石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
<< これで何度目だ? の同窓会 | main | あの映画は? >>
風立ちぬ

ジブリの最新作、
『風立ちぬ』を観てきた。

以下、ネタバレではないけど、
もしこれから観ようという人は
飛ばしてください。
どの映画もそうだけど、
とくにこの映画は、
人の意見や感想を
まったく頭の中に入れずに、
観たほうがいい気がするから。

ということで、
感想を書くと、
おもしろかったか? と聞かれれば、
イエース! と快活には答えられない。
ではつまらなかったのか?
というと、これは否である。

人を選ぶ映画だと思う。
飛行機にロマンを抱けない人は、
ちょっと厳しい気がする。
なにせ全編、飛行機をつくる話だから、
話に抑揚がない。

監督、宮崎駿に何を求めるかも
この映画を楽しめるか否かに
大きく関わってくるように思う。
僕はやはりラピュタのようなものを求めてしまう。
だから、今回の作品を“新境地”として
肯定的に受け入れるよりは、
違和感を覚えるほうが勝った。
台詞も練られているとは思えなかった。

でも僕が何より気になったのは、
全編に既視感があったこと。
これどこかで観たな、と思うこと数知れず。
もっともそれがジブリ、いや宮崎映画であって、
安心感にもつながっていたのだが、
今回のは、なんだか“食傷”を覚えた。
ファンタジーでやっていた手法をそのまま
この作品で使ったからではないか。
作品世界をがらりと変えたのだから、
アクションや見せ方も、
もっと意識的に変えるべきだった。
そんなふうに思われてならない。

というように、書き出せばついつい
否定的な言葉が並んでしまうのだが、
それでも僕はこれをもう一度観たいと思った。
この作品のどこに、その魅力があるのだろうか、と考えたとき、
作家宮崎駿という人間がこれまでのどの作品よりも
にじみ出ているからかもしれないなと思った。
なんだかんだいっても、
僕は彼という人に興味がある。
堀越二郎という主人公を通して、
作家宮崎駿がやや無様な姿になりながらも、
伝えたかったものを、
1回視聴して固定観念が払拭された状態で、
純粋に受け止めてみたいと思った。

ああ、でも観にいく時間はないかなあ。
テレビかな…。



| 映画 |
★サロベツ原野が広がる北海道幌延町で秘境駅サイクリング&講演/8月4日〜
■2018年8月4日(土)6:00〜 ローカル鉄道を利用して秘境駅を訪ね、駅周辺を自転車で探索します。 ■8月5日(日)午後:講演会「地球を走って見えたもの」〜世界一周疑似体験スライドショー〜 ■申し込み&詳細は当ブログ7月1日の記事をご参照ください。
★大阪でトークライブ/8月18日(土)
大阪の古民家ゲストハウスで「キューバ夜話&世界一周疑似体験ツアー」をお送りします。■2018年8月18日(土) 17時半開場 18時スタート。トーク後は自由参加の懇親会も ■会場:大阪ゲストハウス緑家(緑橋駅から徒歩5分)■要予約。詳細&お申込みは→https://osakamidoriya.com/2018/07/02/1190/ もしくは当ブログの7月2日の記事をご参照ください。
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
LINKS
PROFILE
RECOMMEND
大事なことは自転車が教えてくれた: 旅、冒険、出会い、そしてハプニング!
大事なことは自転車が教えてくれた: 旅、冒険、出会い、そしてハプニング! (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
最新刊は「自転車と冒険の楽しみ方」をテーマに、旅のハプニングやノウハウをおもしろマジメなタッチでつづった実用エッセイ集です。2014年2月28日発売。



RECOMMEND
地図を破って行ってやれ!  自転車で、食って笑って、涙する旅
地図を破って行ってやれ! 自転車で、食って笑って、涙する旅 (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
日本紀行第2弾。かつて恋した相手を探しにいったり、人生をしみじみと考えたり。もちろん、笑いやグルメも盛りだくさん!
RECOMMEND
道の先まで行ってやれ! 自転車で、飲んで笑って、涙する旅 (幻冬舎文庫)
道の先まで行ってやれ! 自転車で、飲んで笑って、涙する旅 (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
ニッポン飲み食いハチャメチャ自転車紀行。文庫改訂版
RECOMMEND
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
7年走って見つけた世界一の宝とは?
RECOMMEND
RECOMMEND
洗面器でヤギごはん (幻冬舎文庫)
洗面器でヤギごはん (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
食べ物ストーリーでつづる世界一周紀行
RECOMMEND
台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ
台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ (JUGEMレビュー »)
石田ゆうすけ
台湾一の感動メシを探せ! 初のフォトエッセイ
RECOMMEND
道の先まで行ってやれ!―自転車で、飲んで笑って、涙する旅
道の先まで行ってやれ!―自転車で、飲んで笑って、涙する旅 (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
ニッポン飲み食いハチャメチャ自転車紀行
RECOMMEND
「勝ち論」 本気で仕事する24人からのメッセージ
「勝ち論」 本気で仕事する24人からのメッセージ (JUGEMレビュー »)

「本気で仕事する24人」にぼくが入っています(笑)。デカイこと言っています。





SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
SPONSORED LINKS