2018.08.13 Monday
志摩半島の風情
北海道から帰ったあと、
すぐに三重県の紀北町で講演があった。
秘境駅イベントで己の中の”鉄分”が増加した僕は、
紀北町に行くまでのローカル線に大いに感動。
列車に長時間乗るときはいつも仕事をするのだけど、
景色のきれいさにパソコンを開くこともできず、
子供のように車窓にはりつき、
流れていく海、山、谷、川に見とれてしまった。
サイクルスポーツ誌で連載している旅エッセイは
はや13年目を迎え、日本各地を旅してきたけど、
その中でも志摩半島のリアス式海岸と漁村の美しさは
なんか特別な感じがしたんだよなぁ。
今回再訪してやっぱりここの風情は出色だと実感。
という話を、講演の枕でしゃべったら、
主催者の方たちが講演後に
リアス式海岸沿いを車で案内してくれました。
切り立った山に囲まれた海とひなびた漁村がかもしだす風情。
写真ではなかなか伝わらないと思うけど、
”日本にまだこんなところが残っていたのか”的感動をもらえます。
リアス式海岸は言わずと知れた天然の良港。
風待ち港として古来より発展しました。
意匠を凝らした手すりのついた家。
もしかしたらかつてはあれだったのかな?
紀北町教育研究会のみなさま、ありがとうございました。
ミニツアー最高でした。
うーん、また伊勢志摩をチャリで旅したくなってきた!