2018.11.11 Sunday
化石と餃子
講演のために宇都宮に泊まったのだが、
ずいぶんモダンなホテルで、
大谷石の美術館みたいな雰囲気だった。
(ちなみに宇都宮から大谷石の産地までは
10キロほどの距離)
朝食会場のテーブルにも
大谷石のオブジェがドーンと鎮座。
で、僕がたまたま座った席の目の前には
こんなものがあった。
たぶんアンモナイト。
直径5センチぐらい。
このアンモナイトもよもや3億5000万年後に
朝食会場でその裸体を大衆にさらされる
とは生前思っていなかっただろう。
ところで今回は保冷剤2個と保冷バッグを持参して、
ホテルのフロントに「冷凍庫に入れといて」と預けた。
講演後、冷凍餃子の土産を買って帰るためだ。
旨い餃子を食べるために溶かしちゃならん、
とそれなりに手間をかけたわけである。
で、阿佐ヶ谷に帰ってきて、駅の改札をくぐると、
駅と直結している紀ノ国屋で
なんと宇都宮餃子の対面販売が行われていた。
悔しかったので、そこで試食させてもらい、
その後、宇都宮から持ち帰った餃子を
家で焼いて食べたら、全然違う!
ま、値段も違うから当然だけど、
やっぱり料理は素材だなあと。
ひと口目はそこまで派手に旨い!って感じじゃないけど、
食べていくにつれてどんどんおいしくなっていって、
食べた翌日も、ああ昨日の餃子は旨かったなあ、
と幸福な余韻が続く旨さだった。
ちなみに「こうらく」という店の餃子だ。
他のお土産餃子を食べたことないから
比較できないけど、うーん、また食べたい。
ほんとあとを引く旨さです。