石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
なぜ開いてる?

昨日、東京に帰ってきました。

11日ぶりの我が家かあ、と思いながら、

鍵を回すと、扉が閉まりました。はは。

「って、開いとったんかい!!」

慌てて部屋に入って見まわしましたが、

荒らされている形跡はなし。

へそくりの3億円も無事でした。

うーん…? 鍵を回しすぎたのかな?

 

わけがわからず年賀状や郵便物を見ていると、

あるチラシにこんな情報が。

「この年末の帰省期間中、

この地域で空き巣被害が2件発生、

1件はピッキングで玄関から侵入」

 

もう一度部屋を確認したけど、

へそくり3億円も、僕の描いた油絵なんかも

やっぱり無事でした。うーん…。

 

ところで巨人、長野の広島移籍には驚きましたね。

想像できた人なんていたのでしょうか?

「他球団はイヤ」とゴネにゴネて巨人に入った長野が、

その巨人から「あなたは取られてもいいよ」枠に選出され、

広島の丸と交換される格好になったわけで、

いやはやすごいドラマです。

4者の心情と思惑を想像しながら見る今年のプロ野球、

これはなかなかのものですよ。

 

あ、それと、食の雑誌「ダンチュウ」のウェブ版

僕の連載、昨日アップされています。

築地編のラスト。やっとラーメンにありつけます(笑)。

よかったら読んでみてください。→記事はこちら

 

| 生活 |
世界一の温泉はやっぱり素晴らしい!

「地元っ子が勧める白浜ベストプラン」という記事を

去年の今ごろここに書いた。

(上の文字をクリックすればその記事に飛ぶので、

「お気に入り」に入れておいてください。

なお、その後もちょっとずつ更新しています)

 

その記事で「世界一の温泉(石田調べ)」を紹介しつつ、

でも小さい共同浴場なので、ブログでは名前を明かしません、

知りたい人は直接僕に連絡を、と書いたら、

多くの方からメールを頂いた。

で、みなさん「いい湯でした」ときちんと感想をくれるのだが、

どうも僕とは温度差があるように思う。

極めつけは先月この湯に入った僕の友人だ。

「私にはフツーだった」

遠慮のない間柄だけにはっきりと感想を言ってくれた。

 

うーん、あの湯のよさはやっぱりわかりづらいか。

うっすら濁っているけど、白濁というほどではないし、

さほどぬるっとしてもいない。あまり特徴はない。

正直、僕も最初の2回ぐらいは「フツー」と思ったのだ。

(塩気も結構あるから、苦手という人もいるかもしれない)

でもあるとき、「ん?この湯すごくないか?」と思った。

そしてそう思ってからは、ここ以外はどこの温泉も

平凡に感じるようになってしまった。

 

でも読者さんから届くのは温度の低い感想ばかりだし、

友人の「フツー」と突き放したメールにもガクッとなった。

”世界一”の評価は思い込みの賜物で、

いくら個人の感想だという前提でも、

適切な表現ではないのかな、と弱気になりつつ、

12月30日、白浜に帰ったその日は

「牟婁の湯」に親父と入りにいった。

白浜の共同浴場といえばココみたいなところで、

親父はここが好きだからそれに合わせたのだ。

たしかに牟婁の湯もいい。非常にいい。

でもやっぱり僕はあの”世界一温泉”が好きかな。

ということで翌日の大晦日はそっちに行こうと考え、

何時までやっているか電話して聞いてみた。

案の定、通常は21時のところ、大晦日は19時までだという。

 

井岡や那須川のボクシングが始まる前に、

と急いで入りにいった。

ちょうど人が出て、無人になった湯船にどぶん。

たしかに、フツーである。

すぐにわかるような強烈な個性はない。

でもしばらく入っていると、、、

 

「や、やっぱりここがサイコー!!!」

 

湯につかっているときの叫びたくなるような爽快さや、

湯上がり後の肌のすべすべ感と、光に包まれているような恍惚。

これはもう唯一無二だと思う。

秋田の奥小安峡温泉の「よし川」の湯が唯一ここを超えたか、

とも思ったが、やっぱりここが世界一は変わらねえ!!

 

と、なんかもうひとりで感動しまくって長湯していたら、

2人の男性が入ってきた。かけ湯して湯船につかり、

ひとりが友人らしきもうひとりにこんなことを言った。

「今日は19時までやって。電話して聞いといてよかったわ」

テンションが上がっていた僕は思わず

「僕も電話しました」と笑いながら話しかけた。

なんと大阪の人で、まさにこの湯に入る目的で来たらしい。

「白浜が好きでしょっちゅう来るんですけどね、

あちこちの温泉に入ったけど、

ここに入ったら、もうほかはええわって感じで」

それからどれだけ盛り上がったか、想像してほしい。

 

もっとも、

「温泉の優劣はラーメンと同じく、

これすべて個人の好みなり」

と孔子も言っている。

好みや相性次第で、よくもなり悪くもなる。

だから、あくまで僕個人の評価ではあるけれど、

日本中、それなりの数の温泉に入って、

ここに並ぶ湯にはまだ2、3しか出会えていないのだ。

なので、ぜひとも白浜に来たらこの”世界一温泉”をお試しあれ。

でも名前はやっぱりここには書かない。

お知りになりたい方は、遠慮なくメールください。

ブログの右上あたりに僕のメアドがあるので。

 

| 生活 |
音楽家の耳

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

昨日の那須川VSメイウェザー戦、

最初知ったときは「そんな無茶な、危険すぎる」と思ったけど、

時間をかけてこの試合の雰囲気が醸成され、

メディアを通して様々な声を聞いているうちに、

「無茶だけど、もしかしたら」と僕もやっぱり思ったわけで、

まともな思考を続けるのが

いかに難しいかということがよーくわかった。

ただ、いいか悪いかは別にして、

ちょっと忘れがたいものを見たという衝撃はあったんだよなあ。

だから運営側を批判する気にはあまりなれない。

那須川選手のダメージが最小限であることを祈るばかりだけど。

 

さて、元日は規則正しく初詣に行き、

そのあとはずっと仕事をしている。

今月、ミャンマーを少々長く旅するので、

原稿を書き溜めておかなければならないのだ。

 

それでも「芸能人格付けチェック」だけは見てしまう。

去年、友人のジャズピアニスト福島剛

「番組を見ろ! そして音楽問題当ててみろ!」

とメールしたら、そのとき彼は家にいなかった。

で、後日、ネットで見て

「全問正解したよ、こんなの簡単」

などとのたまってきた。

答えを知ってから見てるんじゃないの?

と当然こちらは考えるわけで、

それでは、と今年はメールで石田家と福島家をつなぎ、

(ラインはやっていないので。スマホ持ってないから)

番組を観ながら生中継でやりとりをした。

 

そうしたら、いや、参りましたね。

最初の四重奏では、すぐさま

「A!」

と剛から第一報。続いて

「ぶっちゃけ、バイオリンとかあんまわかんないんで自信ないけど、

ピアノがねえ、Bのほうは妙にカンカンいうんで。

ヤマハのピアノとかあんな感じなんだけどなあ」

とのコメント。

そして見事正解。答えはA。

 

驚いたのは次のオーケストラ問題。

Aの演奏が終わった瞬間、つまりBの演奏が始まる前に、

「B!」とのメール。続いて、

「Bでしょ。A、へたすぎるもん」と。さらに

「B聴かずにBだと思いました」と。

で、答えはB。正解。

 

この番組を観た音楽家はおしなべて

「あたりまえやん。え?わからないの?」

とか思うのかなあ。

 

え? 僕ですか?

えーと、どうだったかと言いますとね、、、内緒です。

なぜなら、今月出る某誌で、

ちょっと音楽について語っているから(笑)。

 

| 生活 |
Amazonの本の口コミについて

まだ仕事が終わっていないけど、

今日から帰省します。

ま、文筆業はどこででも

仕事ができるからいいんだけど。

だからオンとオフの区別がなく、

正月も関係ありません。いいのか悪いのか。

 

食の雑誌「dancyu」ウェブサイトの連載

「麺店ポタリング紀行」の記事がアップされました。

いま築地はどうなっているのか?の第2弾。→こちら

 

 

この記事に出てくる鮭屋の佐藤さん。

今年本を出されたということで、

早速買って読んでいるんですが、

これがめっちゃおもしろいんですよ。→こちら

元ライターだけあって文章もきれいで、描写も的確、

読んでいて非常に気持ちのいいエッセイです。

その文章にぐいぐい引き込まれ、

楽しく読んでいるうちに、

世界最大の水産市場、築地の歴史も

勉強できるというお得な一冊。

 

それなのに購入の際、Amazonを見たら、

口コミが1件だけ入っていて、

これが結構辛辣なんです。

「文章が固い」とか「鮭屋に転職して正解」とか。

これはちょっとひどい。

不当と言ってもいい気がします。

(本を読んだあとにこの口コミをあらためて読むと、

ますます違和感が。文章はむしろ軟らかいと思うんだけど)

こんなにいい本なのに、

誰かが”無邪気”に書いたこの口コミのおかげで

読まれる機会を大きく損なわせているのでは?

 

もっとも、個人の感想だから仕方がないんだけど、

でもこれってどうなんですかね。

誰でも好きなことを言いたい放題言え、

それを誰でも見ることができる環境。

いつの間にか、僕らはそんな世界に住んでいて、

何もかも当たり前になっているけど、

この本のように不当な評価を、

発言になんの責任もない一読者から受けることで、

大きな実害を被るというのは、

あまりに理不尽ではないですかね?

 

感情論になってしまうけど、

本を1冊書くのって本当に大変なんです。

それを佐藤さんは、鮭屋の店先に立って鮭をおろし、

仕入れから経営からすべてこなしながら、書いたのです。

非力な僕からすれば信じられないエネルギーです。

そうして出来上がった本は、掛け値なしに見事な出来栄え。

それなのに、「鮭屋に転職して正解」って。

なんだよそりゃ。何様だ?

ええ、いま書きながら頭にきてます。感情論です。

 

じゃあ、僕がいい口コミをAmazonに書いて、

援護射撃すればいいではないか、という話なんですが、

それはできないんですよ。

ちょっと、そこだけは、一線を引いて

入らないようにしている。

人の本の口コミを書き始めたら、

自分の本にもいい口コミを書きたくなるじゃないですか(笑)。

それをやっちゃあ終わりだなと。

だから、よかったら、この本を読んで、

誰かいい口コミを書いてあげてください(笑)。

 

ともかく、一番の問題はチェック機能がないこと。

だから誰でも書きたい放題で、

作品を貶めることも自由にできてしまいます。

ただ、最終的にはやはり好みなので、

正当か不当かの判断というのは難しい、

というか、たぶん不可能なんだけど、

たとえば、一定の口コミ数を投稿していない人には、

ネガティブな評価は書けない、かつ、

5点満点で3点以下はつけられない、等すればどうでしょうか。

だって漫画やネット記事しか読まない人がたまたま手に取って、

「文章が固い」って言われてもねえ。

あ、上の人のこと言ってるんじゃないですよ。たとえばの話。

 

時間をかけて懸命に書いた自分の本が、

ひとりの無邪気で無責任な読者にケチをつけられたら、

と思うと、本気でそういう方向への転換を進めてほしいと思います。

これはもう、本に限らず。

| 生活 |
短い日

冬至ですね。

根が暗い僕は、この日が結構好き。

暗い気持ちで読書していたいなあと。

でもそうはいかないフリーランス。

年の暮れはやっぱりバタバタしています。

 

食の雑誌『dancyu』ウェブサイトの連載、

「麺店ポタリング紀行」の4話目がアップされました。

今回から新章です。

師走の築地を目指しました。

移転した築地はいまどうなっているのか?

…意外な光景が広がっていました(笑)。

 

| 生活 |
中学生の作文と、ダメなオッサンふたり

一昨日は静岡県の島田市で行われた

ふじのくに人権フェスティバルで講演してきました。

僕の前に中学生の女子がふたり、

栄誉ある賞をもらった作文を朗読したのですが、

いや、どちらもすごかったですね。

単純に文章の技術という点でも。

 

どちらもハーフで、途中から日本に来た学生で、

差別はやはり受けてきたようです。

でも彼女たちの作文を聞いていると、

本人の能力や努力が実を結んでいるのはもちろんでしょうが、

人とは違う難しい環境だからこそ、

一途にがんばることもできたのかな、と。

ひとりの子は日本に来てまだ3年とのこと。

それであんなに上手な日本語が書けるなんて、

ちょっと信じられない思いがしました。

 

そのあと静岡の友人の家に泊ってきました。

アフリカを一緒に走った仲間です。

(4人組のドライペニーズとは別の男)

底抜けにバカなやつで、

当時はふたりでアホなことばかりしたものですが、

そいつもいまでは3児の父で、

社会的に大きな責任を負う立派な仕事をしています。

 

その夜はふたりして久しぶりにアホ話をし、

遅くまで飲んでベロンベロンになりました。

翌朝、責任ある男はしっかり午前の仕事をサボタージュ。

どこが立派やねん(笑)。

昔の仲間に会うと昔に返るものです。

僕らが起きるよりも前に学校に出かけた息子さんが

お母さんに言ったという言葉がふるっていました。

「お父さんのあんな顔、初めて見た。友達っていいね」

 

 

| 生活 |
雪道を走る

宮城&岩手の取材旅行から帰ってきました。

行っているあいだ、

みごとに大雪注意報が出され、

今シーズン最大の積雪を記録。

場所によっては暴風雪警報も。

で、こんなところを走るはめに。

 

岩手の花巻の郊外

 

初日、鳴子温泉に泊った夜、

飲屋を探しながら町を歩いていると

雪の凍った道路で足が滑り、頭を打ちかけました。

「歩いてこれなら、自転車だとどうなるねん…」

予報では今後ますます雪がひどくなる模様。

「撤退」の二文字が浮かんだのですが、

それから4日間、半分ヤケクソで旅を続けてみたところ、

意外と自転車でも走れました。

てか、慣れてくるとドリフト走行とかできるし、

景色はきれいだし、静かだし、

なんか特別な世界で特別なことやってるなあ、

とめちゃ楽しめました。

いい店も発見。ああ、あの店の〇〇がもう恋しいぜ。

ということで、この記事は

来年1月に出る「サイクルスポーツ」に書きます。

 

 

 

 

| 生活 |
やっつけアップ

昨日は香取市で講演したあと、

新宿の隨園別館で忘年会。という名の撮影会。

 

 

 

先日買った単焦点レンズのボケ味が楽しくて、

ただ何も考えず撮りまくってるだけですが。

料理を整えるとかしていないから汚いなー。

 

このお店はメンバーのSマキが

「餃子がうまい!」とイチオシだったところ。

タモリさんも絶賛したとか。

たしかに病みつきになるうまさです。

皮がモチモチして、こうして写真を見ながら書いているだけで

また猛烈に欲し始めている俺がいるー!

 

ということで、今から取材ツーリングに行ってきます。

今回まわるのは寒波に覆われた北東北。

凍えた体で自転車を漕いで、温泉巡りをし、

幸せを実感するという企画です。

 

で、この文章、新幹線で打っています。

いつの間にか新幹線もフリーWi-Fiになっていたんですね。

 

| 生活 |
アップのお知らせと、なんでここに?という再会

食の雑誌「dancyu」ウェブ版で連載している

麺店ポタリング紀行、3回目がアップされました。

よろしければご覧ください。

この店の味、めっちゃ好みでした。

おじさんもおもしろいし(笑)。

 

ところで昨日は愛知県の山奥の学校で講演しました。

するとそこへ、ニヤニヤした顔の女性が。

あれ? もしかして? えー!! 

といういつものパターンで再会したのは

アフリカのタンザニアで会ったMちゃん。

結婚して田舎移住という人生を選んだ彼女、

僕が講演に来ると知ってずいぶん驚いたそうな、

そりゃすっごい山奥ですからねえ。

世界ってそもそも狭いけど、

縁がもっと狭くしてくれるんだなと。

 

| 生活 |
トライアスロンっぽい運動

食の雑誌「dancyu」ウェブサイトの連載

「麺店ポタリング紀行」の取材で、

昨日は朝から都内の某所へ。

往復約40劼鯀ってきた。

この連載のおかげで運動不足も解消しつつある(笑)。

 

で、17時に帰ってシャワーを浴びたあとすぐに、

ある会合のために再び都心部へ。

電車に遅れそうだったので駅まで走ったんだけど、

そのとき、トライアスロンの選手たちのある言葉を思い出した。

「自転車のあと、ランに変わったときが一番つらい」

 

使う筋肉が違うからか、うまく走れないのだ。

お腹を下して危機一髪の人のような

ふにゃふにゃした走り方で、

駅まで徒歩と変わらないぐらいの時間がかかってしまい、

もうすぐで電車に乗り遅れるところだった。

なるほど、ハードさを求めるレースのトライアスロンで、

自転車のあとランがあるのはこういうことか、と納得。

疲れすぎて、その後のプレゼン中、ずっとウトウトしてしまった…。

 

道中の某公園。赤系に染まる葉はほとんど落ちていたけど、イチョウはちょうど見ごろでした。

 

ところで昨日の朝に「1時間天気予報」を見たら、

昨日は雲が多く、今日は晴れマークが並んでいたので、

取材は翌日、つまり今日にしようかと思ったのだけど、

空を見て「いや、やっぱり今から出よう」と昨日出発。

そうしたら次第に青空が広がってきて、

日焼け止めを忘れたことを悔やむぐらい晴れわたった。

一転、今日はどんよりした曇り空で、朝は雨までパラパラ。

昨日か今日しか取材に行けなかったので、珍しくいい判断だった。

1時間ごとの天気予報など、昔と比べて詳細な情報を得られるようになり、

それはとてもありがたいんだけど、決断するときはやっぱり直感だなと。

 

| 生活 |
★dancyuウェブに連載中
食の雑誌「dancyu」のウェブサイトに「麺店ポタリング紀行」というアホな記事を書いています。→https://dancyu.jp/series/pottering/
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
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