阿佐ヶ谷のジャズバー「吐夢」の店主、K子さんの実家に
常連仲間5人で泊まりがけで遊びにいった。
房総半島のど真ん中、茂原という町の田園地帯だ。
「庭で打ち上げ花火もできるよ」
とK子さんから聞いたとおり、
まわりは田んぼや野原ばかり。
家は太い梁を使った農家の古民家という感じで、
とても懐かしい、いいにおいがした。
房総といえば、なんといってもこれでしょう。
K子さんのお母さんが作ってくれたナメロウ。
完璧な味付け!
いや、マジうまかった。
「花火ができる」というので、
ドン・キホーテで花火を購入。
3,998円の大きな詰め合わせひとつと、
それとは別に単品でこれ。
「本気玉」。
パッケージの裏の写真を見ると、
大きな花が3つも開いている。
花火大会で見るやつと同じだ。
これ1個でなんと約1,300円。
「大人だから買っちゃおう」
というわけのわからない意見が大勢を占めた。
しかし、花火なんていつ以来だろう。
前回はたぶん20年以上前だと思う。
花火でテンションが上がるいい大人。
しかし、20年以上ぶりに花火をしてみて、
ちょっと驚いたことがある。
僕らが買った詰め合わせの花火はすべて中国製で、
その中のほとんどは、図体はでかいのに、
あっという間に終わるものばかりだった。
昔よくやった「ドラゴン」なんかは、
ずっと火を噴き続けていたのになあ。小さかったのに。
やっぱり「本気玉」を買っておいてよかった。
これも中国製だけど、「本気」なだけに凄いはず。
なにせ1個で1,300円なのだ。
ということで、地面にセット。
説明書きには「土台に石を置いて固定しなさい」とある。
どれほどの勢いで飛び出すんだろう?
全員が固唾を飲んで見守る中・・・点火!
シュシュシュシュシュ・・・ボン!
・・・は?
瞬きしたら終わってた。
余談。
帰りに「おおまさり」を買った。
千葉県が品種改良して10年前にできた落花生だ。
普通の落花生の2倍ぐらいの大きさがある。
これをゆでて食べたら、信じられないくらいうまかった。
ほくほくして、栗みたいな甘みがあって。
もっと大量に買ってくればよかった〜!
外の殻じゃないですよ、これ。
食べているときはあまりのうまさに夢中になり、
写真を撮り忘れてしまいました。
なので、上の写真はどこかの誰かさんの写真です。かたじけない。