2018.03.21 Wednesday
新聞を読んで笑った話
昨日は新聞を読んで久しぶりに大笑いした。
なので、笑いのおすそわけ。
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<両替ミス 10万円が100万円に>
着服 懲役1年求刑。
銀行で1万円札10枚を、千円札100枚にする両替を頼み、
行員のミスで渡された1万円札100枚をそのまま着服したとして、
大阪府東大阪市の無職男(31)の初公判が大阪地裁であった。
起訴状などによると、男は日雇い仕事で10万円をため、
「札束を持つ気分を味わいたい」
と昨年10月、東大阪市内の銀行で両替を申し込んだ。
この際、行員が間違えて1万円札100枚を渡したという。
男は被告人質問で、
100万円は賃貸マンションの契約費などに充てたと説明。
「大金になって驚いたが、つい使ってしまった」
と述べた。検察側は懲役1年を求刑。
弁護側は「銀行のミスがきっかけで計画性はない」として
執行猶予付き判決を求め、即日結審した。
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平和だなあ。
札束を持つ気分を味わいたい、
という男の気持ちがかわいいじゃないですか。
でも執行猶予付きとはいえ懲役1年か。シビアだな。
”目の前にお金があったら、手を出すのが人情。
そんな目につきやすいところにお金を置くほうが悪い”
といった理屈が、
たしか山本周五郎の『さぶ』にあった気がするが、
そうはいかないもんですかね。