石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
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飛騨高山のお勧めスポット

上高地〜高山〜下呂温泉

というコースを走ってきたんですが、

俺は中国を旅しているのか?

と思ってしまうほどでした。

行く先々に中国人がわんさか、

聞こえてくるのも中国語ばかり。

日本らしさを味わえるコースということで

人気なんでしょうね。

ま、楽しんでもらえたらいいんだけど、

上高地も高山もひと昔前とは

だいぶ雰囲気が変わったなあ。

 

それはともかく、

今回最も面白かったのはここ。

「匠の館」というところ。

たまたまこの看板を見つけ、

《森の水族館・世界最小》

という文句に惹かれて行ってみると、

 

こういう古い家が。

明治15年に造られたそうな。

高山市の文化財として認定され、

この家そのものが観光施設のようですが、

お客さんに楽しんでもらおうと

家の人がいろいろ努力・工夫をしています。

そのひとつ、”世界一小さい水族館”にはこんな張り紙が。

チョウザメが指に食らいつく?

歯はないので大丈夫?

ほんまかいな?

と思いつつ水槽に近づくと、

僕の横にいたこの家のお婆さんが、

「おいでおいで」

と水槽をバンバン叩き、

チョウザメを呼びます。

で、お婆さんに言われるがまま

水槽に指を入れると、

チョウザメが寄ってきて、

 

指をバクッ!!

 

たしかに歯がないから怪我はしなかったけど、

すごい勢いで食いつかれるため心臓が跳ね上がり、

ワッ!とかなり大きな声を上げてしまいました。

(ほとんどの人はそうなると思うし、子供は泣くと思う)

 

また家の人が描いた油絵が何枚も展示されていたり、

近くでとれた石器が並べられていたり、

あちこちに真っ黒くろすけがいたり。

 

 

で、極め付けはこれ。

昭和30年代の高山を再現した鉄道ジオラマ。

ちょっとしたショーになっています。

暗闇から鳩の声が聞こえたかと思うと、

朝焼けとともに世界が明るみ、

機関車が走り始めます。

やがて夕方になり、

小型プラネタリウムで満天の星が空に灯りだすと、

街に電気がつき、高山の祭りが行われ、

最後は花火がドン、ドン、と。

ぜんぶで5分ぐらいなんですが、

あまりに感動したので

別のお客さんが来るのを待って、

もう一度観せてもらいました。

このジオラマも家の人が作ったものなんだとか。

とにかくサービス精神がすごいです。

これでコーヒー・お茶がついて500円。

コスパよすぎでしょう。

来場者ノートには

「子供が大好きで何回も

お邪魔させてもらっています」

という書き込みが。わかるなあ。

 

場所は高山から東へ13劼曚匹里箸海蹇

自分の足がなかったらなかなか行けない場所だけど、

高山観光のさいはぜひ。

ここは穴場すぎて、

まだ中国人ツアーも来ていないようです(笑)。

 

この上高地〜高山の旅は

サイクルスポーツ8月号に書く予定です。

 

 

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