石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
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歌って踊る宿、再び。

礼文島ではキ○ガイユースホステルとして名高い

「桃岩荘」に泊まりました。

なんだかんだでここに泊まるのはもう6回目。

はっきりいって大好きな宿です。

 

ただ、悲しいかな、今年から夕食の提供はやめたとのこと。

(朝食と昼食の「圧縮弁当」は提供しています)

まわりは海しかなく、

町までは徒歩1時間ほどの距離。

バスはありますが、2時間に1本程度で、

そもそもバス停までが徒歩20分とまた遠いわけで。

このロケーションで夕食提供廃止というのは、

正直、耳を疑いました。

18時半と、たしか19時半の宿のピックアップ車で

拾ってくれるそうなので、町に出て晩メシを食べて、

ピックアップにのせてもらって帰るか、

あるいは宿の売店「ぶたなすび」で販売している

パックご飯やレトルトカレーやカップラーメン、

もしくは町で何か買ってきて自炊するかの二者択一。

(ただし、電子レンジと電気ポットのお湯しか使えません)

 

この夕食提供廃止は”縮小”ということなのかな?

と少し寂しく思いました。

やはり今の時代、このキチ○イユースのスタイルは

あまり受け入れられないのかな?

このままどんどん縮小していくのかな?

もしかしたらあの「ミーティング」も

今では形を変え、大人しくなったのかな?

そんなことをうだうだ考えながら、行ってみると、、

 

 

 

…昔と一緒でした。

 

万歳!

 

宿泊客も6月にしては多く、活気も以前のままでした。

 

 

爆笑礼文島ガイドもいつもどおり。

 

歌のコーナーも相変わらず大爆笑。

 

そして宿泊者たちも一緒に歌って踊る狂騒タイム。

(自由参加です)

 

礼文島で忘れられない思い出を作ってもらおうと、

宿のヘルパーたちが全身全霊でパフォーマンスをするのです。

 

宿泊者の中にはオーストラリア人や

ドイツ人のカップルもいました。

彼らのガイドブックにも

「歌って踊るクレイジーで楽しい宿」

と紹介されているようです。

ドイツ人の女性はほとんど日本語を話せないのに、

ここに来るのは2回目だとか。

前回楽しかったから、彼氏をつれてきたみたいです。

ドイツといえばユースホステル発祥の地。

君らの国にもこんなユースがあるのかい?

と聞いてみたら、「絶対ないと思う」とニヤリ。

彼氏のほうもずいぶん気に入ったようです。

 

みなさんもよかったら一度、ぜひ泊まってみてください。

飲酒厳禁、起床6時、消灯22時、

と昔のユースホステルの厳格なルールを守っているので、

ダメな人にはダメでしょうが、

このルールが実はすごく理に適っているんです。

礼文島では山歩きをしまくったので、

今回の旅行中で一番疲れていたはずなのに、

桃岩荘のおかげで、体は一番元気でした。

歌や踊りのエネルギーと笑いと適度な規律が、

肉体を活性させるのだと思います。これマジで。

 

ところで、泊まるのであれば、

ぜひ2泊以上を検討してください。

1泊だけだと、あっけにとられて終わるかもしれません。

でも2泊目からはすっかり場の空気になじんで、

心の底から楽しめると思います。

ヘルパーたちもみんなフレンドリーだし、

旅行者同士の交歓を支えてくれます。

 

そして何より、僕がここに泊まることを全力で勧める理由。

それがこれ。

 

見送り。船から撮影しました。

 

ヘルパーや宿の連泊組の方たちが

声を枯らして大声で歌いながら見送ってくれます。

毎回本当に泣けてきます。

人と会って、笑って、泣いて、強烈な思い出が胸に刻まれる。

これって、旅の最高の形じゃないですかね。

 

ところで今年から桃岩トンネルが新しくなり、

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抜けるのに歩いて20分ぐらいかかります。

フラワーロードやハイジの丘など、

高山植物を見るためには

このトンネルを抜けていくしかありませんが、

徒歩で行くのは正直、相当辛いです。

元地から香深へ行くバスの時間を調べて、

バスで抜けるようにしたほうがいいと思います。

ただ、先にも書いたとおり、

バスは2時間に1本ぐらいしかないので、

ある程度計画を立ててから行ったほうがいいかと。

礼文島内のバス時刻表

(宿の送迎車に乗せてもらうこともできますが、

定員オーバーで乗れないことも多いです)

 

6月から7月にかけて高山植物に包まれる礼文島は

僕が日本で一番好きな場所のひとつです。

未訪の方はぜひぜひ。

 

 

 

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