて5分のところに

「ユジク阿佐ヶ谷」という映画館がある。

名画座のようなコンセプトで、

見過ごした名作をかなりの確率で

かけてくれるので助かっている。

会員になれば1000円で観られるし、

非会員でも木曜は1000円になる。

ほんといい町だよなあ(いつもの阿佐ヶ谷賛美)。

 

昨日は『君の名前で僕を呼んで』を観た。

17歳の知性あふれる少年が、

家に居候することになった大学院生の男性に惹かれ、

愛し合って別れる、というひと夏の経験を描く。

題材は同性愛だけど、

テーマはもっと普遍的。

信頼の上に生まれるひたむきな愛。

そして誰もが人生の一時期に経験する

適わない恋の、とてつもない胸の痛さ。

 

昨日は1000円の日で満席。

こういうボーイズラブは

女性に人気があるのか、

9割ぐらいが女性だった。

 

舞台は北イタリアの田舎。

時代は1980年代はじめ。

監督はなぜこの時代にしたのだろう、

と思った。

ノスタルジーを出したかったのか、

同性愛への理解がまだまだ低かった現代、

という時代をねらったのか。

 

ウィキペディアによると、

エイズが社会問題になる前を描くため、としている。

でもキャベツを千切りしながらふと思った。

あの映画全編に流れる

恋の切なさや人情の機微を表現するのに、

携帯やスマホやネットが邪魔だったからでは?

 

手軽に効率よく連絡がとれない時代だから、

すれ違いは多かったわけで、

でもその末にやっと会えたときの表情だったり、

相手の真意を探るための不器用なやりとりだったり。

 

もちろん、今でも恋には切なさがつきものだろうけど、

それを映画で最大限表そうと思ったら、

1980年代という選択は至妙だったのだ。

 

なんか柄にもないこと書いてんな。

 

| 映画 |
カメジローの映画

気になっていた映画のチラシが

新聞の折り込みに入っていた。

これ。

 

 

戦後、アメリカの沖縄統治に抵抗しつづけた瀬長亀次郎の

ドキュメンタリーフィルムだ。

成蹊大学で無料上映会をやるというので

無料に弱い僕はすぐに飛びついたのだが、いやよかった。

右も左も関係なく、日本人は全員見るべしと思った。

驚いたのは亀次郎氏が那覇市長になったときの

米軍の嫌がらせの数々。

なんと市の水道をとめたらしい。この近現代で水攻めである。

さらには銀行預金を凍結し、市政運営妨害、

といったえげつないことまでする。

それに対し市民は自ら納税に行き、財源確保に協力するのだ。

 

そのように占領する側の横暴と、それに抵抗する

亀次郎氏および沖縄県民の不屈の精神が描かれている。

この映画が映し出すのはアメリカと沖縄の戦後史だが、

しかしあぶり出しているのは

現在まで続くアメリカと日本の関係の縮図だ。

だから思想に関係なく、事実認識のために、

日本人全員が見るべし、と思うのである。

 

この映画が、無料で、折り込み広告まで入れて、

そして、米軍辺野古移転を力ずくで進める

安倍晋三氏の出身大学で上映される、というのがおもしろい。

300人が入るホールは大入りだった。

ただ白髪の方ばかりで、ざっと見た感じ、

僕より若い人は1人だったような…。なんとも情けない。

大学で無料でやっているんだから、学生ももっと来たらいいのに。

 

あちこちで上映会が開かれているみたいなので

機会があればぜひご覧あれ。

上映会スケジュール

 

『米軍が最も恐れた男、その名はカメジロー』公式サイト

 

 

| 映画 |
オッサンがうずうずする映画

このところある原稿に苦労していたのだが、

なんとか完成。編集者からのOKも頂いた。

ということで、ようやく訪れた達成感を胸に映画館へ。

『レディプレイヤーワン』

ゲームの世界が現実を覆った近未来、

ヴァーチャルの世界に隠された宝を求めて

人々や企業が戦いを繰り広げるという話。

僕はゲームをまったくしないので、

その世界にはまるで興味がなかったのだけど、

こいつが出る、

ということで見逃すわけにはいかなかったのだ。

 

 

以前、映画館の予告でちらっと一瞬だけ映って、

「え? 今のって…」

と思ったのだけど、まさか本当に出るとは。

 

ゲームの世界だから、登場人物たちは

いろんなキャラクターになって活躍するのだけど、

驚くぐらい日本産のキャラばかりだった。

日本向けの宣材という意味があるのかもしれないが、

80年代、オタク、ポップカルチャー、

といったこの映画の世界観を表すためには

日本産キャラは欠かせなかったのだろう。

しかし、まさかガンダムvsメカゴジラの対決が見られるなんて!

ありがとうスピルバーグ!

日本人の役者が「俺はガンダムで行く」と

そこだけ日本語で言ったときは会場もバカウケ。痺れたなぁ。

夢の世界に酔いしれた2時間でした。

これまた映画館でアトラクション的に楽しむ1本かと。

 

あと、これはあちこちに書かれているけど、

キューブリックの名作ホラー

『シャイニング』は事前視聴必須です。

めっちゃ盛り上がれますよ。

僕の頭の中ではいまだにあのサントラが流れ、

仕事に支障をきたしています(笑)。

 

もういっちょ。

カキーン。

 

 

 

| 映画 |
いま観るべき映画

『ペンタゴン・ペーパーズ』を鑑賞。

いや、これはめっちゃお勧めですよ。

 

 

ベトナム戦争に関する極秘文書を

ワシントンポスト紙が手に入れ、

さあ、それを載せようか、ってところで

社主のメリル・ストリープが躊躇します。

アメリカの世論をひっくり返すようなスクープは

機密漏洩の罪にもあたり、

また国家の安全保障に深刻な影響を与えるとして、

下手をすると会社存続の危機に陥り、

社員を路頭に迷わせることになるかもしれない。

それに政界にはたくさんの友人がいて、

彼らを窮地に追い込むことにもなる。

 

そのメリル・ストリープと対峙するのが、

編集主幹のトム・ハンクスで、

言論の自由と国民の知る権利を守らなくて

何がメディアだ、とまったくブレることがない。

さあ、メリル・ストリープはどんな決断を下すか。

(このときの彼女の演技がすごい!)

というのが大筋で、話はシンプルかつ地味だけど、

見事な演出とふたりの名優の演技によって、

最高にドラマチックでワクワクする映画になっています。

 

監督のスピルバーグは脚本を読んだとき、

いま撮るべき映画だと考え、

予定を前倒しして9ヵ月で撮りきったとか。

言わずもがな、自分に不都合なメディアを

「フェイクだ!」とぶった切る大統領が生まれる

昨今の情勢を危惧してのことでしょうが、

公文書が政権に都合のいい形に改竄されるという

異常事態が起こってしまう

日本のいまとも見事にリンクしていて、

震える思いで観ていました。

 

野党の力不足もあって、

前代未聞の文書改竄問題がなんかこのまま

収束しそうな気配があるけれど、

ま、そのあたりのことや、

最新の「報道の自由度ランキング」では

日本が72位といったことなどを念頭に

この映画を観ると熱くなれますよ。

スピルバーグが「いま撮るべき映画」と考えたように、

これはまさに「いま観るべき映画」かと。

 

| 映画 |
半魚人とオバサンの映画が、まさか、、、

一昨日『シェイプ・オブ・ウォーター』のことを

結構ボロクソ書いたあげく

これがアカデミー賞をとったら素っ裸で阿佐ヶ谷一周してやる、

とまで書こうと思ってやめたのだが、

その『シェイプ〜』がアカデミー賞をとった。

作品賞、監督賞と主要なやつを入れて全部で4部門。あはは。

 

監督のギレルモ・デル・トロは怪獣好き、日本好きということで

親近感があったし、過去作の『パシフィック・リム』は結構好きだが、

本作は僕には合わなかった。

でも一昨日のブログのネタバレ部分に書いた、

「なぜオバサンは半魚人に恋をしたか、その謎を解くカギ」

を踏まえて観ると、抵抗感や偏見がなくなって、

本作の深みに触れることができるのかもしれない。

よし、じゃあ、もう一度観にいってみよう。

とは、しかしならない(笑)。 結局は好みの問題だ。

(でも『シェイプ〜』をご覧になった方、

ぜひ一昨日アップしたこの記事を読んでみてください。

いろんな人のネタバレ感想を読んでみたけど、

その”カギ”に言及している人はほとんどいないんだよなあ)

 

アカデミー賞をとったし、絵がきれいだし、

なんかロマンチックそうだし、ってことで、

デートに選ぶ若いカップルもこれから増えていくのだろう。

そう思うとぷぷぷとちょっと笑えてくる。

これ、大人のエロ描写が結構すごくて、

本国アメリカではR18、つまり18歳未満は鑑賞できません(笑)。

日本ではR15だけど、あれ、16歳が見て理解できるのかな?

 

そうそう、今回の大穴といえば『ゲット・アウト』。

本作の脚本賞受賞には溜飲が下がった。

個人的には映画はやっぱり脚本だなあと。

去年のマイベスト、

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』も脚本賞だったし。

 

 

| 映画 |
なぜ半魚人と恋に落ちたのか?

年収が5千万ぐらいあるので、

映画は毎月1日のファーストデイにまとめて観る。

映画1本が1,100円になるから700円も浮く。

2本観れば1,400円も浮く。

で、先日観たのはこの2本。

 

 悒咼奪亜Ε轡奪』

◆悒轡Дぅ廖Εブ・ウォーター』

 

くしくも2本とも「異種間の恋」という

同じテーマを扱った作品だった。

それぞれどんな異種同士かというと、

,惑鮨予性とパキスタン系アメリカ人の男性。

△魯バサンと半魚人

 

…え?

 

もう一度言います。

 

△魯バサンと半魚人。

 

…異種すぎるだろ。

 

いや、でもおそらく半魚人といっても、

それなりに美しい容姿のはず。

でないと説得力が出ないもんな。

と思ったあなた、僕もそう思いました。

 

 

これがその半魚人。

 

 

 

ガチの半魚人やないか…。

 

どうやったら恋に落ちるんだ?

 

さらにお相手のオバサンが

 

 

うーん。

 

でもこの『シェイプ・オブ・ウォーター』が

今年のアカデミー賞最有力であり、

最多部門ノミネートらしい。

ということで僕の興味は一点に絞られた。

この無理のある恋物語に

どうやって説得力を持たせているのか?

 

で、感想。

鑑賞順にまずは,痢悒咼奪亜Ε轡奪』から。

いや、これ大好き。ものすごく好き。個人的に超お勧め。

パキスタン系アメリカ人のコメディアンが

白人女性と知り合って恋に落ちるのだが、

境遇や価値観の違いからふたりに様々な試練が訪れ…

というと、あるあるの話っぽいが、

これがなかなか一筋縄ではいかない。

えっ? えっ? と予想を覆しながら展開していく。

何より魅力的なのはこれが実話だということ。

 

 

こんなにいい映画なのに、公開規模が小さいのが本当に残念。

近くでやっていたらぜひ。

 

続いて『シェイプ・オブ・ウォーター』。

上に書いたとおり、

オバサンと半魚人の恋に

どうやって説得力を持たしているか、

その一点に僕の興味は集中していた。

物書きという仕事柄、そういう見方になるのかもしれない。

ちなみにオバサンは口がきけないという障害を持っている。

だからきっと、最初は気持ち悪がっていたけど、

何かをきっかけに”心の交流”が始まり、

徐々に惹かれていく、という流れになるのだろう。

そのプロセスをどんなふうに丹念に描いているのか?

 

以下、ネタバレです。

(真っ白な状態で観たい人は「戻る」をクリック)。

 

 

オバサンはわりと一瞬で半魚人に恋をします(笑)。

そしてすぐにセックスをします。

しかも己の性欲にひたすらまっしぐらに

他人に大迷惑な形でのセックスもします。

あげくにミュージカル調で半魚人と踊ります。

さらにいろんな人をトラブルに巻き込みます。

せーの、

 

「どうやって共感すりゃいいんじゃあああ!」

 

これは賛否両論だろうなあ。

この世界観にチャンネルが合えば、

世にも美しい物語に映るのかもしれないけれど、

合わなければ、開いた口が塞がらないかと。

僕は「恋に落ちるプロセスの描き方」を期待していたから、

序盤から口があんぐり状態だった。

なので深読みする気にもなれず、2時間ボケッと観ていたのだが、

同行の虎キチKは鋭い洞察をしてみせた。

(以下、ラストについて書くのでネタバレ度マックスです。

観る予定の人はマジで読まないほうがいいです)

 

ラストではオバサンも半魚人になって、

2人で愛の水中へと溶けていくのだが、

虎キチKの慧眼によると、

オバサンはもともと半魚人か

あるいは半魚人の遺伝子を持って

生まれた女性だったのではないか。

なぜならオバサンは

・川のそばに放置されていた捨て子だった。

・首に傷があってしゃべれない(傷は最後えらになる)。

・半魚人を見ても気持ち悪がるどころか惚れる。

・バスの窓の水滴を自在に扱える。

・半魚人と同じくゆで卵が好き。

(そして半魚人のその嗜好を最初から知っていた)

・大雨が降る日を予言した。

・バスタブに水を張ってオナニーをする。

 

答えを求めるタイプの映画ではないから、

各自それぞれの解釈をすればいいのだけれど、

オバサン=もとから半魚人という設定で観れば、

たしかにすべての辻褄が合うのだ。

導入部の水中で眠っているシーンもそのことを

暗示しているのかもしれない。

なるほどそういうことか~!

と感心すると同時に、

次のような思いが一気に押し寄せてきた。

 

「だからなんなんだ!?」

 

異なるものを排除する今の風潮に対するアンチテーゼ、

みたいな意義があるようだけど、うーん、

僕には合いませんでした。

アカデミー賞はこれと『スリービルボード』の一騎打ち、

という噂だけれど、僕は『スリービルボード』に一票。

あれは強烈おもしろかった。

さあ、結果は日本時間だと明日の5日朝。

なにげに『ゲットアウト』もめちゃ好きだけどな。

 

 

| 映画 |
グレイテスト・ショーマン感想

うーん、やっぱり山中選手、試合やるのか。

興行側が「やめましょう」とか絶対言わないんだろうな。

ネリ側にペナルティとして

興行代をすべて負担させればいいのに。

考えるたびにムカムカする。

 

ところで昨日は『グレイテスト・ショーマン』を観にいった。

ミュージカル映画なので、

新宿で音響が一番いいと思うバルト9へ。

 

 

感想。音楽は素晴らしかった。音楽は。以上。

あと空中ブランコのゼンデイヤという女優さんが

気絶しそうなぐらい魅力的だった。

 

 

あとバルト9にはこんなのがあって、

一瞬ビビった。

あれ、泣きだす子供がいるんじゃ…

 

パフォーマーかと思った。

 

 

サニーという映画の宣材みたい。

やりすぎだろ!

好きだけど。

 

 

 

| 映画 |
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