石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
大晦日の夢
なぜか最近、よく夢を見るのですが、今朝はすごい人が現れました。なんとフセイン!
夢の中で、ぼくは彼とじっくり語り合っていました。
死刑執行についてどう思っているか、なども話した気がするのですが、会話の内容はすでに記憶の彼方へ。ただ、終始穏やかな話しぶりだったのが印象的で、なかなかいいヤツでした。日本語を話すのが少し変だったけど。

フセインの夢、見た人ほかにいますか?
たくさんいたら、彼はやっぱりアラーの生まれ変わりだったのかもしれませんねぇ。

ちなみに、フセインの死刑執行は昨日。
判決からわずか4日後。
アメリカがイラクに冠した「民主国家」あるいは「主権国家」の名に恥じないぐらい、ありえない速さの執行でした。

フセインの死刑は自業自得でしょうが、彼以上に人を殺しているブッシュがのうのうと生きていることに違和感がありますね。月並み論法ですが。

おっと。
今年もあと数時間!
とりあえず、今日は脳天気に格闘技でも見ながら過ごそうっと。

今年は実りの多い年でした。
来年のこの日もそういえるように、がんばりたいと思います。
みなさんもよいお年を!
来年もどうぞよろしくお願いします。


| - |
白浜でいちばん好きな湯
ぼくの実家の近くに「長生の湯」というのがあります。
もしかしたら、わが郷里、白浜でいちばんの湯かもしれません。
ぬるぬるした手触りで、とてもやわらかくて。
足をつけた瞬間、「あ、違う」と思います。

昨日、ひとりで入ってきました。500円なり。
露天風呂に行くと、今ごろモミジが紅葉していました。さすが南国!

「長生の湯」の美点のひとつは湯あたりしないこと。
露天風呂ならいくらでも浸かっていられます。
モミジの葉の隙間から白い三日月が見えます。それを眺めながら、いつの間にか風呂の中でウトウト……。気がつけば1時間近く経過。

そのあとビールを買って『ヤギごはん』に出てくる「親友」の家へ。
鍋をつつきながら、彼の子供たちの成長に目を細めたのでした。


長生の湯の横に「めん吉」というラーメン屋さんがあります。
ここもお勧め。
| 生活 |
フリーライターへの年末ボーナス
実家に帰るとどうも仕事が手につきません(苦笑)。
「まぁ、ええやないか、のんびりいこうや」
そんな声が体の中から聞こえてきます。
それでもいちおう原稿は開きます。
真っ白なワードを見て、「ふーむ」と腕組み30分。
「まぁ、ええか、正月近いし・・・」
と、わけのわからないことをつぶやきながら、結局一語も書かずに原稿を閉じ、ブログを開き、こうして駄文を打つことになります。
(だからここ数日、マメに更新されていたりする)

さて、先日の話。

講演で拙著を売りました。
そのとき、ふと気になって『行かずに死ねるか!』の「奥付」を見たのです。すると全身に稲妻が。
「なんやそれ!」

『6刷』と記されているではないですか。
重版されとる・・・!
著者、知りませんでした!(笑)

ま、ちょっとバタバタがあったので、連絡ミスになったようですが。

なにはともあれ、今年の最後に嬉しいことがありました。
みなさんが読んでくれたおかげです。ありがとうございます。
来年も応援よろしくお願いします!



| 著書について |
ソフトバンク携帯のCM、な、なんじゃそりゃ・・・。
古い話になってしまいましたが、亀田。
兄貴のほうは、まあいいとして、弟、大毅の試合。
な、なんじゃ、ありゃ・・・。
対戦相手は、体がゆるみまくった普通のおじさん。これまでの戦績は7戦「0勝」で、最後にやった試合は99年だとか。つまり7年ものブランク。
試合は・・・イジメにしか見えませんでした。大毅の左フック1発でKO。

試合後、大毅が相手コーナーに挨拶に行くと、セコンドのオッサンは、自分の選手が惨敗したにもかかわらず、満面の笑み。
おいおい、こんなのゴールデンタイムに流していいの? 
子どもによくないやろー。
いまさら倫理観を問うのもナンセンスか。TBS・・・。

あ、しまった。
今日書きたかったのは別のことでした。

この試合中継中、彼らの試合や大毅の歌以上に気になったものがあります。
ソフトバンク携帯のCMです。
最初流れたときはびっくりしました。
「なんでこのCMにOKが出たんや??」

あれを見て視聴者がどう感じるか、ソフトバンク側は想像できなかったんでしょうか? それがめっちゃ不思議でした。
あまりに気になったので、ネットで検索してみると……やはり非難の嵐。

そのなかでかなり笑えるサイトがあったので紹介します。
たぶん、ネット界では有名でしょうけど。

こちら

画面が2つあります。
上の画面はオリジナルのCM
下の画面はそれをパロったもの。
いいセンスしてます。

ちなみに、ソフトバンク側はこのCMの放送をすでに打ち切ったそうです。

 
| 生活 |
驚愕の番組
和歌山、白浜の実家に帰ってきました。
やっぱり空気がうんまいっ!

さて、今朝の小噺。

オヤジ、新聞を見ながら、誰にともなく言う。
「お、NHK教育で『パソコンライフ』やってるのか。また見なくちゃ」
ぼく、起きがけの頭に衝撃を覚えながら 「えっ……?」
オヤジ、口を開けているバカ面の息子を見て 「どうした?」
ぼく 「それ、嘘やろ?」
オヤジ 「この番組か? NHK教育で昔からやってる入門番組や」
ぼく 「この国……やっぱりおかしい」

裏社会とマスコミとの癒着、目を覆うような拝金主義の横行、カジノ誘致をうたう権力者たち、どうしようもないお坊ちゃん首相・・・ぼくの頭の中にはこれらのイメージが錯綜した。

ぼく 「まさかNHKが……」
オヤジ 「なにがおかしいんや?」
ぼく 「オヤジは何も感じないんか! 問題大ありやろ! 『パチンコライフ』なんて……」
オヤジ 「……まだ寝とるな。『パソコンライフ』や」

実話です。



| 社会 |
バタバタ西へ
いまから、いろいろあって、帰省します!
(その前に寄るところがいくつかあるけど。今日は逗子で講演)
うーん、部屋の大掃除もできなかった!


| 生活 |
移動オフィスで旅する女性
『BE−PAL』に連載しているぼくの連載記事『リアル旅人図鑑』。
今月の人はかなり珍しい、というか楽しい女性です。

彼女、Mさんは企業のホームページなどを手がけるウェブデザイナー。
キャンピングカーを自宅兼オフィスにして、愛犬マリリンと日本を放浪しながら暮らしています。
クライアントとのやりとりはインターネットと電話。無線LANでネットにつなげられるので、日本のどこにいても仕事ができるというわけです。

「同じオフィスにいるよりも、毎日違った車窓の風景を眺めながら仕事したら楽しいだろうな」と思ったそうな。

この移動オフィスのことを、彼女は「SOTO」と名づけています。
Small Office, Transfar Office のことだとか。
そのHPがなんか、めちゃいいです。
まずはこのページをご一読ください。
そのあと、左ウィンドウの「よくある質問 生活編」をクリック。
「どんな生活になるの?」とか「娯楽とかあるの?」といった質問にすごく丁寧に答えていて、ぼくは読みながら顔がゆるみっぱなしでした。なんかおかしいんですよ。彼女の人柄がにじみ出ています。
会ってみると、これがまたベッピンさんなんですねぇ。
インタビューすると、やはり彼女の親も相当変わっていました。ま、そのへんは『BE−PAL』をご覧あれ。

ところで、昨日、友だちが書いている記事を読むために、某雑誌を探したのですが、相当時間がかかってしまいました。
自分の興味あるジャンル以外のものって、ほんと見つけるのが骨ですね。
「旅人図鑑読みたいけど、『BE−PAL』が見つからん」とメールでよく言われるのですが、その気持ちがわかりました。

えーと、『BE−PAL』はアウトドア雑誌です。「男性」「趣味」といったコーナーを探してみてください。バイクや自転車雑誌が並んでいる場所に置かれていることが多いかな?

| |
ちょっといい話
読売新聞のコラム「編集手帳」に毎朝うならされています。
この筆者は相当な名文家ですね……なんて言うと、センエツですが。
朝日の「天声人語」なども含め、だいたいどこの朝刊のコラムも、ひとりが専属で担当するそうです。
「編集手帳」の筆者のことを、ある筋を通じて聞いたところ、やはりかなりの読書家だとか。そりゃそうでしょう。この人の知識の量はいかほどなのか……と読むたびに感嘆してしまいます。

昨日の「編集手帳」には、なかでも強く惹かれました。
こちら
ただしこれは、筆者氏の文章がどうのというより、書かれている内容への興味。
「今のどこが好景気やねん!」と不景気な顔でぼやいている人ばかり目につくこの時代、ひと筋の光明のようなものさえ感じる話です。



| 社会 |
4冊目の本(?)
また、ぼくの新しい本が出ました!
といってもラジオ番組のインタビュー本。

今年の5月、FM「J−WAVE」の朝の番組「WAKE UP TOKYO」のコーナー「POWER YOUR MORNING」に出ました、ってアルファベットばかりやん! 
うーん、J-WAVEだなあ(笑)。
「元気です 東京」みたいなことには絶対ならない。

それはさておき、どういうコーナーかというと、「若手起業家、スポーツ選手、作家、ミュージシャンなど、各界で活躍している人を週代わりでゲストに迎え、ビジネス・生き方のヒントとなる話を聞きだす」というもの(本から抜粋)。

それをまとめた本ができました。
その名も『勝ち論
うーん、このタイトル。
安倍晋三著『美しい国へ』といい勝負か。

先日、本が送られてきました。
「帯」を見て、ちょっとびっくり。
番組に出演し、本に掲載された24人の名がズラリと並んでいるんですが、なかにはかなりの著名人もいます。
秋元康、田崎真也、横山剣(クレージーケンバンドのボーカル)……。
その中に「石田ゆうすけ」。
うーん、めちゃめちゃ違和感(笑)。

恐る恐る自分のページを読んでみると、「むむっ……」とうなってしまいました。
「俺、ええこと言ってるやん(笑)」

ということで、みなさん、よかったら読んでみてください。






| 生活 |
飲み歩きな日々
12月に入ってからは、1日か2日の例外をのぞき、毎日飲みに行っています。
時節柄もあるけど、それ以上に「反動」ですね。
『ヤギごはん』を書いているときは部屋にずっとこもっていたので。

おかげで金が豪快に消えていってます。今月何度ATMの前に立ったことか。あ、消費者ローンのATMじゃないですよ(笑)。

あと、困ったことがもうひとつ。
また太ってきました(笑)。

春先ぐらいでしょうか。
当ブログで、ダイエットを宣言しました。
ごはん、パンなど、炭水化物を半分に減らすこと約半年。結果、9kg減!
ダイエットなんて楽勝やん、ぜんぜんきつくないやん、と得意げに友人に語っていたのですが……。
さっき鏡を見たら、あきらかに顔がポテッとしてきた(笑)。
これがリバウンドというやつか?
(毎晩飲んだあとにラーメン食ってたら苦もなく太るわい)

ということで、今日も今から飲みにいってきます。ま、今日は酔拳のお師範の家で飲むから財布も小休止。

| 生活 |
★新刊が発売されました
『自転車お宝ラーメン紀行』 レトロな路地や古い喫茶店など都内の“お宝”を探索しつつ、昔ながらのラーメンを目指す大冒険(?)紀行です。産業編集センター刊。1100円+税。感想お待ちしています!→yusukeishida@hotmail.com
★dancyuウェブに連載中
食の雑誌「dancyu」のウェブサイトに「世界の〇〇〜記憶に残る異国の一皿〜」というアホな記事を書いています。→https://dancyu.jp/series/ikokunohitosara/index.html
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