石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
伊豆おっさん旅行へ

伊豆旅行にいってきます。

昔勤めていた会社の同期たちと。この土日に。

泊まるのは某旅行サイトで

やたらと評価の高かった某民宿。

食事の平均評価が5点満点中、

なんと5.00点。

つまり数学的には口コミを投稿した全員が

食事を5点満点にしているという…。

ここで、「あれ?」と思われた方も

いるのではないでしょうか。

「どこかで聞いた話だな」と。

そう思った方はおそらく

当ブログを継続的に読んでくださっている

素晴らしい方です。

そう、今年の正月も同じように

食事の口コミ評価5.00の宿に泊まり、

そして実際に出された食事とのギャップに

呆然→消沈→憤怒

という心の変化を経験したところです。

その後、旅行サイト業界に勤める友人から、

口コミ評価のからくりを聞きました。

さて、明日泊まる伊豆の宿はどうだろう?

 

で、旅行から帰ったらその足で、

阿佐ヶ谷のジャズバー吐夢へ。

12日(日)が最終日です!

ああ、とうとう…。

こんな日が来るとは思わなかった。

 

 

| |
映画を予習するか否か

今年度のアカデミー賞を最多受賞した映画

『ラ・ラ・ランド』の賛否が分かれている、

とヤフーのニュースに出ていた。

わかるなあ。

僕も先週観たときは、

期待が大きすぎたせいか、

あるいは思っていたものとまったく違ったせいか、

「え? こんな映画だったん?」

とキョトンとしてしまった。

だけど、観終わったあと、

ラストのシークエンスが繰り返しよみがえってきて、

なんかたまらない気持ちになって、

で、映画のサントラを聴き始めたら、

中毒になってしまって、

だからいま我が家は四六時中これが流れている。

 

同様の人が多いのか、毎日すごい勢いでカウンターが増えている(笑)。

 

これを聴きながら原稿を書いているから、

文章がラ・ラ・ランドのリズムになっていると思う。

 

ま、そんなわけで今日、2回目を観にいった。

いや、驚いた。

1回目観たときとはまったく別の映画になっていて、

最初から最後までしびれっぱなし。

なんていい映画なんだ。

1回目は別に涙も出なかったが、

今回はひどかった(笑)。

賛否のうちの「否」とした人の多くは、

僕の1回目の鑑賞時と同じようにキョトンとし、

そのために低評価になったのでは? わからんけど。

 

ま、そんなわけで、どういう映画か

ある程度予習してからいったほうが

この映画は楽しめる気が、僕はします。

(クレームは一切受け付けませんけどね)

 

その前に、興味はあるけど

映画館に行こうかどうかで悩んでいる、

というのであれば、断言します。

この映画はぜーーーったい映画館で観るべし。

その理由は以下。前も書いたけど。

 

・ミュージカルだから(あの楽しさや幸福感は劇場で)。

・音楽がとにかく最高だから(いい音響設備で)。

・フィルム撮影だから(あの美しさはスクリーンで)。

 

それともうひとつ。

・横長のシネマスコープサイズだから。

 

これも大きいですね。

『ラ・ラ・ランド』を家のテレビで見たら、

上下に黒帯が入って画面が小さくなるか、

もしくはトリミングされて両端が切られるはず。

このへんは詳しくないので、よく知らないけど、

とにかく映画館のスクリーンの完全な再現は、

横長サイズの映画だけに、テレビでは無理でしょう。

 

あと、やっぱり上のサントラを聴き込んでいったほうが

楽しめるのは間違いないですよー。これはたしか。

 

 

| 映画 |
神がかった赤いスイートピー

NHK BSプレミアムの「カバーズ」という番組が

昨日、100回目を迎えた。

その記念回のゲストがエレカシである。

NHKさん、わかってらっしゃるなあ。

以前、同局の音楽担当の方と知り合い、

エレカシ談義で盛り上がったことがあった。

最新アルバム(といっても、もう一昨年の作品だけど)

「RAINBOW」が雲をまたひとつ突き抜け、

神がかった領域までいってしまった、

ということでも彼とは一致した。

彼は音楽担当になってまだ日が浅かったようで、

「いつかエレカシと仕事がしたい、

そのために音楽担当になったといっても過言じゃない」

と話していた。

「カバーズ」が彼の担当かどうかわらかないけど、

100回記念にエレカシってことはもしかして…。

 

ともあれ、正座して鑑賞。

番組タイトルのとおり、

自分たちの曲とともに、

他人の曲をカバーするのだが、

宮本神が歌ったのは、

 

・悲しみの果て/エレカシ

・赤いスイートピー/松田聖子

・喝采/ちあきなおみ

・俺たちの明日/エレカシ

 

以上4曲。30分番組だから。

でもなんなのこの選曲? 最高やん。

カバーの2曲はどっちも名曲だけど、

『喝采』を知らないお若い方々、

詞をかみしめながらちと聴いてみてください。

↑闇雲にやっていたら動画を貼れた。俺もやればできる。マジちょっと気持ちいい。

 

いや、泣きました。

赤いスイートピーも喝采も原曲の

女性のキーで歌い上げています。

すげえ。なんだこの声。

奇跡に立ち会っているようでした。

ありがとう、ミヤジ。

4月にライブ行くぞー!

 

話変わって、今日のWBC、

筒香のホームランに声を上げた瞬間、

新潟の宇宙人渡辺氏から電話が入り、

「あれは日本中に勇気を与えましたよ。

明日の石田さんのブログ楽しみにしています。

それだけです。では。ガチャン」

と言われたので書きました。

これでいいすか、渡辺さん?(笑)

 

でもたしかに気持ちのいいホームランでした。

 

 

| 生活 |
うーむ

 

あっ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抑えられなかった…。

 

しかし予想以上にページが薄い。

内容も同様に…。

薪割りの手引きなんか、こっちは求めてないのだ。

 

これであと31回も出せるんだろうか?

 

 

| 生活 |
テレビの『アナ雪』と、劇場の『ラ・ラ・ランド』

『アナと雪の女王』が地上波初登場らしい。

オープニングだけちょっと観るか、

と思って観ていると10分たち、

「戴冠式まで観るか」

ということで戴冠式まで観ると、

「やっぱレリゴーまで観るか」

で、それが終わると、

「ああ、やっぱオオカミまで」

「やっぱヤツが本性を現すまで」

「ああ!」

ということで結局最後まで観てしまい、

例のエンディングでずっこけた。

なんというセンス。

 

 

誰が望んだ?

 

フジの凋落にはちゃんと理由があるなあ。

 

それはさておき、

今回『アナ雪』をテレビで観て

あれ?と思ってしまった。

「あ、あんまりおもしろくない…」

映画館で観たときは、

粗いつくりだな、

と思いつつも、それなりに楽しめたし、

レリゴーのシーンに限っていえば、

「完璧だ」と感動したんだけど。

 

やはり映画館で観るのと

テレビで観るのとじゃ全然違う。

とくにミュージカルはその差が

とてつもなく大きい気がする。

音楽と映像に包まれ、高揚する感じが

テレビだと激減する、というか

ほとんど失われてしまう。

先日、『ラ・ラ・ランド』を観てきたところだけど、

もう1回観にいこうかな。

 

その『ラ・ラ・ランド』の感想もちょっとだけ。

先入観ゼロで観たい人はここで「戻る」をクリック。

(でもこの映画はむしろある程度中身を知ってから

観たほうがいい気がする。その理由は後述)

あれ? こんな内容だったの? 

と少しあっけにとられた。

思っていたものとだいぶ違ったから。

とくにラストは「え?これで終わり?」と。

でもそれは勝手にハッピーエンディングを期待し、

それを求めたからであって、

こういう映画だと知ったうえで観れば、

あのラストは極上だろうなと思う。

ものすごい感動とともに幕を下ろすことになる。

あのとき、もしもああだったら――。

でも現実はそうじゃない。

甘くて、胸が苦しくなるほどほろ苦い。

そこに人生のエッセンスが詰まっている。

ファンタジックなのに極めて現実的で、

そしてとても普遍的なラストだ。

監督はこのラストを描きたくて

この映画を撮ったんだろうな、

とあとになってしみじみ思った。

だから、観たときはやや拍子抜けしたにもかかわらず、

それから数日たってもまだ余韻を引きずっている。

(サントラを聴きまくっているせいもあるけど・笑)

ちょっと不思議な感動の仕方である。

もしかしたらこの映画に限っては、

あらすじを知ってから観るほうがいいかもしれない。

展開にドキドキするような話じゃないし。

 

このオープニングだけでも1800円の価値があります。

実際に高速道路を借り切って撮影したそうな。

あと、すべてフィルム撮影。質感が違います。

絵がほんときれい。

やっぱりもう1回行くかな。

 

もうひとつ言えば、

サントラを聴き込んでから行かれると

いっそう楽しめるかと。

サントラ47分版

ただし中毒性がすごいのでご注意あれ(笑)。

しかしこれだけの名曲が生まれる余地が

世界にはまだあったんだなあ。

 

 

 

| 映画 |
自然エネルギーはホントに使えないのか?

原発はいやだけど、

自然エネルギーじゃ電力は安定しないんでしょ。

じゃあ仕方がないよね。現実問題として。

 

という人にぜひ観てもらいたい。

『日本と再生 光と風のギガワット作戦』

現在公開中のドキュメンタリー映画である。

原発が危険で、手に負えない猛毒ゴミを出し続ける、

というのは誰でも知っているけれど、

じゃあ原発がなくなったらどうすればいいのか?

その疑問に真正面から向き合った映画だ。

 

この映画を紹介していたサイトに

次のような一文があった。

「監督の河合弘之氏は原発推進派の理屈など

すべて論破できると豪語している」

 

ほう。それは聞いてみたい。

ということで観にいったわけだが、いや、参りました。

自然エネルギーの問題点(とされている点)に

ひとつひとつ向き合って、

それらすべてに回答を示している。

(解決しきれていない問題もあるが、

それもうやむやにせず、きちんと提示している)

そのうえでいかに自然エネルギーが有効で、

かつ経済的恩恵を国や地域にもたらすか、

海外の実例を交えながら証明してみせる。

理想論や感情論ではなく、

事実を積み上げて理路整然と

実証的に映像を見せてくれるから説得力がある。

いかにも弁護士らしい構成だ。

(監督の河合氏は数々の大型経済事件を

担当した敏腕弁護士)

 

とくに鮮やかだったのがドイツのシークエンス。

ドイツが脱原発に舵を切れるのは、

隣国フランスやチェコの原発の電力を輸入しているから、

というのは耳にタコができるぐらい

引き合いに出される話だが、

これについても明快な反論を見せてくれ、

まさに目から鱗が落ちる思いがした。

 

でもこういった”論破”はこの映画の本質ではない。

世界でいま何が起こっているのか。

自然エネルギーがいまどこまで進んでいるのか。

豊富な海外ロケから得られた驚きの事実を、

観客は目の当たりにする。

それこそがこの映画の肝である。

自然エネルギーの称揚を意図した編集であることは

念頭に入れて見なければならないが、

それを差し引いても、

自然エネルギーの有用性や経済性は

いまや無視できないどころか

積極的に取り組むべきレベルなのだということがわかる。

地球に優しいから、というだけでなく、

極めて魅力的な“成長産業”なのだと痛感させられる。

 

ではなぜ日本は世界の潮流から取り残され、

自然エネルギーの開発や導入が遅れているのか。

なぜあんな事故を起こしたにも関わらず、

原発はやっぱり必要という空気が蔓延し、

自然エネルギーへの転換は現実的じゃない

という考えが大勢なのか。

そんなことを思いながら映画を観ていると

「報道の自由度ランキング」のことが

いやでも頭をよぎった。

日本の順位は、2010年は11位だったが、

2011年の原発事故以降は順位を下げ続け、

去年はなんと72位まで下落している。

我々は北朝鮮のことを笑えない。

日本の国内だけを見ていれば当たり前のことが、

世界全体から俯瞰して見れば、

異常なこととして映る。

その俯瞰の視点を与えてくれるのが

この『日本と再生 光と風のギガワット作戦』である。

 

ドキュメンタリー映画と聞くと

抵抗感を覚える人は少なくないと思う。

でもこの映画は堅苦しいものではまったくない。

意外なことにかなり笑える。

劇場が爆笑に包まれるシーンもある。

軽快で楽しい。

それに論旨がきれいに整理されているので、

じつにわかりやすい。

冗長とは無縁で、

テンポがいいからグイグイ引きつけられる。

上映時間はわずか1時間40分。

スマホをいじっていたら

あっという間に過ぎる時間だ。

そんな短時間にもかかわらず

情報量が多いから効率がいい。

まさに省エネ。

観る前と観たあとでは

脳の組成がきっと変わっている。

賢くなっている(笑)。

少なくともそう感じることができる。

あと、どういうわけか音楽もいい。

と思っていたら、エンドロールで

ある人の名が出てびっくり。

なるほどね。素敵だな。

 

未来の可能性を見せてくれる映画である。

だから明るい空気にあふれていて、

観終わったあとは爽快な気分になっている。

思想は個人の自由。

この映画を観て、

「いや、現実的には無理だ」

と考える人がいてもいい。

ただ知識としてこの映画を観ておいて絶対に損はない。

 

渋谷のユーロスペースと

横浜シネマリンでやっています。

どちらも3月10日(金)までなのでお早めに!

 

お近くの映画館でやっていなくても、

各地で自主上映会が開かれています。

こちらをチェックしてみてください。

上映会スケジュール

 

また自分で上映会を企画してもいいかと。

貸出料金は2回の上映で5万円と格安。

ひとり1000円の料金なら、

1回の上映につき25人集めれば

貸出料金はペイできるわけです。

そこらへんの詳細はこちら

上映会申し込みについて

 

また、僕がこの映画を知るきっかけになった

映画批評サイトはこちら。

超映画批評

この人とは映画の好みが違うなあと思いつつ、

文章がおもしろいのでいつも読んでいます。

この『日本と再生』の評は素晴らしいです。

 

そうそう、上映後、監督が登壇し、

10分ぐらい話されていました。

ユーモアたっぷり、めっちゃおもろい人です。

頭がいいうえに行動力の塊。

そして鋼鉄のように強靭な意思。

生き方がロックです。かっこよすぎる。

パンフレットにサインをもらいました(笑)。

感嘆符がいいなあ。御年72歳。なんたる活力。

 

追記

この映画のサイトの中にあった文章がとてもよかったので、

リンク張っておきます。

哲学者、小川仁志さんの記事です。

映画の感想

長くないので、一瞬で読めます。

 

| 映画 |
れいちゃんのランニングフォーム

昨日『北の国から』のことを書いたついでに、

今日もちょっとだけ。

くだらない話だけど。

いつもか。

 

いまBSフジで毎週日曜の夜に

このドラマを再放送していて、

録画しながら観ているんだけど、

かの名作『北の国から’87初恋』の鑑賞中に

ハッと思ったことがある。

 

酔っぱらった五郎さんが

純の彼女のれいちゃんにからむシーン。

五郎「もうお前は仲間じゃねえって、

   オヤジにそう言っとけ!」

純「やめろよ!子供に関係ねえだろ!」

走るれい。追いかける純。

ちゃんちゃちゃんちゃん…(さだまさしの曲)。

 

で、このれいちゃんの走りを見たとき、

僕は確信したのだ。

この子は絶対陸上部や!と。

 

 

 

れいちゃんの動きが速すぎて、

ここぞ、というところで一時停止ができなかったのだが、

腕の振り、ももの上がり具合、全体のフォームの美しさ、

そして森を駆け抜けるスピード、

あとを追いかける純より明らかに速い。

目測だが100m12秒台は出ている。

この子は絶対、陸上部に間違いない。

何を隠そう僕も陸上部で短距離と幅跳びを

やっていたからわかるのだ。

 

ということで、

れいちゃん役の横山めぐみを

ウィキペディア先生で調べてみると、

 

わっはっは。みごと正解。

 

そこにはあまり詳しいことが書かれていなかったので、

「横山めぐみ 陸上部」

で検索してみると、次のような記述が出た。

「有名人データベース」の横山めぐみから)

 

中学〜高校時代、陸上部。

100m走、200m走、100mハードルをやっていた。

ベストタイムは100m12秒台。

 

こええ、俺の目測こええ!

 

余談もうひとつ。

このドラマを見た当時、

僕は初めてテレビの中の人に恋をしたのだ。

れいちゃんと一緒に走りたかった。

腕を振って、ももを上げて。

ところで、じつは同時期に

もうひとりの女性にも恋をしたのである。

高井麻巳子だ。

あとにも先にもテレビの中の人に

恋心を抱いたのはこの2人だけである。

で、この高井麻巳子も韋駄天なのだ。

足が速い子にはたしかに

昔からなぜか惹かれていたような…。

ほんとどうでもいい話だな。

| 生活 |
北の国に引きずり込まれる…

昨日の朝刊にこんな一面広告が出た。

 

 

ほしい!

『北の国から』のDVDマガジンだそうな。

過去に放映された連続ドラマ24回分と、

スペシャル版8作品(前後編をわけると11回分)を

すべて収録し、マガジンをつけて全32巻、

これから隔週発売されていくようである。

 

昨日発売された創刊号は

連続ドラマ版の第1話と2話が収録され、

さらに「撮影秘話100」だの、

脚本家倉本聰のインタビュー映像だの、

特典がいろいろついて890円!

 

買う!

と思ったが、よくよく見ると、

2号以降は各号1850円となり、

しかもドラマの放映回数と

DVDマガジンの「全32巻」を計算してみると、

どうやら1巻につき

1時間ドラマ1回分がつくだけのようだ。

それで1850円…。

いくら撮影秘話を教えられても、ちょっとこれは…。

 

しかし上の広告にはファンの心をくすぐる

こんな内容が書かれているのである。

 

(北の国から秘話100より)

列車で東京へ帰る令子を

蛍が追いかけるシーン。

令子を演じたいしだあゆみは、

多忙なスケジュールのため

本当にその列車で

帰らなければならなかった。

ゆえに一発撮りとなり、

スタッフはハラハラした。

 

↑このオッサンたちは撮影クルーを見ながら笑っているのかな?

 

走る蛍! 一発撮りだ!

 

 

買う!

 

あかん、悪い大人たちの術中に完全にハマってる…。

 

| 生活 |
世界一のクロワッサン?

六本木に「メゾン・ランドゥメンヌ」という店がある。

パリで8店舗を展開する有名なパン屋で、

2年前にこの六本木の店がオープンした当初は

4時間待ちの行列ができたらしい。

その店のクロワッサンを、大学の後輩Sが買ってきてくれた。

バイオハザードの舞台に招待した礼のようだが、

タダで手に入れたチケットだったし、

それになんというかいろんな意味で、

「Sよ、ごめん」という思いでいっぱいである。

 

ともあれ、そのクロワッサンが1個250円。

「さすが六本木」といった値段だが、

これでもまだ序の口、

フランスの発酵バターでつくった

スペシャルクロワッサンはなんと1個480円!

あと20円出せば、これが食える!

 

「せい家」のラーメン

 

同封されていたしおりを読むと、2013年には

「パリで最も美味しいクロワッサン」

の3位に選ばれた店らしい。

 

僕はフランスにいる約2ヵ月のあいだ、

パン屋を見つけるたびに飛び込んで

クロワッサンを購入し、食べまくったのだが、

どれもこれも横並びといった感じで、

正直ものすごくうまいとは思えず、

フランスの大手の新聞が

「クロワッサンはもはや日本のほうが上だ」

と書いた記事に共感する結果となった。

 

で、僕が世界一うまいと思うクロワッサンは

北海道のコンビニ「セイコーマート」の

ホットシェフのクロワッサン、略してセコクロだ。

いちおう言っておくと、

個人的に北海道が大好きなため

この見解はおおいに偏っている。

でも未体験の方は北海道に行ったらぜひ食べてみてほしい。

カニはいいからセコクロ食えという感じである。

チョコがけクロワッサンも激うまである。

ちなみにホットシェフというのは

調理機能を備えた店舗のこと。

牛のマークが目印だ。

クロワッサンももちろん店で焼いている。

ちなみに値段は1個税込み133円。

 

先日取材で走った茨城県にもセイコーマートは進出していて、

それを知らなかった僕は狂喜してクロワッサンを買い、

5年ぶりくらいに食べてみたら、ちょっと味が違った。

北海道のセイコーマートとは違うものを出しているのか、

それとも質が落ちたのかはわからない。

 

それはともかく、後輩Sが買ってきてくれた

フランス発の高級クロワッサンは果たして

世界一のセコクロを超えるか、あるいは?

 

例によって何口かかじったあと、ハッと我に返り、

慌てて食べた断面を隠しながら撮影。

 

結論から言うと、セコクロ、世界一の座から陥落!

(ま、値段を考えたら当たり前か)

 

さすがにうまかった。

250円のほうもセコクロ超えを果たしたが、

480円のほうはもう別格。

香り、口どけ、余韻、すべて3ランクぐらい違う感じ。

劇的にうまかった。感動した。

では今度は自分で買って食うか?と問われると、

もちろん、こっちを食う。

 

あ、半分冗談です。

あのクロワッサンはまた食べたいですわ。

 

| グルメ |
戦慄! バイオハザード・ザ・舞台

「バイオハザード」の舞台8500円のチケットを

先着順でプレゼント!

(新聞をとっている方対象)

という折り込みチラシが新聞に入っていたので、

冗談半分で電話したら、ほんとに

「差し上げます」というので4枚リクエストした、

という話をおととい書いたが、

昨日その舞台を見にいった。

ちなみにバイオハザードというのは

ゲームや映画でもおなじみのゾンビものである。

って、誰でも知ってるか。

 

この舞台の正式名称は

「バイオハザード・ザ・エクスペリエンス」

エクスペリエンス(=体験とか経験)、

つまり「超体感型ステージ」らしい。

本物の気配・風・音を感じ、

舞台は恐怖と戦慄に包まれるのだそうだ。

 

恐怖でちびらないよう、

鑑賞前にトイレに入ると、

トイレの天井付近から

ううううぅぅぅ…

という低い唸り声が聞こえてくる。

最初、誰かが個室できばっているのかと思ったが、

そうではなくて、「超体感型」はすでに

始まっているということらしかった。

それにしても唸り声を聞きながら、

おしっこをするというのは風情があった。

句が浮かんだ。

 

春霞 厠に響く 唸り声

 

それから客席に入ると、

 

 

血だらけで倒れている人がいた。

僕は仰天し、

「大丈夫ですか!?」

と彼の肩をゆすったが、

反応はなかった。

 

ところで、これが開演約5分前の写真である。

見たところ、900席の劇場は3割か4割ぐらいの入り。

先着順プレゼントで来た人はどれくらいいるのだろう?

 

で、開演。

暗くなったかと思うと、

なんと上の写真の血だらけの人が立ち上がり、

カクカクと震えながら、

客席のまわりを歩きだしたのである。

まさかの展開に僕は肝をつぶした。

血だらけで倒れていた人は、

気分が悪くなったお客さんではなく、

実はゾンビだったのだ。びっくりした。

 

さらにメインの役者たちもステージから降りてきて、

客席の通路を走り回った。

元AKBの篠田麻里子は

僕のすぐ斜め後ろで立ち止まり、

「あなたもウィルスに感染するかもね」

という重要な台詞を言った。

(僕に言ったわけではないが)

手を伸ばせば届く距離である。

間近で篠田麻里子をガン見した。

 

ところでひとつわからないことがあった。

「本物の気配・風・音を感じる戦慄の舞台」

というあのチラシのコピーである。

‟気配”と‟音”と‟篠田麻里子”はすぐそばに感じたが、

でも‟風”はどうした?

風なんか吹いていなかったぞ。

これについては同行した裸族探検隊後輩Sが

あとでこう言っていた。

「出演者が客席の通路を走ったときに

風が起こったじゃないですか。それじゃないですかね」

え? それ?

 

とまあ、予想から外れたものもあったが、

話運びもアクションも

だいたい思い描いていたとおりだった。

 

で、今日の「バイオハザード・ザ・舞台」

の感想は次の3点。

・篠田麻里子は顔が小さい。

・篠田麻里子は姿勢がいい。

・ゾンビものを舞台でやるのはやっぱり大変だ。

 

鑑賞後は代々木上原のチョリパン屋に行った。

チョリパンというのはアルゼンチンの軽食だ。

粗びきのソーセージをパンにはさんで食べる。

現地の味に近く、かなりうまい。

ただ1100円というのはちょっと高いなあ。

ドリンクを入れると1400円だ。

現地では庶民の軽食であるチョリパンだけに

普段使いできる金額だといいのだが。

 

ともあれ、このチョリパンを食べながら、

4人で今日の舞台について熱く語り合った。

結論としてはやはり、篠田麻里子の顔は小さいだった。

 

 

 

| 生活 |
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