石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
GWは何やった?

とうとう今日で史上最長のGWが終わりますねえ。

フリーランスなので暦は関係ないはずなのに、

なんとなく寂しい気分になるから変なものです。

でもまあ贔屓の野球チームが連勝しているので

毎日上機嫌。昨日のドメさん最高。

 

ところで、今朝テレビでニュースを見ていたら、

ちょっと笑ってしまいました。

田舎に帰省していた家族へのインタビューです。

やたらとテンションの高い

小学校低学年ぐらいの子供が

満面の笑みでこう答えていました。

「GWはどうだった?」

「おもしろかったー!」

「何をやったの?」

「ただ走り回っていただけです!」

 

話し方は子供なんだけど、

この台詞って実は大人っぽいんだよなあ。

| 社会 |
驚愕の改元

テレビから聞こえる「平成最後」の連呼にうんざりしつつ、

晩メシを食べながらテレビで阪神ー広島戦を観戦。

正直、平成最後とかこちらはどうでもよくて、

ゲームの内容と結果にしか興味はない。

で、カープとの初戦に見事勝利したので、

上機嫌でテレビを消し、仕事に戻った。

ちなみに平成最後の晩餐は

3日前に作った回鍋肉の残りと

2日前に作った天ぷらとブリのアラ煮の残り、

それとサラダと豆ごはんだった。

 

ちなみに平成ラストナイトイブ(?)の29日は、

旅の友達である変態高校教師と品川で飲んだのだが、

安そうな汚い居酒屋に適当に入って、

出し巻450円という値段を意外に思いながら

それを頼んで、

運ばれてきた皿を見てのけぞる、という

これまた通常運転の夜を過ごした。

450円の出し巻。盛り付けもお見事。

 

そんなわけで、平成だろうが令和だろうが、

とくに僕には関係なく、

自分の時間をいつもどおり歩いている。

あ、一応言っておくと、

天皇制にモノ申すといった類の話ではなく、

(今の天皇制にはなんの反感もない。

日本の歴史は誇らしいと思っている)

ただ、2019年の4月30日も5月1日も

僕にはまったく同じ1日だということ。

 

で、夜中、歯磨きしながらテレビをつけたら、

令和まであと〇〇分、

というカウントダウンが行われていて、

ウソやろ⁉と声をあげてしまった。

そんなことするものなの?

 

でもチャンネルを変えると、

どの局でもカウントダウンをやっているし、

いやもっとたまげたことには、

このタイミングで結婚式をあげているカップルがいたり、

令和開始と同時に婚姻届けを出そうと

区役所に待機するカップルが大勢いたり、

雨なのに渋谷スクランブル交差点は

人であふれていたり、

そしてそれらの様子を各局が中継していたりで、

歯ブラシを持つ手も止まって心底驚き、

鳩が豆鉄砲を食った顔で固まってしまった。

最近ではAAAとかいう人たちのリーダーの

謝罪会見が僕にとってはツボだったが、

それを越えてきたな、と思った。

 

で、とうとう声を上げて笑ってしまったのが、

カウントダウンがゼロになって、

令和になった瞬間の皇居前の中継。

花火が上がるわけでもなく、

集まった人たちもどうしていいのかわからず、

全員がキョロキョロ、

仕方なく何人かが両腕を上げて「万歳!」を始めたけど、

そのやり方でいいのか?と誰もが思ったみたいで、

追随する人はごくわずか。

終始「え? あれ?」と戸惑う空気に満ちていた。

そりゃそうだよなあ。

改元を祝うなんて、近代では初めてだから、

誰もやり方を知らないわけで。

てか、そもそも祝うことなの?

 

いや、おもしろい見世物でした。

でも、ほんとわからない。

僕の感じ方が変わっているのかな?

ウーン…。

 

| 社会 |
池袋の事故

無責任な爺さんの運転によって

引き起こされた池袋の事故。

ご遺族の昨日の会見は

辛すぎて見ていられなかった。

75歳以上の方の

運転免許証返納率は約5%らしい。

 

僕の郷里は相当な田舎で、

自分の両親の生活から

車をなくすというのは

現実問題かなり厳しいのだが、

それを脇において考えると、

自転車ががんばる時代では、と思う。

 

車の代わりに自転車に乗れば、

高齢者にとっては

弱った足腰が鍛えられて、

健康維持につながるだろうし、

二輪の運転は緊張を強いられるので

認知症予防にもいいはず。

体の張りは精神の張りを生む。

電動アシスト付きの自転車なら

さらに行動範囲が広まる。

 

自転車の効能を謳い、

車からの乗り換えを積極的に推し進める。

国や業界が盛り上げ、ムーブメントをつくる。

乗り換えには補助金も出す。

自転車で健康増進が叶えば、

結果的に社会保障費も安くついて

自転車促進費などすぐにペイできるのではないか。

……なんて発想は、

今の日本の政治からは生まれにくいだろうなあ。

谷垣さん、出番ですよー。

 

| 社会 |
紙一重

スリランカで200人以上が死亡するテロがあった。

その中には邦人ひとりが含まれているらしい。

『インドなんて二度と行くかボケ!』等の著作で

知られる友人のさくら剛

いまちょうどスリランカにいるはずだ、と思い、

大丈夫? とメールすると、

事故前日にシンガポールに飛んだとのこと。

ただ、体調を崩していたので、

フライトを1日のばし、

いいホテルに移って療養するか、

それとも予定通り飛ぶかで悩み、

結局飛んだそうだが、

まさに移るかどうかで悩んだそのホテルで

爆発があったらしい。

いやはや、なんという紙一重。

無事でよかった。

 

それにしてもスリランカは

平和なイメージがあったのに、

こんなことが起こるなんて。

うーん、どこの連中なんだろう。

 

| 社会 |
解せない

昨日、台湾東部の花蓮県で地震がありました。

今のところ亡くなった方の情報はありませんが、

太魯閣峡谷で起こった落石に観光客が巻き込まれ、

ひとりが重体だそうです。

この花蓮県も、太魯閣峡谷も、

まさにほんの2週間前まで僕が取材していた地域で、

昨日はその原稿を書いているところでした。

急遽、欄外に地震被害に対する一文を入れましたが、

このブログでも。

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今後、余震が続くと思いますが、

くれぐれもお気をつけてください。

しかし、あんないいところで地震が多発するなんて。

わが国もそうですが、

なんとも解せない気分になります。

 

 

 

| 社会 |
希望の光であってほしい

今年のゴールデンウィークは休みが長いらしい。

それに合わせて出版業界もスケジュールを立てるので、

僕らフリーの物書きに思いっきりしわ寄せがくる。

ここ数日、発狂寸前で書いていたけど、

やっと大きな山をひとつ越えた。ふぅ。

 

ところで、こうしてバタバタしているあいだにも

気になって仕方がない選挙があった。

イスラエル国会の総選挙だ。

首相のネタニヤフは強硬派でトランプの朋友、

つまりクソ野郎氏だ。

トランプのように笑いの要素もないからもっとタチが悪い。

こいつを長期政権から引きずりおろさない限り、

中東情勢は悪化の一途をたどるばかりだ。

 

そこへ、キラ星のごとくスターが現れた。

元軍のトップ、ガンツ氏である。

パレスチナとの対話路線を打ち出し、

「軍を率いて戦場を経験してわかったことがある。

戦いからは何も生まれない。平和は訪れない」

たしかそんなことを言っていた。

僕は耳を疑った。

イスラエル人の、しかも軍のトップだった人物から、

選挙向けの台詞かもしれないけれど、

よもやそんな言葉が出るなんて。

 

しかも彼の対話路線に賛同するイスラエル人は急増しており、

ネタニヤフ率いる右派を凌駕する勢いだというのだ。

これまで会ってきたイスラエル人や、

昨今のイスラエルの情勢を見ていて、

僕自身、彼らに対して近視眼的になっていたかもしれない。

自分たちと敵対するパレスチナ人はブッ叩け、

という連中ばかりだとついイメージしてしまっていた。

 

理性より感情的な面が増幅される昨今、

各地で右派やタカ派の台頭が目覚ましいけれど、

それとは反対の協調路線が、火種国家で芽生えているのだ。

ガンツ氏、がんばれ。

彼がネタニヤフを上回るようであれば、

それは人類にとっての福音にもなるかもしれない。

そんなふうにさえ思っていたのだけど、

9日に選挙が行われ、ガンツ氏負けました…。うーん。

でもだいぶ拮抗したみたいなので、

ゆくゆくは変化していくことを期待しつつ。

 

| 社会 |
新元号発表、誰がやるの?

4月1日、新元号が発表される。

その日は海外取材中なので、

また発表の瞬間を見逃すことになった。

前回は自転車日本一周などをやっている最中て、

しかも石垣島か西表島で

完全に浮世から離れた

ヒッピー生活を送っていたので、

平成という元号を知ったのも

何日かあとになってからだった。

 

ところであの平成を発表した

小渕さんは当時官房長官だったんですね。

てっきり首相時代に発表したのかと思っていました。

となると、今回は菅さんがやることになりそうだけど、

でも実は誰がやるという決まりはないみたいなので、

もしかしたら現首相氏がやるんじゃないですかね?

この国は私が引っ張っていく、

みたいなイメージをさらに強固にして、

首相4期目を狙い、憲法改正を果たすべく。

かんぐりすぎ?

 

でも、この記事は大勢の人が

読んでおいたほうがいいと思う。

アベノミクスとは結局なんだったのか?

 

 

 

| 社会 |
頼むよ、アメリカ人

アメリカの中間選挙は下院で民主党が勝利し、

とりあえずホッとした。

この結果が日本にどう影響するかについては

いろんな見方があるようだけど、

日本への影響いかんにかかわらず、

トランプに多少なりとも歯止めがかかることは

たいへん喜ばしい。

 

それにしても、

トランプが大統領に決まったあの日から

もう2年か、と愕然とする。

ショックが過ぎて記憶が鮮明だからか、

あの日がつい最近のことに思えてならない。

渋谷の街を歩きながら

世界が仮想現実のように見えたっけ。

 

最近、藤原正彦氏が

トランプを下品で傲慢で無教養としながらも

万が一、中国経済をつぶして

共産党政権を倒し、民主化を実現させたら、

世界史に輝く人物になるかもしれない、

と某誌に書いていた。

うーん、おもしろいけど、

極論じゃないかなあ。

そうはならないと思うし、

仮にそうなって、

現在の貿易戦争が結果的に是になったとしても

パリ協定からの離脱と

エルサレムへの米大使館移転だけは

どう考えても非だろう。

人類にとって退行でしかない。

 

あと2年。

次の大統領選こそ真の審判。

ほんと頼むよ、アメリカ人。

 

| 社会 |
安田純平さんのこと

乳頭温泉の予約困難宿に泊まってきます、

実際どうだったかレポートします、

と前回書いてから、旅行を終え、

バタバタしているうちに日が流れ、

阪神がドラフト一位指名で2連敗し、

人質になっていた安田純平さんが解放された。

乳頭温泉の話はまた書くとして、

安田さんのことをちょっとだけ。

 

助かってよかった。

でも関連ニュースのコメント欄を見ると批判の嵐だ。

自分の信じる”正論”をぶちまけたい人や、

天誅を加えたい人がほんと多いのね、

と感心してしまう。

その批判に反論するのも面倒なのでしないけど、

こういった形の憎悪が大量に可視化されていることに

あらためてうすら寒いものを覚えてしまった。

 

安田さんとは何度か飲みの席で一緒になり、

いろいろ話をしたが、

とても穏やかで感じのいい、爽やかな人だった。

正直いって好人物の印象しかない。

もっとも何度か会っただけの印象なので、

彼の表層部分しか見えていないと思う。

ただコメント欄に

「どうも怪しい」

「どこか胡散臭い」

といった書き込みが散見されたので、

その表層の印象だけでも書いておきたくなった。

彼に会って彼に悪い印象を抱く人は

ほとんどいないんじゃないかと思う。

 

また3年以上も人質だったわりに

顔色がよく健康的に見える、

などという書き込みもいくつか目にしたが、

奥さんのコメントにもあったとおり、

以前の安田さんと比べると、

げっそりと頬がこけてやつれている。

 

それと、

「どうせ本にして金儲けするんだろ、

けしからん」

という論調もあるようだけど、

何が問題なんだ?と思う。

フリーランスも人間で

食べていくためにはお金を稼がなければいけない。

安田さんから積極的に働きかけなくても、

おそらく出版社からオファーがあるはずで、

そのオファーを断る必要なんかまったくない。

安田さんが本来伝えたかったこととは

違う内容になるだろうが、

3年以上にも及ぶ人質体験の記録を通して、

シリア問題にも多少は言及できるだろう。

それに触れてシリア問題、

ひいては国際問題を身近に感じる人が

ひとりでも増えれば結構じゃないか。

 

以上、書き殴りの雑感でした。

 

 

| 社会 |
五島行きの船会社がつぶれた…

先月取材した五島列島の原稿を

いまちょうど書いているところなのだが、

耳を疑うようなニュースが入ってきた。

長崎や佐世保と五島を結ぶ船会社が倒産したらしい。

えっ、じゃあ博多発の船でしか五島には行けなくなるの?

長崎の人や島民の人たちはどうなるの⁉

と心配になったのだが、よくよくニュースを読んでみると、

五島産業というひとつの船会社がつぶれただけらしい。

長崎や博多と五島を結ぶ航路は、

調べていると頭が混乱するぐらいたくさんあって、

船会社も複数ある。

だから今回の五島産業の倒産でたちまち

長崎から五島に行けなくなるというわけではなさそうだ。

ということで、五島方面への旅を予定していた方、

旅の行先を変更する必要はありませんよ。

 

しかし五島産業の船を定期的に利用していた

地元の人にとっては大きな痛手にちがいない。

離島航路は運営が難しいだろうが、

なんとか救済できないものか。

それにしても今年7月に世界遺産に登録されたというのに、

その3ヵ月後に倒産だなんて。。。

 

先月五島に行ったとき、

じつは現地の旅行客の人出を見ながら、

世界遺産登録の影響はまだそこまでないな、

とイチ旅人としてホッとしていたのだ。

今回の世界遺産は長崎市や平戸や天草など

広範囲に及んでいるため、

五島にまではまだそれほど

客足ものびていないのかもしれない。

もしかしたら今回の船会社の倒産も

そのあたりの見込み違いがあったのかな、

とちょっと思ったが、

いまはバタバタしているので

裏は何もとっていません。

 

 

 

| 社会 |
★dancyuウェブに連載中
食の雑誌「dancyu」のウェブサイトに「麺店ポタリング紀行」というアホな記事を書いています。→https://dancyu.jp/series/pottering/
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
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