石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


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傑作アニメに似ている

一番好きなアニメは?と聞かれたら、

まったく迷いもせずにこう答える。

『未来少年コナン』だ。

 

「ああ、あの子供が探偵の?」

 

違う!

名探偵じゃなく、

未来少年や!


というやりとりを何人としただろう。

あれほどの傑作なのに

知名度がさほど高くないのがなんとも惜しい。

 

ちなみにこれだ。

 

宮崎駿の初監督作品である。

このあと彼は『カリオストロの城』、

『ナウシカ』、『ラピュタ』等々、

名作を次々につくっていくのだが、

コナンですべてやりつくしている感じがするし、

作品のエネルギーも純度もコナンが抜けている。

とにかく楽しいし、笑えるし、熱くなれる。

 

で、話は変わるのだが、

先日『モアナと伝説の海』を観てきた。

ディズニー映画はどれも完成度が高く、

確実に一定の満足感を得られるのだが、

それだけに一抹のつまらなさも感じてしまう。

完璧な食品サンプルを見ているみたい、というか。

非の打ちどころはないんだけど、

糠漬けのようなクセのあるにおいがしない。

感動、愉快、かわいい、等々のテンプレートがあって、

それはこれまでの蓄積から緻密に構築された

最大公約数的にウケるテンプレ―トであり、

それに沿ってつくられているから安心感はあるのだが、

そのぶん、どこか鼻白んで観ている自分がいる。

 

で、この『モアナ』もやはり

そのテンプレート通りではあったのだが、

(あえて崩しているところもあったが)

僕はこれまでのどのディズニーアニメよりも興奮し、

食い入るように観ていた。

その理由はハッキリしていて、

『未来少年コナン』の世界観と

そっくりだったからである。

 

絵を比較してみよう。

 

 

 

いっしょやん!

 

ま、これは偶然かもしれない。

ストーリーは全然違う。

小船で大海に乗り出し、波を蹴って進む、

という絵が似ているだけである。

ただ、ほかにも、宮崎=ジブリ作品に

酷似している点が次々に出てくるのである。

帰宅してネットでちょっと調べたら、

監督自らジブリ作品に影響を受けたと語っていた。

だからこの監督はきっとコナンも観ているはずで、

案外、監督も無自覚のままコナンの作品のイメージを

モアナに重ねていたんじゃないだろうか。

 

ま、それはともかく、

僕は学生時代に裸族探検隊を作って、

何度も無人島に渡るぐらい、

海洋冒険の世界が好きなのだ。

(白浜の海のそばで生まれ育った影響も

あるんだろうなと思う。やっぱり)

だからこの映画はたまらなかった。

終始ワクワクしながら観ていた。

主役の2人が恋に落ちないのも

爽やかでよかった。

 

もうひとつ。

ディズニーアニメが公開されるたびに

絵の美しさが取りざたされるけれど、

昨今のCG画像に目が慣れたせいか、

これまではそんなに驚かなかった。

でも今回の『モアナ』は違った。目をむいた。

海の表現はまさに驚異的。

よかったら、以下の動画をどうぞ。

後半の波が砕けるシーンなど、

本物以上に本物ぽいです。

 

 

この海が2時間、いろんな表情を見せるので、

劇場で恍惚となれます。

公開してからだいぶたっているので、

いまもやっている映画館は

残りわずかだけど、

コナン好きはぜひ劇場で。

 

いま聴き返したら、

やっぱり日本語吹き替えの子のほうが

いい歌声だなあと。

曲が全部流れる動画がなかったので、

下に1分の予告編を。この予告編もいいです。

 

 

ちなみに僕は日本語吹き替え版を観たけど、

ぜんぜん不満なし。

というか、英語オリジナル版の歌を聴くと、

むしろ日本語版でよかったなと。

 

| 映画 |
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