2007.10.29 Monday
再処理工場のめっちゃ怖ーい話。
昨日のトークライブも満員御礼、みなさん本当にありがとうございました。それと、主催してくれたリーくんにゆっきぃ、今回もありがとうね。感謝してます。
72歳という高齢の女性まで来られていたのには驚きました。地下の怪しげなバーに人が密集し、スライドショーを見ながら、ときどきクラシックを聴く、というあの異様な空気を彼女はどう感じられたでしょう。ちょっと聞いてみたいものです。
さて、昨日はそのトークライブの前に、国立市で映画を観てきました。
これまでいろんな人から勧められた映画『六ヶ所村ラプソディー』
青森、六ヶ所村に作られている核燃料再処理工場にまつわるドキュメンタリーです。
推進派、反対派双方の見解を映し出すという謳い文句のわりには、あきらかに反対派の意見に寄った映像、および編集意図が感じられ、またその底を流れる主張には既視感が否めなく、ちょっとそれが残念でした。自分などは小さいときから原発反対なので、それゆえに自分とは逆の立場にいる推進派たちの論理や思い入れなどを知りたかったし、そういう部分もきっちり伝えてほしかったな、と。
ただ、それでもこれはひとりでも多くの人に観てもらいたい映画です。背筋の凍りつくようなデータがたくさん語られています。
いくつか、簡単に列挙しておきます。
・六ヶ所村再処理工場が本格稼動すれば(映画では2007年からとなっているが、2008年に延期された模様)、大気と海に放射性物質を垂れ流すことになる。その1日の排出量は、普通の原発1基が1年で出す量に相当する(ただし、この数値に懐疑的な意見もあり)。
・イギリスの再処理工場周辺では、小児白血病の発症率が通常の10倍に。
・六ヶ所村の再処理工場が出す放射性物質の量は、イギリスの再処理工場の約2倍。
・イギリスの再処理工場は2005年に大事故を起こし、汚染は免れたものの、閉鎖される見通し。
さらに詳しいことは映画をご覧あれ。
自主上映という形で、全国各地で上映されています。詳しくはこちら。
あと、ドキュメンタリーつながりで、以前にも書いた『水になった村』、現在大阪と長野でやっています! こちらもぜひ! →上映スケジュール
明日から紅葉の取材に行ってきます。宮城、鳴子峡周辺を散策する予定。
72歳という高齢の女性まで来られていたのには驚きました。地下の怪しげなバーに人が密集し、スライドショーを見ながら、ときどきクラシックを聴く、というあの異様な空気を彼女はどう感じられたでしょう。ちょっと聞いてみたいものです。
さて、昨日はそのトークライブの前に、国立市で映画を観てきました。
これまでいろんな人から勧められた映画『六ヶ所村ラプソディー』
青森、六ヶ所村に作られている核燃料再処理工場にまつわるドキュメンタリーです。
推進派、反対派双方の見解を映し出すという謳い文句のわりには、あきらかに反対派の意見に寄った映像、および編集意図が感じられ、またその底を流れる主張には既視感が否めなく、ちょっとそれが残念でした。自分などは小さいときから原発反対なので、それゆえに自分とは逆の立場にいる推進派たちの論理や思い入れなどを知りたかったし、そういう部分もきっちり伝えてほしかったな、と。
ただ、それでもこれはひとりでも多くの人に観てもらいたい映画です。背筋の凍りつくようなデータがたくさん語られています。
いくつか、簡単に列挙しておきます。
・六ヶ所村再処理工場が本格稼動すれば(映画では2007年からとなっているが、2008年に延期された模様)、大気と海に放射性物質を垂れ流すことになる。その1日の排出量は、普通の原発1基が1年で出す量に相当する(ただし、この数値に懐疑的な意見もあり)。
・イギリスの再処理工場周辺では、小児白血病の発症率が通常の10倍に。
・六ヶ所村の再処理工場が出す放射性物質の量は、イギリスの再処理工場の約2倍。
・イギリスの再処理工場は2005年に大事故を起こし、汚染は免れたものの、閉鎖される見通し。
さらに詳しいことは映画をご覧あれ。
自主上映という形で、全国各地で上映されています。詳しくはこちら。
あと、ドキュメンタリーつながりで、以前にも書いた『水になった村』、現在大阪と長野でやっています! こちらもぜひ! →上映スケジュール
明日から紅葉の取材に行ってきます。宮城、鳴子峡周辺を散策する予定。