父はときどき、自分が作った
無農薬野菜を送ってくれるのだが、
たまに野菜以外のものも届く。
たとえば、これ。
カタツムリ。
ちっこくて、あまりにプリティだったので、
ペットとしてしばらく飼った。
名前はデンスケくん。
ちなみにレタスの鉢にしているのはリポビタンDのキャップ。
それが2ヵ月半ほどでこうなった。
リポビタンDのキャップとの対比にご注目。
うーん、もうあまりかわいくない。
ということで、自然に返してあげようと思ったのだが、
東京に放すよりも、地元の白浜のほうがいいだろう、
と去年の夏に帰省するさい、電車で共に旅をしたのだった。
こうして、デンスケは田舎に帰ったのだが、
先日、父から送られてきた野菜に
またデンスケがくっついてきた。
今度はぜんぜんプリティじゃない、デカいのが。
で、それは近くの善福寺川公園に放そうと思った。
でもいまは忙しくて、公園に行っているヒマがない。
じゃあ仕方ない、時間ができて公園に行けるときまで
数日面倒を見ようか、
とケースに入れてエサをやっていたのだが、
なんと…
産卵しよった。
デンスケじゃなく、デン子だった。
ていうか、コラー!
我慢しろよ!
ということで、遠くの善福寺川公園はやめ、
我がアパートの庭の土に卵を埋めた。
ここもま、緑は多いし、ミミズもいるので、
なんとなく大丈夫かな、と。
孵化するの見てみたいし。
シリアの遺跡、パルミラを政府軍が奪還したようで、
現在の映像がネットニュースに出ていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160328-00010004-afpbbnewsv-int
この映像を見る限り、
壊滅という状態ではなさそうだ。
パッと見は瓦礫だらけのように見えるけれど、
もともと修復が極力抑えられていた遺跡だったので、
柱や壁は適度に崩れたままになっていたし、
あたりには瓦礫が散乱していたのだ。
それが悠久の時を感じさせ、
本物ならではの迫力や生々しさを
見る者に与えていた。
それとは逆に、遺跡は修復されすぎると
作り物を並べたテーマパークと化し、
じつにつまらないものになる。
で、そういう遺跡はかなり多い。
ともあれ、あの素晴らしい遺跡が
最悪な状態になっていなかったことには、
少々ホッとした。
(パルミラの顔である凱旋門は破壊されたらしいけど)
僕が訪ねた当時のパルミラ。
このとおり、もともと瓦礫だらけ。
よかったら、上のURLをクリックして、
現在のパルミラの映像も見てみてください。
やっぱりすごい遺跡です。
父は仕事を定年退職してから、
野菜の無農薬栽培を始めた。
しばしばその野菜を送ってくれるのだが、
めっぽうウマい。
香りも味も濃くて、甘みがある。
先日はサニーレタスやゴボウやチンゲン菜とともに
スナップエンドウが送られてきて、
ヤッター! と子供のように喜んでしまった。
うまいんだよなあ、これ。
ということで、天ぷら!
スナップエンドウの産地、
指宿の居酒屋で出されて以来、
すっかりハマってしまった。
言わずもがなだけど、塩で食べる。
サクサクして甘くて、ほんと絶妙。
天ぷらの中で一番好きかも。
まだ食べたことがないという方、
ぜひ一度お試しあれ。
たぶん、想像しているよりずっとウマいよ。
しかし、子供のころは
天ぷらの王様はエビ、
と何の疑いもなく思っていたけど、
好みって変わるもんだなあ。
いま、エビ天ってぜんぜん魅かれない。
上の写真が今の僕の天ぷらトップ3だ。
スナップ、舞茸、サツマイモ。
サツマイモだけはなぜか
ガキ時代の嗜好のままなんですよね。
うーむ、またテロ…。
ベルギーには仲のいい友人たちがいる。
メールしたら「大丈夫」との返事。
ホッとしたけど、彼らに何かあったら、
とリアルに考えたとき、
自分の中でイスラム全体に
憎悪が広がるのを一瞬感じた。
人間が狂うのなんて、簡単なんだろう。
対話という手段はバカも休み休み言え、
という感じかもしれないけれど、
過激派を根絶やしにするのと、
どっちのほうが幻想なんだろう?
うーん、でも対話できる相手ではないか…。
うーん…。
しかし前大統領のブッシュはこの状況に
1ミクロンでも責任を感じているのだろうか?
開幕がこんなに待ち遠しいのは
いつ以来だろう?
金本アニキの監督というトピックだけでも
今年は楽しみだったけど、
それに加えて、
オープン戦でのルーキー高山や
藤川球児らの活躍。
本戦もいけるんだろうか、どうなんだろうか。
そんなことを考えているだけでもワクワクしてしまう。
そこへ本日、オープン戦優勝の報。
うわ、やべえ。
このまま本戦でも優勝してしまうやん。
うーん、ワクワクしすぎて、
今日も原稿があまり進まないなー。
横浜の変態教師Mから
先ほどメールが届いた。
僕のテンションをどん底に
叩き落とすメールだった。
横浜中華街の名店「酔仙酒家」が
閉店していたというのだ。
ガーン。
もしや、と思ったが、
やっぱり料理長の高齢が原因らしい。
あのイカのさらし葱醤油かけが
もう食べられないなんて、嘘やろ…。
3年ほど前にたまたま見つけた店だった。
上記のイカを食べたときは本当にびっくりした。
それ以外の料理もすべておいしくて、
「宝見つけたー!!!」
とひとりではしゃいだものだ。
それからいろんな人を連れていったが、
みんな大絶賛だった。
横浜がすごく近くなったように感じていた。
今年こそ去年できなかった
横浜球場の阪神戦観戦&酔仙酒家ツアーを
絶対しようと思っていたのに…。
はあ、なんという喪失感。
さっきまで調子よく原稿書いていたのに、
急に筆が止まってしまった。
こんなに落ち込むなんて
自分でもびっくりぽんだす。
こんなこと書きたくもなかったけど、
酔仙酒家のみなさん、
最高の料理と時間をありがとうございました。
誰か、横浜中華街で、
酔仙酒家に代わるおススメ店、
教えてくださ〜い。
「僕的日本一うまいラーメン」と
当ブログに毎度毎度書いていますが、
その岩手県久慈の老舗「千草」のラーメンが、
なんとカップ麺になりました!
早速食べてみましょう。
お湯を注いで待つこと5分。
じゃーん。
相変らず、写真はダメだな。
(これ、営業妨害かも…)
でも食べてみたら、いやぁ、よくできています。
正直、最初の一口目を食べたときは、
「ぜんぜん違うがなっ!!!」
と思ったのですが、
それは期待値が高すぎたため。
食べ進めていくと、だんだん美味しくなってきて、
最終的には「おお、すげえな」と。
正直、麺はやっぱり違うけど、
スープはかなり再現できています。
多分、めちゃくちゃ大変だっただろうなあ。
だって千草のスープの出汁に使うのは
2ヵ月以上育てた“親鶏”のみ。
昆布、豚骨、野菜等、一切入れません。
ほんと鶏だけ。
それも丼1杯に半羽分というすごい量。
鶏の状態によって味は変わるけど、
他の食材でカバーするということができず、
だから火加減や、そのほか様々な要素を微調整して、
スープを完成させます。まさに達人の技。
カップ麺のほうもスープは鶏だけの様子。
(ここはお父さんが譲らなかったんじゃないかなと)
味に深みを出すために、
かなりの試行錯誤があったんだと思います。
千草の、あっさりなんだけど、
飲むほどに滋味を感じ、
最後まで飲みつくしてしまう、あのスープに、
インスタントでここまで近づくものなんですね。
いや、ちょっと感動しました。
ちなみにこのカップ麺、
近所のスーパーやコンビニをしらみつぶしにまわって
探したのに見つからず。
業を煮やして、発売元の明星に問い合わせたところ、
売られているのは主に東北で、それ以外では、
今は東京及びその周辺のサミットだけ、とのこと。
うーん、もともと限定的な販売だったようです。
でも売れ行き次第では販売網が広がっていくかも。
目にしたら、是非20ケースほど買って食べてみてください!
ちなみに売り上げの一部は復興支援にまわります。