2018.11.14 Wednesday
FA宣言の判を押したような言葉
カープの丸選手はクラシック音楽が好きで、
自身の巨顔を自虐ネタにしているという。
凡百の野球選手とはひと味違うな、いいな、
と好意的な目で見ていたのだが、
「他球団の評価も聞いてみたい」とFA宣言。
「さらに上のレベルに行きたい」とも。
来季、巨人のユニフォームを着ている彼の姿が
予知夢のように頭に浮かんだ。
FAという制度は快く思わないが、
それを利用する選手の気持ちは理解できる。
だからもういいんじゃないの、と思う。
「カープには愛着があります。大好きです。
でもプロだから、やっぱり仕事だから、
年棒の高いところに行きます。
カープファンのみなさん、ごめんなさい!」
ってぶっちゃけてくれたほうがスッキリして
むしろ誠実な感じがするし、
僕がファンだったら
「おう、ガンバレよ!」
って気持ちよく送り出せるんだけどな。
ま、「他球団の評価を…」というのは
記者たちが選手に言わせている部分もあるだろうし、
「評価」という言葉がそもそも
「年棒」の隠語と思えばいいんだろうけど、
みんな判を押したように同じ言葉を言うのがなんか気持ち悪くて。
政治家センセイの「誠に遺憾」みたいな。
全然遺憾に思ってねえだろって。
ともあれ、わがタイガースは上本選手が残留宣言。
ありがとう!