以下、上品な人は読まないように。
ここにも何度か書いているが、
僕は大学時代にブルーラグーン探検隊、
通称ブルラグ隊というのを結成し、
無人島に行っては裸族になり、
ウホウホ踊ったり、相撲をとったり、魚をついたり、
焚火を囲んで全員で自作詩の朗読会をやったり、
ウホウホと島一周探検をしたりと、
ありあまるエネルギーを消費していた。
こういうアホな行動に
ついてきてくれるバカもたくさんいて、
僕が卒業したあともブルラグは続いた。
その4代目隊長の話をしたい。
こんな男前がいるのかというぐらいの男前で、
たとえが悪すぎるが、
川崎麻世にちょっと似ている。
昔は東幹久に似ていると思ったが、
最近、川崎麻世を見て「おっ!」と思ってしまった。
女子だけでなく男も見とれるような男前だが、
ブルラグの4代目隊長になるぐらいだから
(勝手に任命された感じだったが)
アホである。
しかもかなり底抜けのアホで、
ひとつだけ例をあげると、
無人島で裸族になったとき、
己の陰毛に草木をたくさん差して、
生け花作品を作ったりしていた。
僕はその行為に感動し、
彼にポーズをとらせて何枚も写真を撮った。
それでは飽き足らず、
一眼レフカメラの望遠レンズを彼の股間に向け、
生け花作品のドアップを様々な角度から撮った。
その写真が手元にあるのだが、
なぜ現像&プリントができたのか謎だ。
当時はもちろんフィルムカメラであり、
撮った写真を見るためにはカメラ屋に現像を出すわけだが、
そのテの写真はプリントされないはずである。
草木で隠しているわけではなく、
”本体”はもろに写っているのだ。
やはりアートと解釈されたのだろうか。
それから約10年後、
僕が世界一周から帰国した際、
大学の仲間が集まってくれたのだが、
その中に4代目隊長もいた。
彼は大阪でカメラマンをしていると言った。
その彼と先日、一緒に仕事をした。
最初に別のカメラマンにお願いしていたのだが、
台風の影響で急遽日程が変わり、
誰かいないかと考えたとき、
4代目隊長のことがふと頭をよぎったのだ。
ロケ地はどちらかといえば大阪に近いし、
カメラマンとしての彼の腕はわからないが、
あの生け花作品を考えるとセンスはあるに違いない。
彼と会うのはかれこれ16年ぶりだった。
相変わらず男前だったが、
川崎麻世、もしくは東幹久だったのが
ちょっと太ってブラマヨ吉田っぽくなっていた。
笑いのセンスは相変わらずで、
撮影後は旅館に1泊し、
僕は彼の話に耳を傾けながら
腹を抱えてゲラゲラ笑っていたのだが、
何よりウケたのが、
彼がカメラマンに進んだきっかけの話だった。
学生時代、無人島で彼の股間に
無我夢中で望遠レンズを向けている人を見て、
「ああ、こういう仕事カッコいいな」
と思ったんだそうだ。
そんな彼との初仕事は、、、
僕のオールヌード撮影である(笑)。
来月、某誌に掲載予定。
初代隊長と4代目隊長の初コラボ作品、
ということで完全に悪ノリしています。
あ、間違えた。
初コラボはあの生け花写真だった。
ブルーラグーン探検隊、ありし日の雄姿。