石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


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体重超過問題、今後どうすれば

山中選手に勝って

笑顔ではしゃぐネリ陣営を見たとき、

目を疑い、そのあと怒りが込み上げてきた。

前回はほぼ真っ黒のドーピング疑惑、

そして今回は2.3圓發梁僚田恐瓠

開催国や対戦相手をリスペクトするどころか、

糞のついた靴で山中選手の努力と神聖なリングを

踏みにじるような失態を犯したことで、

ネリ陣営には申し訳なさや恥ずかしさが

1ミクロンぐらいはあるんじゃないか

とぼんやり思っていた自分がバカだった。

 

2.3團ーバーと聞いたとき、

「わざとやろ、それは!」と思ったけど、

陣営の笑顔を見たとき確信に変わった。

新しい栄養士が管理し、減量を失敗した、という口実も、

陣営全体の責任を回避する子供じみた言い訳だろう。

 

関連記事を読むたびに怒りがわく。

スポーツ報知の記事から抜粋するとこう。

ネリの言葉から。

「私は無敗を守った。失った王座は勝って取り戻せばいい。

またバンタム級で、また日本で戦いたい」とケロリ。
何のペナルティーも受けず、

現状では体重超過しての“やり得試合”。

階級制で行うボクシングの根幹を揺るがす失態を犯しながら、

ファイトマネーを満額受け取って帰るネリ陣営の姿は、

現在のボクシング界が抱える問題を浮かび上がらせた。

 

ペナルティすらないとは驚いた。

ファイトマネー満額? ふざけるな。

「日本人は親切で日本が好きだ」

とネリが言ったらしいが、嘲笑まじりだったのだろう。

ドーピング疑惑を不問にする代わりに

WBC側が再戦を指示したということだから、

相手側に一切遠慮することなく、

ペナルティを事細かく課すなど

試合前に厳しい条件で契約すればよかったのだ。

真っ黒なやつらなんだから。甘すぎるんじゃないの?

ていうか、向こうは契約内容を見て、

減量しなくてもいいと考えたんじゃないのか?

目的は無敗を守ることと金なんだから。

もしそうだとすれば今回の件は

興行側の失態ともいえるんじゃないだろうか。

 

また別の記事はこう。

減量失格となっても、試合停止が長期にわたることはなく、

試合に勝てば、階級を上げてすぐ世界ランキング入りする可能性もあり、

こうした確信犯は後を断たない。

ファイトマネーの減額もなされるが、

多い場合でも50パーセント程度。

興行主側がテレビ放映やチケット販売を終えている関係で

“試合を中止できない”という弱みもあり

減量失格のボクサーをリングに上げるための最低限の配慮もなされる。

 

もうひとつ別の記事から。

ネリにはWBCから6〜9カ月の停止処分が科される見込み。

主要統括4団体に共通の処分規定はなく、

4団体あるからこそ剥奪されても、次のチャンスがある。

 

昨日も一昨日も書いたが、

今回のような試合は興行側が中止にするべきだと思う。

格闘家の青木真也は

「認めてリングに上がったら条件は一緒。

嫌ならば戦わなければいい」

ネリを擁護するようなツイッターを上げていて、

彼らしいスタンスだなと思うが、

実際問題、選手は怒りやプライドや責任感などから

みずから試合を辞退することはなかなかできないと思う。

だから興行側が主導して試合を中止にする、

という動きにつながるようなルール作りを進めてほしい。

たとえば確信犯とみなされる過度な体重超過があった場合、

放映権やチケット代など、興行に関わる全額を

違反した側が支払って中止にする、といったように。

実際、担保もとれないだろうから難しいかもしれないが、

そういったことを業界全体で真剣に考えていかないと、

選手にとって非常に危険だし、

やったもん勝ち&真面目にやったものがバカを見る、

というアホみたいな風潮が今後ますます加速していくような気がする。

観ているこっち側も不快きわまりない。

 

| スポーツ |
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