今月初めに書いた記事をアップしようと思う。
これを書いた直後に北海道で地震があり、
気分的にそれどころじゃなくなったので、
アップするのを控えていた。
もっとも、災害に遭われた方たちの苦しみを思うと、
まだ「それどころじゃない」と思うが、
記事の内容的に、これ以上遅くなると
アップする意味がなくなる、というか、
ま、しなくてもいいんだけど、
でもせっかく書いたので(苦笑)。
(もっとも、すでに古臭い内容になっているけど)
以下、9月5日ごろに書いた記事です。
*
僕は年収2億ぐらいあるので、
映画は1,100円になるファーストデイに行く。
富裕層だから、この日にまとめて2本観たりする。
先日9月1日にチョイスした2本立ては
我ながらふるっていた。
朝の8時から『ミッションインポッシブル』。
(土曜日だったので他の回がいっぱいだった)
続いて12時から『カメラを止めるな!』。
かたやハリウッド超大作、
かたや制作費300万円の自主映画だ。
通ぶるつもりはないけど、
『カメラを止めるな!』はずっと前から見たくて、
どこでやっているか調べたときは連日満席だった。
まだ上映劇場が2館しかなかったころだ。
でもこれは広がるな、と思っていたら、
あれよあれよと話題になって、
いまでは全国200館以上で上映されているらしい。
そこまでは知っていたが、
いざ予約しようと映画館のサイトを開いたら、
イスごとうしろに引っくり返りそうになった。
TOHOシネマという新宿最大規模のシネコンの
スクリーン9で上映されていたのである。
このシネコンは最小75席から最大500席まで
12もの劇場があるのだが、
スクリーン9は500席、
つまり最大の劇場でかかっていたのだ。
自主映画がここで上映されるなんて初めてでは?
かたや制作費200億円の
『ミッションインポッシブル』は
バルト9というシネコンの客席100ちょいのスクリーン。
ほぼ同時期に上映が始まったことを考えると、
制作費300万円の自主映画が圧勝したことになる。
関係者は朝起きてから夜屁をこいて寝るまで
笑いが止まらないんじゃないだろうか。
映画はたしかにおもしろかったが、
あまりの人気っぷりに、ひねくれ根性が顔を出し、
「そこまでか?」とも思ってしまった。
でも逆にここまで話題になっていなかったら、
「傑作!」と絶賛していたと思う(笑)。
ネタバレ厳禁の映画なので、
何も調べずにいったほうがいいですよ。
あと、関係ないけど、
新宿バルト9と新宿TOHOシネマをハシゴして、
あらためて実感。
いつもお世話になっているTOHOさんには申し訳ないが、
バルト9のほうが圧倒的に音がいい。
同じ映画の予告編を続けて観たのだが、
違う映画か?と思うぐらい音で印象が変わった。
TOHOさん、音響替えません?
このポスターもいいよなあ。