先日テレビで『スターウォーズ 帝国の逆襲』をやっていたので、
メシを食べているあいだだけ、と思って観ていたら、
いつしか箸を動かすことも忘れて画面に没頭し、
結局、最後までしっかり観てしまった。
ところで『帝国の逆襲』といえばこのマシン。
スノーウォーカーである。
好きなのでたくさん貼ってしまった。
1980年の公開当時はおおいに感動した映像だが、
いま見ると、動きがカクカクしていて相当チープだ。
模型を1コマごとに少しずつ動かして撮影する
ストップモーションアニメという
いわば超アナログな手法で撮られているのだが、
いまではこれがCGに取って代わられ、
技術の進歩は驚異的な映像を可能にした。
ところが、CG全盛のこの時代にあえて
ストップモーションアニメという
アナログな手法で撮影した映画が現在公開されている。
『クボ 二本の弦の秘密』だ。
映画ファンたちの絶賛ぶりが尋常じゃないので観にいってみた。
正直、ストーリーには僕はさほど興奮しなかったが、
映像には心底驚いた。
こんなアナログな手法も時代とともに進化するのだろうか?
ちょっと調べると、3秒のシーンに1週間ぐらいかけているらしい。
技術の進歩というより、スタッフが忍耐強くなったということか?
スターウォーズのときはどのぐらい時間をかけて撮ったのだろう?
ともあれ、この差を見てください。
まずはこちらから。
37年前の『スターウォーズ 帝国の逆襲』の
スノーウォーカーのシーンだけを集めた動画です。
(アメリカの誰かが編集してアップしたっぽい。
やっぱりみなさん好きなのね)
そして現在公開中の
『クボ 二本の弦の秘密』
そしてこれが『クボ』のメイキング映像。
というわけで、とんでもない労作です。
どうぞお金を払って映画館でご覧あれ(笑)。
僕の感想とは違って、ストーリーを絶賛する声も多いですよ。