石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
最古の温泉宿と最高の蕎麦

『千と千尋の神隠し』のモデルになった温泉宿が

群馬県にあるというので行ってみた。

四万温泉の「積善館」がそれ。

 

たしかにそれっぽい!

この本館はなんと元禄4年に建てられたもので、

日本最古の木造湯宿建築なんだとか。

ま、改修はしまくっていると思うけど。

 

昭和5年につくられた元禄の湯。

(撮影禁止なので、サイトから拝借)

 

部屋の調度や朝夕の料理もお見事。

日本の美と味を堪能させてもらった。

 

ちなみに『こち亀』にも登場している。

掲載ページが館内に飾られていた。

やっぱりすごい描写力だな。

 

ところでこの宿に行く前に

ここにも寄っていった。

暮坂峠にある「蕎麦処くれさか」。

自転車と旅のノウハウをエッセイ風味で書いた拙著

『大事なことは自転車が教えてくれた』の中の

「うまい店の見つけ方」の話に出てくる蕎麦屋さんだ。

なんだかんだ毎年来ている気がするが、

この季節に来て新そばを頂いたのは初めて。

いやはや参った。

鼻に抜ける香りがいつも以上に素晴らしくて、

なんでこんなにうまいの?って感じ。

ピースサインしている大将も唯一無二のキャラで、

おもしろすぎる。天才かもしれない。

毎回笑いすぎて腹が痛くなる。

 

聞けば、東京から通う客は普通で、

奈良から年4回来る客や、

広島から毎年来る客もいるそうな。

近くに行くことがあったら寄ってみてください。

十割蕎麦は早い時間になくなるので、

予約していったほうがいいですよ。

 

| グルメ |
落語を映像化

NHKの「超入門!落語 THE MOVIE」がおもしろい。

落語家の語りに合わせて役者が芝居をし、映像化している。

役者たちは”口パク”をしているわけだが、

うまい落語家になると、声音や口調を完璧に使い分けるから、

役者それぞれがしゃべっているように見える。

名人芸だなあとあらためて感嘆する。

くわえてテンポのよさにも舌を巻いた。

まったく無駄がないのだ。映像化するとよくわかる。

これほどの話芸が世界にあるだろうか?

海外の人にも見てもらいたい番組だな、

と思っていたら、前回の放送で、

MCの濱田岳がこんなことを言っていた。

「この番組がエミー賞の候補になりました」

おお!やっぱり!

わかるなあ。すごいクオリティだもの。

 

ちなみにエミー賞とはアメリカのテレビ番組に送られる賞のことで、

そのなかの国際エミー賞コメディ部門にノミネートされたらしい。

サイトを見ると、たしかに「落語 THE MOVIE」が載っている→こちら

ただ、残念ながらイギリスの番組が賞をかっさらった模様。

 

ともあれ、未見の方はぜひ。

木曜22:25からNHKにて放送。25分の番組です。

番組サイトはこちら

| 生活 |
地元同意?

今朝の読売新聞に、ごく小さな文字で

こんな見出しがあった。

 

大飯原発「地元同意」が完了

 

またか、とため息が出る。

原発立地自治体の知事が再稼働に同意したのは

3.11後、5例目らしい。

しかし、ふと違和感を覚えた。

記事から抜き書きする。

 

すでにおおい町議会、おおい町長、県議会が同意しており、

「地元同意」の手続きが完了した。

これを受け、関電は3号機を来年1月中旬、

4号機を同3月中旬に再稼働させる方針だ。

(鍵カッコを含め、原文ママ)

 

ご丁寧に鍵カッコでくくっているが、

なにが「地元同意」なんだか。

実際、住民の何パーセントぐらいが同意するだろう?

住民投票など絶対しないからわかりようもないし、

それに大飯原発は近隣県の問題もあるから、

そもそもおおい町の住民の意思だけで進めても

ダメなんだけど。

 

ところで一昨日、広瀬隆氏の記事が

ヤフーニュースのトップに出ていた。

読んだ人も多いと思うけど、まだの方はぜひ。

原発事故“予言”の広瀬隆が再び警告

知識として読んでおいて損はない記事だと思います。

広瀬さんはいろいろ叩かれることもあるけど、

推進派たちはここに書かれていることに

どんな反論ができるのだろう?

 

 

| 社会 |
マジうまいビリヤニ

去年、忘年会をやったのがつい先月ぐらいの気がするけれど、

はや今年も忘年会シーズンがやってきてしまった。

昨日はエジプトで会った仲間たちと。

17年前に会って以来、毎年なんだかんだ集まっている。

みんなもういいオッサンオバハンだが、

昔のメンバーで集まると、あのころに戻るんだよなあ。

 

会場はメンバーの一人がやっている浜町のインド料理店、

「アンキットの気持ち」

※店名です。

 

去年オープンしたばかりなので、

お世話になるのは今年で2回目なんだけど、

友達のよしみ抜きで、うまいです。

てか、さらに腕を上げた?

とくにこのビリヤニは最高!

食べかけを撮ったので、量も少ないし、ちょっと汚いけど。。

ビリヤニとは大雑把にいえばインド風カレーピラフ。

(ま、ぜんぜん違うんだけど)

これにヨーグルトソースの「ライタ」をかけて食べるとほんと最高!

海外でもさんざん食べたけど、この店のビリヤニが一番!と思えた。

細長いバスマティライスの香りがいいんだよねぇ。

腹いっぱいだったのに、スプーンが止まらなかった。

騙されたと思って、ぜひ食べてみてください。

チキンビリヤニが1000円。

高いと感じる人がいるかもしれませんが、

カレーピラフとは全然違うので!

ランチ700円からと基本とても良心的な店です。

 

これも恒例、人形劇師ちー兄のコンサート。「時代」を熱唱中。

いい男です。

 

ちー兄、幹事もご苦労さま!

 

| グルメ |
浦和と紅葉

アジアチャンピオンズリーグの決勝戦がじつにおもしろかった。

浦和には少々複雑な思いを抱いているのだが、

(僕が応援しているサンフレッチェから

優良選手をたくさん引っこ抜かれているので)

昨日はがぜん応援したし、

優勝が決まった瞬間はちょっと泣けてきた。

必死さや気迫が試合ににじみでていたからだと思う。

気持ちのこもったあのシュートシーンには

サッカーファンでなくても感動するんじゃないかな。

ともあれ、浦和おめでとう!

 

ところで、スタンドもおもしろかった。

昨年取材にいった広島カープのマツダスタジアムでも思ったけど、

赤という色の視覚効果には特別なものがある気がする。

まさに血が沸き立つような熱さを覚えるというか。

 

でも昨日はサッカー観戦の前にこれを見にいっていたから、

こればかり連想してしまった。

大田黒公園。

ここ、我が家からわずか1.3劼竜離なのに

これまで十数年間、行ったことがなかったのだ。

歩いてもいけるような近くの公園に

すごいものがあるわけないと思って。

でもまさに灯台もと暗し。

行ってみたらやにこかった

(やにこい=すごいの南紀弁)

 

色補正してませんよ。

 

 

まるで血塗られた池。

 

風がやむと、、、

 

完全な鏡に。

 

葉っぱ1枚1枚映ってる!

(クリックすれば拡大します)

 

これが夜になるとさらに神秘的。

 

水に映ったもみじ。

 

 

 

 

これは水面の幻影か本物かどっちでしょう?

 

いや、ここすごいっすよ。

いまがちょうど見ごろです。

ライトアップは20時まで。

この内容で入場無料。スゲー。

荻窪駅から徒歩7分。

東京の紅葉で一番感動したかも。

 

 

| 生活 |
あれの陰に隠れて

今日の朝刊を読んでいて

エッ⁉と声を上げてしまった。

国民の何パーセントぐらいが知っているのだろう。

恥ずかしながら僕は知らなかった。

 

以下、抜き書きします。

 

(茨城県にある)東海第二原発は2011年の

東日本大震災で被災した。

最大5.4mの津波が押し寄せ、

非常用ディーゼル発電機3台のうち1台が使用不能になった。

メルトダウンには至らなかったが、

原子炉が冷温停止したのは4日後だった。

 

ウィキペディア先生で調べてみたら、さらにこうあった。

震災後、冷温停止させるために

水蒸気を逃すための弁操作と注水を繰り返す

”綱渡り的”な作業が必要だった。

また、防波壁の高さは6.1mで、

津波が5.4mだったからぎりぎり助かったが、

もう少し高かったら

福島原発と同じ運命をたどっていた可能性は否定できない、と。

 

この東海第二原発が来年の11月で

運転開始から40年を迎え、

原発側は延長申請をしている。

ちなみに申請が認められると

一挙に20年延長できる。

不思議だ。

 

 

| 社会 |
変態団子屋の寝室

愛知県の刈谷市で講演をした帰り、

変態の中の変態、土居くんの家に

泊りがけで遊びにいった。

じてんしゃ図書館の凄絶な旅を終えた彼は

現在、普通の仕事をしているが、

それとは別にゲリラ的に団子屋をやっている。

日本の美にこだわりぬく土居くんらしさが

濃厚に香る店だ。

 

彼の変遷を追うと、こうなる。

 

じてんしゃ図書館時代。

水車はもちろんすべて自作。

水車の羽1枚1枚に貸し出し本が入っている。

これで7年以上日本を走った。

じてんしゃ図書館の旅は過去の記事で→こちら

 

で、現在やっている団子屋の「ひとえや」

これが、なんと移動式なのである。

かやぶき屋根は業者に手伝ってもらったそうだけど、

あとはすべて自作。全部で500圓△襪修Δ福

設置に1日かかるらしい。

 

そんな土居くんの家に行くと、

狂ったように「和」だった。

 

僕に用意してくれた寝室はこんな感じ。

 

なんだこの金屏風は…。

古道具屋でいろいろ買い集めているらしい。

 

「ひとえや」で出している団子もごちそうしてくれた。

わざわざ炭をおこして団子を焼いてくれる土居くん。

 

使い捨て容器はタケノコの皮。

野から集め、1枚1枚洗っているらしい。

串も当然、国内産。

もちろん団子のほうも変態的にこだわっている。

無農薬の特別なコメを、、、

薪釜で炊き、

 

石臼と杵でつく。

 

なんかジオラマみたいな写真だな…。

きな粉の大豆も特別栽培のもので、

砂糖はもちろん和三盆糖。

ほうじ茶は目の前で炒っていれてくれた。

 

うまくないわけがない。

1本150円(左の”素焼き”は120円)。

 

いや、ほんと会うたびにめちゃめちゃ笑わせてくれるし、

感動させてくれるな、土居くんは。

 

「ひとえや」の出店情報はこちら

見かけたらぜひ。

愛知県ばかりですが。

 

| 生活 |
幻の焼酎を車座に胡坐で飲む

酔拳の師匠、Nさんが帰ってきた。

四大紙の元名物記者で、

退職後は地元の津軽に隠居されていたのだが、

いろいろあって今年の夏前ごろから

東京に戻ってきたらしい。

で、またサンド会を開催し始めた。

毎月第三土曜日に自宅を開放し、

呑みたいヤツは勝手に来い、という会だ。

僕はなかなかタイミングが合わなかったのだが、

11月のサンド会、つまり先週土曜日にやっと行けた。

師匠と会うのは4年ぶりぐらいか。

見た目も毒舌ぶりも全然変わっていない。

9人もの呑み助が集まったが、

久しぶりの方もいて、同窓会っぽくなって

実に楽しかった。

 

僕は四季桜の一升瓶と

昭和11年創業の阿佐ヶ谷の名店、

「蒲重かまぼこ店」のおでんを持っていって、

これらがなかなか好評だったのだが、

版画家のOさんがこんなものを出してきたから、

一瞬にして全員の注意がここに向けられた。

天下の森以蔵である。

四合瓶のこれが2万円とか。

Oさん、よく出してきたなあ。

「人からもらったものだけど、

こういうのはみんなで飲まないと」

とOさん。さすが。

 

以前にも飲んだ記憶があるけれど、

やっぱりすごい酒である。

芋が香る甘露水という感じ。

体にスーッと消えていったあと、

光輝がキラキラと舞っている。

まさかこんな酒にありつけるとは。

茶碗酒が似合う長屋の飲み会のようなサンド会で。

 

| 生活 |
星野源といえば

エレカシが紅白に出る!

と興奮して昨日ここに書いたけど、

紅白がらみでちょっと思い出した。

 

先日、パソコンを新調するにあたり、

「お気に入り」に登録していたURLをせっせと控えていたら、

星野源の歌のPV動画が出てきた。

彼がいまみたいに誰もが知る有名人になる前のものだ。

2013年の映画『地獄でなぜ悪い』に出演し、

主題歌も歌っている。

僕の中では邦画ベスト3に入るぐらい

大好きな映画なのだが、この主題歌もいい。

星野源の歌はその後も何度となく聴いているが、

この歌が僕の中では断トツ一番。

このPVはシュールなアニメとも相まって傑作だなあと思う。

今年も星野源は紅白に出るらしいが、

『地獄でなぜ悪い』、歌わないかな?

 

よかったらどうぞ。

途中、実写になって別の曲が流れたりしますが、

最後にまたアニメになって『地獄でなぜ悪い』に戻ります。

| 生活 |
今年の紅白は見るか!

おお! なんとエレカシが紅白初出場!

ちょっとテンションが上がってしまった。

宮本、会見で何を言うかと思ったら、

相変わらずの支離滅裂っぷり。

ブレないなあ。

本番を見るのが楽しみでもあり怖くもあり…。

何を歌うんだろう?

やっぱり『悲しみの果て』のような気がするけど、

『RAINBOW』いってほしいなー。

| 生活 |
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
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