ぼくは下ネタ好きを装っているが、いたってまともな人である。
へんな趣味もない。
ただ、フェティシズムというのは、往々にして、自覚のないところに存在する。
いま、ちょっとアサリのことを調べようと、ウィキってみたら、 なんだか気になる写真があった。
それをクリックして、拡大したら……。
萌えた。
アサリ、めちゃくちゃかわいい〜! なごむ〜!
ということで、自覚はないけど、ぼくはもしかしたら変態の気があるのかもしれない。
でも、みなさんもよかったら、この、写真みてください。絶対かわいいから!
はいこちら→超かわゆいアサリ写真
あ、ところで、今あまり寝ていないので、ふだん以上に、頭がおかしくなっているかも、です。
と思って、今、もう一度、写真見たけど、やっぱめっちゃかわいい〜!
*
後記: デスクトップの背景にしてしまいました。
なんか朝から機嫌がいい。
筆もよく進む。
朝のコーヒーも香り高く入った。
機嫌がいい。
なんでだろう。
あっ。
阪神首位。
ぷぷっ。
屁じゃありませんよ。
いい話は続くもので。
『行かずに死ねるか!』が重版したという連絡がありました。
前回、かなり多めに刷ってくれたので、しばらくないだろうと思っていたのですが。
これで12刷目。
すべてに感謝です。
偽善ぽいな、この言葉。
でもほんとに。
読んでくださったみなさま。本当にありがとうございます。
阪神首位。
ぷぷっ。
とうとう、セミが鳴き出した。
ここ、東京でも。
桜前線と同じように、セミ前線というのが、あるのかもしれない。
大阪にいるセミ好きのKから、「やっとセミが鳴き出したで。今年は遅いわ」とメールをもらったのは、今月8日。
で、ぼくが東京で、初鳴きを聞いたのは、昨日。
その差、なんと16日。
日本も広いな。
忘れがちな、その距離感を、セミが教えてくれた。
日常を気軽につづれる、メールのおかげか。
で、いまふと、「セミ前線」と検索してみた。
そしたら、出るわ出るわ。ふつうに、あったのね、セミ前線。
ファーブル的好奇心がくすぐられたというのに、すぐに謎が解けてしまう。
まったく、インターネットってやつは、無粋な発明品だな。
↑
セミ前線を実感させてくれたのはメールのおかげ、とインターネットを持ち上げながら、そのあと批判する、という構図です。
って、オチを説明するな!
いま連載記事にくわえて、台湾の本の執筆に追われていて、ブログの更新がかなりおろそかになっています。すみません!
NHKの龍馬伝。
おいおい、という展開も多いのだけど、幕末・龍馬好きゆえ見てしまう。
で、きのう。
ホイコーローを作りながら、ラジオで阪神―ヤクルト戦を流していた。
0―2でわが阪神が負けている状態。
そして8時になったので、テレビをぶおん(ウチはいつまでもブラウン管)。
龍馬伝のカッチョいいオープニング曲がスタート。
するとそのあたりから、阪神の猛攻もスタート! ブラゼル、金本、連続安打! あ、龍馬がなんかしゃべっとる、ラジオがうるさくて聞こえんわ、とテレビの音を上げたら、今度は野球の実況が聞こえなくなった。ああ、大事なとこなやのに! とラジオの音を上げたら、林くんがタイムリー! わあああああ! あっ、龍馬がなんか言うとる、き、聞こえん、とテレビの音量ボタンをぐぃーんと長押し、そしたらラジオでふたたび大歓声、わっ、今度は何や? とまたラジオのボリュームを上げ……気がつけば、我が家は、大音量の鳴り響くイベント会場のようになっていました。
*
巨人ファンにはすまんこってすけど、きのう、外を歩きながら、ラジオで巨人のサヨナラ満塁逆転ホームラン負けを知り、他人が避けて通るほど、ぼくは顔面全部を使ってニヤニヤしていました。
*
高杉晋作、カッコええ〜。あの俳優さん、めっちゃハマり役やん。
暑いけど、冷房はきらいだ。
あんなものは自然の理に反している。
夏は暑いものだ。汗をかけばいいのだ。
でもさすがに最近は部屋がサウナ状態で、集中力に支障をきたし、原稿が書けなくなってきた。
とはいえ、冷房は意地でも入れたくない。
ということで、連日オフィスに通っている。
オフィスサンマルクに、オフィスバーガーキング。
その中はなぜか涼しい。
冷房のせいだろうか?
わからない。
なぜなら、ぼくが冷房のスイッチを押したわけじゃないからだ。
勝手に涼しいのだ。
そこで原稿を書いて何が悪い?
ぼくが意図的に冷房を操作しているわけじゃないのだから、ぼくは自分のポリシーになんら反していない。
文句があるなら、メールしてください。新刊本の感想といっしょに。
しかし、今日はもうダメだ、と思った。
暑い。でも今日は家で書きたい。
ということで、震える手で、自らの意思で、冷房を入れた。
ぶおん。
ああ。
気持ちいい。
もう昨日になってしまいましたが、とうとう文庫が発売されました!
『いちばん危険なトイレといちばんの星空』の文庫改訂版です。
いやあ、うれしいなあ。
気がつけば顔が緩んでいます。やっぱり一から書き直したからですね。
完全に新しい本を出したような気分。ていうか、ぼくのなかでは完全に新刊本なんですが(笑)。
感想待っています。ドシドシください!!
あて先はこちら
yusukeishida@hotmail.com
もちろん辛らつな評も大歓迎です。
あ、ただ、作者はとても繊細なので、言葉は選んでくださいね。
こんな感じで。
つまらない → ごくかすかに、おもしろいと言い切れない箇所が、ほんの少しだけ、あった。
最低 → 最高とまではいかないが、とてもおもしろかった。
低俗 → 崇高とまではいかないが、非常に余韻の残る良書である。
不潔 → 下ネタがみごとに処理され、芸術の域に達している。
など。参考にしてください。
そしてきのうは、西荻窪の旅茶箱というカフェで、発売記念もちょっと兼ねたトークライブをしてきました。
お集まりいただいた皆様、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。
「英語なんて言葉なんだ、話せないわけがない!」
のギャグ(?)が通じてよかったです。
あ、ちなみにこれは東進・夏期講習のCMの名台詞です。
ワールドカップ中に何度も流れていて、めっちゃ気になっていました。関東圏だけのCMでしょうが。
しかしこう書いて、あらためて読んでみると、「英語なんて〜」・・・まったく意味を成さない文ですね。
ワールドカップ準決勝、スペインがドイツを破り、初の決勝進出!
やった!
(さすがに3時に起きて見てはいないけど)
どっちを応援するか悩むところでした。
ドイツのこれまでの戦いぶりも素敵だったので。
でも、ニュースで試合ダイジェストがはじまった瞬間、やっぱり優勝未経験のスペインに感情移入していました。
常勝軍団が勝っても、ペーソスやカタストロフィがないですからねぇ。
(だから、ブラジルが負けたときは、彼らには申し訳ないけど、「ますますおもしろくなってきた!」とぼくはひとり盛り上がっていました)
決勝はオランダ対スペイン。
どちらが勝っても初優勝。
いやあ、今年のワールドカップはおもしろい!
ぼくはとうぜん、不利とされるオランダを応援します。
ああ、でも国としてはスペインのほうが好きなんだよなあ(笑)。
BARで生ハム食いながら飲みてえ。
とうとう今週の金曜日、新しい本が出ます。
『いちばん危険なトイレといちばんの星空』の文庫版です。
前にも書いたように、一から書き直しました。4か月かけて。
ある雑誌から、なぜ書き直しをしたのか、コメントを求められました。
で、このとき、ふと客観的になりまして。
考えてみると、これってかなり非効率ですよね(べつに単行本をそのまま文庫にしていいわけだし)。
でも不思議と、これまでそんなふうに考えたことがなかったんです。
効率よく適当に、たとえば6分ぐらいの力でサッと3冊書くより、1冊を10分以上の力で、恥ずかしげもなく言えば、魂を込めて書きたい。そう思います。
でもま、基本的にどんくさいから、なんでもかんでも時間がかかるんですけどね。
先日、見本が届きました。
で、隣人のYくんに1冊あげました。
山形から送られてきたサクランボといっしょに。
そしたら、その夜、Yくんが部屋に来て、「あれヤバイじゃないですか」と。
「サクランボが?」
「いえ、本が」
どの話がおもしろかったか、と語る彼の目を見ていると、どうやら、サクランボのお礼で言っているわけではなさそうでした。
あ、でもその朝、彼が書いた映画シナリオを、ぼくがほめちぎったので、そのお返しかもしれません。
*
Tさん、サクランボありがとうございました。
マジ、甘くてうまいっす。
先週は福島県郡山の小学校で講演してきました。
で、早速使いました。
サッカー日本代表ネタ(笑)。
コンピューターゲームもいいけど、その時間はすぐに記憶から消えてしまう。
日本代表の選手たちが、試合の最後に泣いていたのは、それまで必死でやっていたからだ。
人生80年のあいだに、全身で泣けるような時間をどれだけ作られるか。自分の記憶にはっきりと残る時間をどれだけ作られるか。
人生の価値って、そういうところにあるんじゃないか。
子どもに「人生」という言葉を使うのは重すぎる気もしましたが、あの選手たちの涙や、あの戦いぶりの話をはじめたら、その言葉が自然と口から出ました。
自分の体験談とあわせて、今回はワールドカップを引用しましたが、まあいずれにしても、小学校で講演するときの、ぼくの目標は、いつも同じでして。子どもたちのゲームに向かう時間を、1分でも減らす、です(笑)。
*
Tさん、Uさん、ほんとありがとうございました!