石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
ミャンマーツーリング情報1

先月、ミャンマーを半月あまりかけて走りました。

前にも書いたけど、この国の自転車旅行、めちゃお勧めです。

その理由として、

・人がスレておらず、とても優しい。気持ちいい旅ができる。

・景色抜群。単調な区間も多いけど、とんでもない絶景も。

・別世界感がすごい。田舎に行くと100年前の光景が。

・坂が少ない。走るルートにもよるけれど。

・気候がいい。乾季(10月下旬〜2月)は晴天率高し。

(僕が旅したのは1/14〜30ですが、雲が出たのは2日だけ。

残りの15日は雲一つない快晴でした)

・ビールがうまい。スタウトの生ビールが秀逸。

・治安がいい。日本の田舎を走る感覚。あくまで印象ですが。

・今なら日本人はビザ不要。

 ※2019年9月末までの予定ですが、継続されるという噂。

・物価が安い。タイと比べれば多少高いという話ですが。

・バガン遺跡はやっぱり見ごたえあり。

 

ただ、マイナス点も当然あって、

その筆頭が、原則、野宿及び民泊は厳禁というルール。

しかも長らく鎖国状態だったこの国は、

ホテル自体が少ないうえに、

ライセンスをとった宿にしか外国人は泊まれません。

だから自転車旅行の場合、

あらかじめどの町に泊れるホテルがあるか知っておかないと、

暗くなってから何十キロも走らされる、

なんてことも起こりうるわけです。

(僕が会ったオランダ人カップルのチャリダーは、

ライセンスを持っていない宿に何度もお願いしてみたけど、

結局泊まることは適わず、20厂瓩辰燭噺世辰討い拭

ただ、頼めばお寺に泊めてもらえるという話も。

真偽のほどは定かじゃありませんが)

 

で、どこにホテルがあるかを知るには、

グーグルマップが使えます。

走る場所を画面上に出し、

「guest house」と英語で検索すると、

実在する宿全部とはいかないけれど、ある程度出ます。

(「hotel」や「motel」で検索しても出るけど、

「guest house」が最もたくさん出る)

こんなふうに→グーグルマップ検索の一例

縮尺を大きくすれば、さらに宿が現れます。

 

そこの口コミを見れば、外国人が泊れるかどうか

ある程度は予想がつきます。

ただし、情報が古いこともあるし、

実際行ってみないとわからない部分が多々あります。

 

なので、参考までに、僕が泊まった町と、

利用したホテルの名前を書いておきます。

ルート的には

 

A) ヤンゴン→バガン(709辧

B) ヤンゴン→パアン(294辧

 

です。距離は実走距離です。

A、Bそれぞれ、目的地に着いたあと、

バスでヤンゴンに帰っています。

自転車はバスに積めます。

積載量を5,000K(約400円)ほど取られますが、

バガン→ヤンゴンの夜行バスは

畳んで輪行袋に収納する必要もなく、

そのまま積んでくれました。

ちなみに有名な「JJエキスプレス」のバスです。

バガンーヤンゴンで19米ドル。

3列シートで、日本のバスよりはるかに快適。

シートの背面にはテレビまであって飛行機並みです。

この写真はパアン→ヤンゴンのVIPバス。朝9時発。

 

人気があるので一週間前までには予約したほうがいい、

と地球の歩き方に書いていたので、一応そうしました。

満席ではなかったけど、たしかに混んでいました。

こちらから簡単に予約できます→JJエキスプレスHP

バガンから乗る場合は、通常は宿までピックアップが来るのですが、

自転車はそのピックアップにのせられない、と聞いたので、

ニャンウーから6劼曚瀕イ譴織丱好拭璽潺淵襪泙納走しました。

バスターミナルの場所はこちら→グーグルマップ

バスは最終の21時発にしたほうがいいです。

バガンの夕日を見て晩メシを食べて用意して、となると、

21時発でも結構バタバタ。

それにこの最終便でもヤンゴンに着くのは早朝の6時ごろ。

それより早い便だとまだ真っ暗なうちに着いてしまいます。

 

ツーリングの話に戻すと、

上記AとBのルート、どちらもおススメです。

ミャンマーといえばインレー湖も有名ですが、

両方行った人の話によるとパアンのほうが絶対いいとのこと。

ま、好みですけどね。でもパアンは確かにいいですよ。

時間がなければ、ピイかマグウェまでバスで行って、

バガンまで走り、そのあとヤンゴン→パアンもいいかも。

とにかく両方走ってほしい! 

 

前置きが長くなったけど、ここから宿情報です。

 

<宿情報>

宿泊代はチャット(K)で表示。

1万K=800円

地名は現地の発音を僕なりにカタカナにしました。

僕の耳にはこう聞こえたって意味です。

ジョン万次郎には「water」が「わら」だったのと同じです。

ホテル以外の情報も載せておきます。

距離は実走距離です。

寄り道した分も含んでいます

(カッコ内に表しています)

宿はヤンゴンとパアン以外は、飛び込みでOK。

旅行者自体が少ないので、満室で断られることは、

観光地とヤンゴン以外はまずなさそう。

安宿は汚いところもありますが、

最大の敵、南京虫は一匹もいませんでした。

南京虫を連れて帰らないための作戦として、

(自宅に持って帰ると繁殖して地獄を見ます)

大きなビニール袋を持っていき、

ベッドをチェックして南京虫の痕跡があれば、

荷物をくるもうと思っていましたが、

(ヤツらはビニールなどツルツルするものは上れない)

一度も使いませんでした。

 

■(A) ヤンゴン→バガン(ニャンウー)709 8日間

 

.筌鵐乾→オッカン(Okkan)94

「Okkan hotel」 2万K Wifiなし

町の中心部。国道沿い。入り口やロビーが超立派。

シャワートイレ共同の部屋でこの値段。水シャワー。

もっといい部屋もある。

 

▲献腑Ε戰鵐ー(Gyobingauk) 92km

「Eaiksitan Guest House」2万K、Wifiなし

町の中心部に入る手前、左手に現れる大きな病院の向かい。

英語の看板がないうえに、ホテルに見えないので、

自力で見つけるのはほぼ不可能。

病院が見えたら、人に聞きまくろう。水シャワー。

 

ピイ(Pyay) 95km

「Pangaba guesthouse」1万K Wifiあり

地球の歩き方に載っている。

グーグルの口コミでも高評価。

かなり古めかしい感じ。値段相応。水シャワー。

町中のメインの寺(シュエサンドーパヤー)と

郊外の遺跡(一応世界遺産)は見ごたえあり。

(ボウボウジーはやや遠いのでパスしたが、

通り道のパヤージーと、

往復8甸鵑蠧擦離僖筺璽沺爾詫眛訪問。

どちらも地味だけど、なんか好き)

 

ぅ▲Ε鵐哀薀鵝Aunglan) 83km(遺跡寄り道8甸泙燹

「Win Lite guesthouse」2万K Wifiあり

町の中心部、国道沿い、左手にある。1階はミニスーパー。

清潔でお湯も出る。他にも宿はあるが、ここがお勧め。

 

ゥ織鵐疋Εンジー (Tangdwingyi) 96km

「Aye Mya Sandar Motel」2.5万K Wifiあり

駅の近く。清潔。でも水シャワー。

町の中心部に、赤いピラミッド風の寺あり。

夕方登るべし! 複数の仏塔が光る様が見られる。

 

Ε泪哀ΕАMagway) 90km(遺跡寄り道6甸泙燹

「Kaung Sann Thant Motel」2.1万K Wifiあり

大きな町なので宿もたくさんあるが、ここはお勧め。

オーナーはめちゃいい感じで、英語も上手。

ぬるいが一応お湯も出る。

なお、タンドウィンジーから17卉賄世

ゲートばかり立派な遺跡が現れるが、

レンガぐらいしかない。

 

Д船腑奪廛鵐蹇 (Kyaukpadaung) 103km

(グーグルマップの英語表記だとこうだが、

チョップンローとしか聞こえなかったし、

こう言えば通じた)

「Parami hotel」2.5万K Wifiあり

宿の兄ちゃん、めちゃ親切。でもほぼ水シャワー。

この日は絶景サイクリング!

(マグウェ〜チョップンロー間) 

なので時間がない人は

ヤンゴンからマグウェまでバスで行って

マグウェから走ってもいいかもしれない。

でもタンドウィンジーの寺もいいから、

タンドウィンジーまで”バスワープ”もいいか。

そんなバスがあるのかどうか知らないけど。

 

┘縫礇鵐Α次Nyang Oo) 56km(寄り道5km含む)

Shwe Na Di Guesthouse」2.3万K Wifiあり

地球の歩き方にのっています。

バガン遺跡の観光拠点の村。

ここに2泊して、3日目の夜に出るバスでヤンゴンに帰りました。

初日は昼に着いたので、まるまる2日と半日、

パガン遺跡を自転車で探索したのですが、

これぐらいの日数はやはりいりますね。

 

■(B) ヤンゴン→パアン 294 3日間

 

.丱粥次Bago) 67km

「Emperor Motel」1.2万K Wifiあり

かなりオンボロ。水シャワー。

でもおばちゃんがとてもかわいい。

距離はヤンゴンのバスターミナルから。

夜行バスで早朝に着き、そのまま走り出した。

 

▲船礇ぅ函 (Kyaikto) 95km

「Happy Guesthouse」1万K Wifiあり

安いけど、部屋は清潔。朝食がおいしかった。

笑顔がとてもかわいい女の子の給仕もいます。

この宿の奥にも泊まれそうな宿あり。

看板を見る限り、その奥の宿のほうがコスパよさそう。

 

パアン (Hpa-an) 132km(チャウカラッパヤー寄り道10km含む)

Soe Brothers2 Guesthouse」2.8万K Wifiあり

ここはもう、この宿一択でしょう。

西洋人パッカーで混んでおり、満室の日も多いので、

ネットで予約しておいたほうがいいと思います。

(上のホテル名をクリックすれば予約サイトに飛びます)

僕は飛び込みで行ったから、高い部屋になりました。

ドミトリーなら1万K台であります。

とにかくこの宿主催のツアーに参加するべし!

コスパ最高、景色抜群です。

帰りのヤンゴンのバスも手配してくれます。

ヤンゴンまでVIPバスで9,500Kでした。安っ。

パアンを9:00に出て、ヤンゴンに15:45に着きました。

 

ちなみにヤンゴンで泊った宿は

Roly Hostel」です。

空港から徒歩5分で、ドミトリーなら約1万K、

と使い勝手はいいのですが、蚊が多いのと、

まわりは食堂が1軒と屋台がちょっとあるだけなので、

ほんと寝るだけの利用という感じになります。

(ドミトリーの6つのベッドのうち2つは蚊帳なし。

ベッドは早い者勝ちだけど、

蚊帳なしベッドになったら最悪だと思う。

蚊取り線香はほとんどきかなかった)

 

ただ、この宿のいいところは、敷地が広いので、

自転車を入れる段ボール箱を預かってくれること。

ベトナムエアで行ったんですが、

この航空会社は自転車を預ける際、

段ボール箱に入れることを義務付けています。

で、僕はあれこれ調べて、こういう手を使いました。

(画像をクリックすれば拡大します)

 

自転車店で専用の段ボール箱をもらい、

ダイソーの200円のキャスターをガムテープで装着。

こうすればコロコロ転がして移動できます。

自宅〜駅まで往復1.6劼琉榮阿鵬辰─

各空港で散々手荒に扱われたけど、

最後までキャスターは持ちました。

 

ヤンゴンの「Roly Hostel」には事前に

箱を預かってもらえないかとメールしたら、

快く了解してくれました。

空港から宿までは前述のとおり徒歩5分ですが、

夜着く便だったのでタクシーを使いました。

大きめのタクシーなら、

この自転車入りの箱をのせることも可能です。

(なので空港の近くの宿にする必要もないんだけど)

 

ちなみにベトナムエアは、この段ボール箱梱包が

面倒ではあるのですが、自転車には安全だし、

寸法に制限がなく、40圓泙婆砧舛覆里如

現地で段ボール箱を預かってもらえる宿が確保できたら、

かなり使い勝手のいい航空会社かもしれません。

帰りはこの段ボール箱の中にお土産をたくさん入れられるし。

(自転車旅行って、ただでさえ荷物が多いから、

お土産スペースってあんまりないんですよねぇ)

 

なお、寸法に制限はない、という話でしたが、

もちろん常識の範囲で。

加えて旅行代理店(JTB)から

「一応、事前に寸法は教えてください。

航空会社に連絡しなければならないので」

と言われました。積載の問題でしょう。

ベトナムエアに電話で確認しても同じ指示を受けました。

なので数日前に梱包して3辺を測り、

JTBに電話して伝えておきました。

これをせずに当日でかい箱を持っていったら、

その日の積載量次第では、断られることもあるかもです。

(まあないとは思うけど…)

逆に言えば、指示通り通達しておけば、

荷物受託拒否、という最悪のシナリオは

まず間違いなく回避できそうです。

 

続いて、お金の情報を。

と思ったけど、長くなったので、明日にします…。

疲れた。

 

 

| ミャンマー情報 |
★dancyuウェブに連載中
食の雑誌「dancyu」のウェブサイトに「麺店ポタリング紀行」というアホな記事を書いています。→https://dancyu.jp/series/pottering/
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
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