石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
マコガレイと岩田

僕の故郷、南紀白浜ではカレイは釣れない。

砂浜から投げ釣りをすると

釣れるのはキスかメゴチばかり。

子供時代、あれだけ釣りをして

カレイは1枚も釣れなかったのだから、

白浜周辺の海にはいないのだと思う。たぶん。

 

手に入らないレア中のレアな魚だっただけに

ものすごくうまいのだろうと勝手に思っていた。

で、大人になって食べたらそうでもなかった。

 

印象が変わったのは自転車で日本一周をしたとき。

大分で「城下ガレイ」を食べた。

名前のとおり城の下で釣れるカレイだ。

そのあたりは海底から湧き水が出ていて、

塩分濃度が低く、良質の身になるらしい。

澄みきって旨味たっぷり。

フグに似ているが、フグ以上だと思った。

 

城下ガレイは魚の種類でいえばマコガレイだ。

マコガレイは東京でもたまにスーパーに並ぶ。

一度サクを買って刺身にして食べたが、

普通のカレイとは全然違った。

城下じゃなくても、マコガレイはうまいのだ。

 

そのマコガレイが、一昨日スーパーに行ったら、

1パックだけ見切り品になっていた。

2切れ入って、なんと220円。アジかよ。

賞味期限は当日中。

多少、身の色も変わってきている。

その日はすでにオカズはあった。

でもこんな値段でマコガレイが買えるなんて!

ということで買い物かごにいれた。

で、帰ってサッと煮つけをつくって

冷蔵庫で保存し、翌日のオカズにしたのだ。

 

刺身なら味の微妙な違いもわかるが、

味の濃い煮つけである。

しかも身の色が変わってきている

おそらく3日前にさばかれたカレイだ。

しかも作って1日おいた料理。

マコガレイといえど、カレイはカレイ。

そんなに違いが出るだろうか、と思いつつ

食べてみると、

「ぜんぜんちゃうー!!!」

うめえうめえ。なんなの、マコガレイって。

これだけの悪条件をものともしない

繊細かつ力強い旨味!

 

不思議ですよねえ。

見た目、素人なら普通のカレイと

見分けがつかないぐらいなのに

味は高級魚と大衆魚の差があるんだから。

 

まとめとして昨日は、

藤浪、岩田、ついでに歳内です。

藤浪の160キロ連発に、

岩田の400日以上ぶりの勝利、

その同日に阪神を戦力外になった歳内投手の

ヤクルトでの無失点初勝利。

ドラマが詰まっていました。

 

なかでも岩田。

持病のためにインスリン注射を毎日4回打ちながら

投げている36歳の投手です。

彼を見ていると、誤解しそうになるけど、

やっぱり大変な病気なんですね。

今日も泣けてくる記事を紹介→こちら

短い記事なのでよかったら。

 

 

| グルメ |
諦めない冷奴

最近ハマっているおつまみを。

超簡単。10秒でできる。

やったことない方は一度お試しあれ。

レシピなんてたいそうなものはない。

この写真のとおり。

豆腐にキムチとシラスをのせ、ごま油をかける。以上。

調味料もいらない。

 

想像のはるかに上をいくうまさです。

キムチは常温で1日おいて、発酵を進めるとなおよし。

ちなみにセブンイレブンの3連の木綿豆腐がうまい。

国産大豆100%使用。

 

 

西友のPBにも同じく

国産大豆の3連豆腐があるけど、全然違う。

 

さ、今日はこのシラスキムチ冷奴をつまみながら、

現役投手最高峰のふたりの投げ合いを見ようではないか。

高橋遥人と菅野の投げ合い。

これは見ごたえありますよー。

なんといっても頂上決戦!

……といっても巨人とのゲーム差は9.5だけど。

でもまだ俺は諦めていない!

| グルメ |
疲労回復メニュー

夏バテ解消シリーズその2。

一昨日の鰻丼に続いて、

昨日はトンテキをつくって食べた。

母が三重県の人なので、

僕は子供のころからよく食べていたが、

知らない人もいるようなので一応注釈。

豚のステーキのことです。

 

とんかつ用の肩ロースに

塩胡椒&小麦粉を振って、

油を引いたフライパンで両面を焼き、

あわせダレをぶち込んでちょっと煮詰めるだけ。

フライパンひとつでできて超簡単。

 

付け合わせは、昨日はオクラ。

豚肉と一緒に炒めればいいだけだから

これも猿レベルクッキング。

(肉が焼きあがる直前に入れるべし)

で、はっきりいって、

これをまずいという人は人類にはいないと思う。

初めて食べる人はびっくりするはず。うまいよ。

 

<あわせダレ>
醤油、みりん、ケチャップ、中濃ソース、各大さじ1、

& すりおろしニンニク。超簡単。

 

※トンテキ2枚の分量です。

 

豚肉は疲労回復に効果のあるビタミンB1の

含有率が肉のなかで突出しているらしい。

ニンニクは言わずもがな。

オクラも夏バテにいいそうだ。

 

実際、効果てきめんだった。

昨晩は3時に寝て、今朝は6時に起きたけど、

(老人だからではない)

眠気も一切なく、元気に集中して仕事できています。

ま、一番の元気の源は、

阪神の快勝、ガルシアの初勝利、近本の完全復活、

木浪大好き、サンズ最高、といったあたりかもだけど。

だから今日も勝ってね。

| グルメ |
波乱万丈の水牛モッツァレラ

本日発売の食の雑誌『dancyu』の

巻頭特集「ニッポン美味紀行」を書いています。

今月は「水牛のモッツァレラ」。

本物のモッツアレラをつくるために

イタリアに渡って水牛の飼育から学び、

帰国後、牧場を購入して水牛を輸入&飼育、

というところから始めた

ドヘンタ、いや、炎のチーズ職人の話です。

文字通り波乱万丈な人生を歩まれています。

想像を絶する苦労と絶望、その末に

出来上がった水牛のモッツァレラは、

ちょっと信じがたいうまさでした。

 

よかったら読んでみてください。

とにかく彼の人生が強烈です。

NHKの『逆転人生』にそのうち出るんじゃないかな。

 

| グルメ |
水牛ミルクのモッツァレラ

モッツァレラチーズの本場、

イタリアのカンパニア州では

水牛のミルクでモッツァレラをつくる。

日本のピザ屋でもたまに

「追加料金で水牛モッツァ」

みたいなオプションを見かけるけど、

ぶっちゃけ、加熱すると

牛乳モッツでも水牛モッでも

(どんどん省略する術)

そこまで劇的には変わらない気がする。

 

ただ、フレッシュで食べると、これが全然違うのだ。

カンパニア州では街道沿いで売られていたので、

自転車で走りながら買い食いしていた。

 

その水牛モッツァを日本でつくっている人がいる。

彼を取材し、久々に水牛モッツァを食べたが、

あまりにのうまさに昏倒しそうになった。

 

チーズ工房のほか、都内のお店も取材した。

モッツァレラというと、

トマトと合わせるカプレーゼの印象が強いが、

いろんな食べ方があるものだ。

その店で食べた料理がまた昏倒ものだったので、

取材後の帰り道、まったく同じ食材を買って、

家でつくって食べたら、やっぱり最高だった。

 

 

水牛モッツァレラに合わせるのは桃。

オリーブオイルを垂らし、

塩をのせ、黒コショウを挽いて完成。

 

カプレーゼが色褪せてしまう…。

 

あまりにもうまかったので、

翌日、普通のモッツァレラ、特売268円を

スーパーで買ってきて試したら、

これも十分感涙ものだった。

いま桃が出回っているので、よかったらお試しあれ。

 

ちなみにこちらが国産の水牛モッツァレラ。

100gで1400円とちょっとひるむようなお値段ですが、

それだけの価値は十分あるな〜と納得の味です。

 

 

ところで、プロ野球ってやっぱりおもしろいですねえ。

バース降臨! 最下位脱出! 大山が好き! 

西、何してるねん(笑)。 

 

| グルメ |
幸せになれる味

意味の分からない食材はいろいろあるが、

僕にとってのそのひとつはこれだ。

 

 

モロッコインゲン。平さやインゲンともいう。

別に嫌いではないし、まずいとまでは思わないけれど、

自分から進んで買うことはない。


退職後、有機野菜づくりにハマっている父から

先日、ほかの野菜にまじってたくさん送られてきた。
いろんな料理法を試し、ありがたく頂いている。

でも父には申し訳ないが、

モロッコインゲンの魅力が僕にはやはりわからなかった。


それが昨日、コペルニクス的転回にいたったのだ。
きっかけはタラだった。
どういうわけかいま、阿佐ヶ谷のスーパーではタラがめっぽう安い。

(全国的にそうなんでしょうか?)

北海道や岩手のタラの切り身が100g128円とかで売っている。

これをフライにしてタルタルソースもつくって大量にかけて食べれば

幸せになれるんじゃないかと思ったのでやってみた。

ついでにモロッコインゲンもフライにしてみた。


いやはやたまげた。
タラのいわゆる「白身魚フライ」手作りタルタルソースがけは

やはり幸せ感爆発な味だったが、

あるいはそれ以上にモロッコインゲンフライがうまかったのだ。
こんなに甘みのある食材だったのかと思った。

これなら自分から進んで買うし、

なんならこれからはタラがなくても、

モロッコインゲンだけ買って

フライにして食べてもいいと思うほどだった。


まだ試したことがないという人、

騙されたと思ってフライにして食べてみて。
そしてとうとうプロ野球が本当の開幕を迎えた。

ボーアのスイングがバースと重なって見える。

 

| グルメ |
人体実験

冷凍庫を整理していたら、
怪しいタッパーが出てきた。
容器から透けて見えるのは、
茶色の液体に白い固形物。
とりあえず解凍してみると、
鶏もも肉と思しき骨が出てきて、
あ、と思い出した。
クリスマスに作ったチキンの赤ワイン煮込みだ。
大丈夫だろうか。
クリスマスといっても
去年のではなく、一昨年のだ。

検索してみると、
冷凍した調理食材は
1ヵ月を目安に食べきりましょうとある。
もっとも、これは文責逃れの建前に違いない。
じゃあ真実探求のために実験しよう、
と食べてみたら、
冷凍焼けの臭さもなく、
普通においしかったし、
その後の体調変化もなかった。

この記事の文責は放棄しております。
すべて自己責任でどうぞ(笑)。

 


ホラーっぽいな。

 

| グルメ |
インスタントラーメンを飛躍的にうまくする方法

「ラ王」の柚子塩ラーメンを食べたら、

僕の好みの味ではなかった、という話を先日書いた。

なのにこのとき5袋入りを買ってしまったのだ。

ずっと食べずに放置し、賞味期限切れ、

そんな予感をかすかに覚えた矢先、

テレビの何かの番組で、

インスタントラーメンに何かをちょっと足すことで、

ぐんとうまくなる、というのをやっていた。

醤油ラーメンにはラッキョウのみじん切り、

味噌ラーメンにはインスタントコーヒー、

そして塩ラーメンにはレモン汁がいいらしい。

 

残念ながら、我が家でもてあましている

塩ラーメンのちょい足しアイテムが

一番おもしろくない。

それにラ王は「柚子塩」なので同じ柑橘系で

ケンカしあうんじゃないだろうか。

ということで、その番組を機に

ラーメンを開封しようとは思わなかった。

 

この日はゆで鶏をつくり、

ゆで汁が大量にあまったので、

スープをつくって晩飯の吸い物にしたのだが、

ゆで汁はまだ残っていた。

冷蔵庫は満杯だし、しゃあない捨てるか、

と思ったのだが、そのとき啓示が降りてきた。

 

ということで翌日、この鶏のゆで汁で

柚子塩ラーメンをつくってみたら、ビンゴ。

麺はお店のラーメンに近い「ラ王」だけに

まさに店の味っぽくなった。

さらにゆで鶏のスライスをチャーシュー代わりに

のせたらもう完璧。やにこうウマかった。

(やにこう=「非常に」の紀南弁)

誰もが考えそうな裏ワザだけれど、

未体験のかた、お試しあれ。

 

そうそう、ついでにレモン汁も入れてみた。

うん。意味はわかる(笑)。

 

| グルメ |
食の雑誌が造ったお酒

食の雑誌「dancyu」のウェブチームが造った

オリジナルの日本酒「d酒」を入手。

(ラップみたいだ)

文筆家、ジャーナリスト、編集者、

そして蔵人たち、各方面の日本酒のプロが集結して、

最高に旨い日本酒を目指し、

丹精を込めて造ったお酒だそうで。

しかも醸造2回目の今回は手間のかかる「山廃」。

 

飲んでみたけど、いや、身びいきなしで旨いよこれは。

山廃ならではの豊かなコクと旨味、

それでいて爽やかな飲み口。

刺身をつまみながらさんざん飲んだ後、

いつものサラダ&安ワインに戻ったら、

安ワインは水みたいでした。味が薄くて(笑)

 

いま販売サイトを見たら、僅かですが、

まだ数本残っていますよー。→こちら

| グルメ |
サッポロ一番の塩は名作か?

キャンプの朝は「サッポロ一番」の

塩ラーメンにレタスたっぷり、

これに限る、他は認めない、

という男がいる。Mという。

Mとキャンプに行くと毎朝それを食べている。

僕自身はサッポロ塩+レタスに対して、

「これに限る」とまでは思わないけれど、

こういう個人の美学(?)は好きだ。

そのMもサッポロ、いや札幌に転勤し、

キャンプも縁遠くなった。

このコロナ禍のせいでもあるが。

 

先日、ふと塩ラーメン+レタスが食べたくなり、

スーパーに行くと、違う商品が目に入った。

 

「ラ王」の塩ラーメンだともっとうまいんじゃないだろうか?

なにせ高級袋インスタントラーメンだ。

ということでそれを買い、レタス、ネギ、鶏胸肉を入れて完成。

 

 

おお、ストレート麺のラ王だけに

見た目はお店レベル。

俄然、期待値が上がる。

 

で、食べてみると…。

 

Mよ。お前は正しかった。

 

ところで「ラ王」って値段的には

サッポロ一番と同じだったんですね。

いま調べて初めて知りました。

「ラ王」という名とパッケージで

てっきり高級なのかと。

 

| グルメ |
★dancyuウェブに連載中
食の雑誌「dancyu」のウェブサイトに「世界の〇〇〜記憶に残る異国の一皿〜」というアホな記事を書いています。→https://dancyu.jp/series/ikokunohitosara/index.html
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
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