プロ野球のオープン戦が始まった。
阪神に鳴り物入りで入った新外国人ロサリオは
ここへきてバットが湿ってきたような気もするが、
キャンプでの活躍ぶりを見ると何も心配はない。
ニュース検索で「ロサリオ」と入れると、
こんな賛辞が並ぶ。スポーツ新聞などの見出しだ。
●“優良助っ人”ロサリオ 他球団007が悲鳴「弱点が見当たらない」
●阪神ロサリオは“バース級” 張本氏が高評価「4番として十分やれる」
●阪神・糸井が明かすロサリオの素顔
「めっちゃイイやつ」「バッティングは”エグイ”」
●ロサ砲三盗 度肝抜く足技! 完全無欠の助っ人や! マルチ3打点
●ロサリオ3戦連発! 坂井オーナー「何を心配しますんや」
ああ、もうこりゃ優勝だな。
ちなみにバースとは、説明不要だとは思うが、一応言っておくと、
二度の三冠王に輝いた阪神史上、
いや日本プロ野球史上最高の助っ人であり、神である。
シーズン打率0.389という”エグイ”日本記録も持っている。
二度のホームラン王にも輝いた長距離砲でありながら、
打率でも全盛期のイチローをさえ凌駕していたのだ。
ロサリオはそのバースと比肩するという。
1985年の再来じゃないか。優勝できない理由が見当たらない。
ここで、参考資料というか、備忘録として、
2008年に阪神に入団したケビン・メンチに関する話を書いておく。
(ま、以下は阪神ファンたちの鉄板ネタだが)
メンチもまた”バースの再来”と期待されながら、
打率1割ちょっとの成績しか残せず、
シーズン途中の7月にアメリカに帰国したあと、
そのまま解雇となった伝説の元メジャーリーガーである。
このメンチに関するシーズン前のスポーツ新聞の見出しがこうだ。
(ニコニコ大百科より、抜粋)
●虎将安心「6番・右翼」メンチ“一発合格"
●絶好調! 阪神・メンチが余裕14発!
●虎メンチ豪弾15発! 真弓監督ダル撃ち指令
●虎将も合格点! メンチ、変化球イケるやん
●死角なし! 阪神・メンチ、安芸でも25発
●巨体メンチが激走! ド迫力ランで一気生還
●メンチ速い! 殺人バッファロー走法に虎将仰天
●ドドドドドッ虎・メンチ、走る凶器や
●ド迫力の虎新助っ人メンチ、併殺崩し任せろ
●乱闘任せろ! メンチ、虎の魔よけや!!
●阪神・ジェフ、メンチの活躍に太鼓判!
●虎将唸った! “猛肩"メンチが赤星殺した
●虎将不敵! 007歓迎、メンチの弱点探して