石田ゆうすけのエッセイ蔵

旅作家&エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。


※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。
近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。
増毛より

今回は仕事を抱えて旅に出たので、

珍しくパソコンを持ってきています。

なので旅先から更新。

いま増毛です。

やっぱり北海道はいいなあ。

空気も植生も匂いもガラリと変わって、

完全に外国、それもすこぶるきれいな外国という感じで。

宿についてすぐに夕陽を見に

海のほうに行くと、

早速キタキツネに会いました。

 

鳥の群れが飛んでいます。

 

海につかって、じゅう。

 

お宿はいつもの「ぼちぼちいこか増毛館」。

ここはほんとメシがうまいです。

これで1泊2食5000円って…。

「とほ」の宿なので、独特のルールはあります)

ほんと一休さん、純子さん、いつもありがとー!

 

| |
アート巡り

今年は「越後妻有トリエンナーレ」の開催年です。

3年に一度開かれる世界最大規模の国際芸術祭で、

新潟の山間部、十日町周辺で行われます。

7月29日〜9月17日まで。

前回行ってハマったんだよなあ。

東京から新潟に2回通い、

のべ7日間、夢中になって見ました。

現代アートってわかりづらいから苦手、

とアレルギー反応を起こす人も少なくないと思いますが、

理屈抜きでめっちゃおもしろいですよ。おススメ。

 

で、この開催に合わせるように、

新潟市では「水と土の芸術祭」が開かれています。

先日、その作品たちと記念樹を巡る

サイクリングイベントに招かれました。

 

 

 

 

 

やっぱおもしろい!

現実感覚が破壊されるのが快感なんです。

こちらは10月8日まで。

 

| |
隠れた名瀑

先日、ある雑誌の取材で青森に行ったのだが、

取材はとんとん進み、時間があまった。

じゃあ観光するか、となり、

役場でもらったパンフレットを広げたら、

スヌーピーの滝というのがある。

おもしろそうやがな。

ということで僕たちは取材以上に前のめりになり、

山の奥へ奥へと車を走らせ、

最後は車から降りて山道を5分ほど歩いた。

 

正直、あまり期待していなかった。

でも我々の眼前に現れたのがこれだ。

 

 

スヌーピーにしか見えねぇ!

 

アクセスが悪いのが難点だけど、

ここはもっと有名になってもいいなぁ。
そう思えるぐらい笑える&美しい滝でした。

 

あ、正式名称は「みろくの滝」です。

 

 

| |
うれしいポストカード

僕が世界一周に出発したころは、

インターネットがまだそれほど一般的ではなく、

各家庭にパソコンがあるわけでもなかった。

旅の途中からネットが爆発的に普及し、

各地にネットカフェが立ち始めたので、

僕も旅の終盤はネットを利用するようになったけど、

それでも郵便のエアメールは出していたし、

日本大使館気付で手紙を送るよう

友人に催促することも続けていた。

いま旅をしている人たちはどうしているんだろう?

日本大使館はあの寛大なサービスを

まだ続けてくれているんだろうか。

 

僕はエアメールが好きで、

いまでも外国人の友達にクリスマスカードを送っているが、

その返事はネットのクリスマスカードという…(笑)。

(4人ぐらいはちゃんと郵便で送ってくれるけど)

 

それはさておき、久しぶりに嬉しいエアメールが届いた。

 

 

現在自転車で世界一周をしている翔くんからだ。

アルゼンチンのポストカードである。

おお、遠いところからよく来たよく来た、

と裏を見ると、なぜか日本の切手が貼られ、

日本のとある場所の消印が。

几帳面な翔くんの字がこう語っていた。

 

「インフレの激しいアルゼンチンは郵送代が高いので、

泣く泣く友人に日本から送ってもらうことになりました」

 

その郵便料金にびっくりである。

なんとポストカードの送料が日本円にして500円!らしい。

そりゃ友人に託すのもわかる。

というより、そんな手間をかけてでも

出してくれる気持ちが本当にうれしい。

いい男なのだ。

 

ポストカードにはこうも書かれていた。

「日本出発してから1381日、

ようやく世界最南端の町ウシュアイアに着きました」

 

翔くんも僕と同じくアラスカスタートである。

僕も相当ペースが遅いと思っていたが、

僕がウシュアイアまでにかかった日数は1年と9ヵ月。

翔くんの1381日って……ほぼ4年やん!

ま、それだけ寄り道をして、

いい旅をしているんだろうなあ、彼なら。

 

そんな翔くんの旅のブログ→こちら

 

 

| |
歴史の重みが…

長崎や天草の隠れキリシタン関連施設が

ユネスコの世界遺産に選ばれる見通しになったらしい。

猫も杓子もセカイイサン、セカイイサンって、

登録されるのがそんなにありがたいかね?

などとぶつくさ言う人もいると思うが、

(この駄文を書いている人とか)

これがやはり自治体にとっては

メチャクチャありがたいのだということを

数日前に知った。

 

僕の郷里和歌山にある熊野古道は、

昔は天狗でも出そうなぐらい寂しいところだった。

だからなんの心配もせずに

このゴールデンウィークに取材にいくという

いま思えばアホなことをやったのだが、

行ってみると石畳の古道も神社もすごい人で、

あまりの変わりように唖然とした。

2004年に世界遺産に登録されてから激変したのだ。

余談だが、僕が好きだった秘湯「つぼ湯」の変化も凄まじくて、

遺産登録を境に値段が3倍ぐらいに跳ね上がった。

インド人の商売を見ているようだった。

 

閑話休題。

ま、そんなわけで長崎の大浦天主堂の写真が

今朝の新聞に載っていたのだが、

それを見てガビーンとなった。

僕は一昨年たまたま取材で

今回登録候補となった施設を訪ね歩いたのだが、

そのときの大浦天主堂の写真がこれだ。

 

 

さすがの風格である。

日本最古のキリスト教建築物らしい。

1865年建立ということだから

150年以上もの年月が流れている。

 

で、今朝の新聞にあった写真。

 

 

 

がびーん。

 

いつも思うけど、もっとどうにかならないのか?

 

 

| |
宇宙的な富士

義父は富士山を見たことがないらしい。

「日本人として生まれたからには

富士山を見たい」

と言う。

そういえば、僕も19歳で日本一周をしたときは

最初の目的地が富士山だったっけ。

今では見慣れてしまったけれど、

見たことがない人にとって

富士山は永遠のあこがれなんだろうなと思う。

 

ということで、レンタカーで富士山へ。

 

途中、名物のほうとうなんかも賞味。

激ウマ。

 

こんなアートな店で食べた。

まるで巨大かまくら。

 

中はこんな感じ。

瀬戸内国際芸術祭にこんな作品があったなぁ。

建築家、保坂猛氏の代表作で、

「ほうとう不動・東恋路店」というお店。

ここは見た目も味もおススメ。

 

で、富士山に到着。

数あるビュースポットの中から、

僕が最も素晴らしいと思う紅葉台へ。

 

最初は雲がかかっていたけど、、

 

30分ぐらい待っていたら、頂上が出た!

 

やっぱここすげーなー。なんか宇宙的。

 

お義父さん、とても喜んでくれました。

 

 

| |
瀬戸内の旅

瀬戸内の旅から帰ってきました。

会社員時代、広島に住んでいたので

瀬戸内海に特別感はないんですが、

あらためて見ると、こんなきれいなところはなかなかないですね。

 

多島海の箱庭的な美しさが

これだけ延々と続くところって

世界的にもちょっと珍しいかと。

 

誰が置いたか贅沢なイス。

座ってみら、絶景をひとり占めしている気分に。

 

前から行きたかった鞆の浦にも初訪問。

…観光地でした(笑)。

いろいろおもしろかったけど。

いろは丸事件関連の史跡とか資料館とか。

 

ウサギ島にも行ってきました。

 

終戦前まで毒ガス工場があった島としても有名。

てか、僕はウサギはどうでもよくて、

毒ガス工場の遺構を観にいったんだけど、

ウサギたちの可愛さに狂い死にしそうでした。

 

大崎上島にも上陸。

風待ち港ならではのこれがあると知ったから。

ええ、そう。遊郭です。名残ばっちりあります。

手すりからお姉さんたちがおいでおいでしていた様子が頭に浮かびます。

 

竹原ではたまたま入った店がすごかった。

「伏見」という日本酒の名店。

知る人ぞ知る店だそうで。たしかに超マニアック。

席に座った瞬間、ワイングラスが目の前に置かれ、

何も言っていないのに日本酒が並々注がれます。

これがのけぞるくらい激ウマ。

感想を言うと、「じゃあこっちはどうだ」と再びドボドボ。

これまたウメー! なんだこの店⁉

全国をまわって店主のお眼鏡にかなった無濾過生原酒を

特別なやり方で保存しているそうです。

その”特別なやり方”については一旦書いてアップしたけど消しました(笑)。

店主の企業秘密っぽいので。

とにかくこの店のために竹原に行ってもいいと思えるほどの店で、

こんな店をたまたま見つけるなんてすんごいラッキー。

 

そして今回のメイン、とびしま海道。

7つの島を橋でつないでいます。

裏しまなみ海道とも呼ばれているとか。

感想は……雑誌に書きます(笑)。

 

島に渡るとこういう感じで、時間が止まってるような集落も。

 

豊島には太刀魚ラーメンってのもありました。

昔からある決して綺麗とはいえない店なんですが。

島名産の太刀魚だけでとったスープは魚臭さが微塵もなく、

甘みがあってとても上品な味わい。

 

じつは今回の真のメインはこちら。メバル。

春告げ魚とも呼ばれるだけあってこの時期が旬。

で、メバルなら瀬戸内海やろ、ってことで現地に行ったわけで。

上の写真はある町のある店。

値段が書いていない店だったので

ちょっと身構えたのだけど、

メバルの煮つけ自体は、

「ああ、こりゃいいや、もういくらでもいい!」

と気が大きくなる旨さでした。

で、お会計をしてもらうと目が点に。

「ちなみにメバルはいくらでしたか?」

と恥ずかしいことを聞いたら、なんと2900円。

東京で食べるのと変わらんがな。

てか、メバルもいつの間にか高級魚になったんですね。

 

こんな地名もありました。

この字、知らなかったんですが、

あの魚の泳いでいる姿が脳裏に浮かび、

もしや、と思って地元の人に聞いてみると、

案の定、「めばる港」でした。

このあたりが「めばる崎」です。

地名にこの魚が使われているのって、

もしかしてここだけじゃないですかね。

しかし「めばる」って打ってもこの字出ないぞ(笑)。

 

ほかにもいろいろあったんですが、

たとえば綾瀬はるか似の島の女性と恋に落ちて同衾したとか、

そういうのは来月の自転車雑誌『サイクルスポーツ』に書きます。

 

 

| |
瀬戸内へ

取材で春告魚のメバルを食べに

瀬戸内に行ってきます!

また数日更新とまります!

 

| |
天然の巨大温度計

今年の冬は例年以上に寒い印象があったので

日本のある一点にずっと熱視線を送っていた。

天然の巨大温度計、袋田の滝である。

茨城県の山中にある日本三名瀑のひとつで、

厳冬期には凍って、氷瀑になるのだ。

去年取材で行ったときは残念ながら9割の凍結だった。

9割も10割もそんなに変わらんだろ、

と思う人もいるだろうが、さにあらず。

9割だとゴオオオという水の流れる音が聞こえ、

10割だとおそらく無音になる。

長さ120m、幅73mもの巨大滝が

静寂の中で止まっているのだ。

どれほど幻想的な光景だろう。

 

去年の取材時に現地で聞きまわったところ、

10割の”完全凍結”は、昔は毎年普通に見られたらしい。

でもここ20年ほどは5、6年に一度ぐらいと、

希少価値の高い現象になってしまった。

(ちなみに前回の完全凍結は2012年)

なんでもかんでもアレに結び付けるのは早計だけれど、

でもやっぱり原因はアレかなあ、と思ってしまう。

 

でも、今年こそは10割いくんじゃないか、

とワクワクしながら

公式サイトの凍結情報を毎日チェックし、

そのときが来たらすっ飛んでいこうと思っていた。

 

で、どうだったかというと、、、

 

なんと今年も完全凍結ならず!

最も寒かった日でも9割までだったのだ。

うーん、今年はこんなに寒かったのに、

昔はもっと寒かったということなんだろうか?

ま、仕方ない。また来年に期待しよう。

 

ちなみに去年の取材で撮った1枚。これで9割。

 

水はちょっと少なめでした。

これでもゴオオオという水の音が結構すごいんです。

 

 

| |
帰宅

東北ツーリングから帰ってきました。

雪と温泉が今回の旅のテーマだったんですが、

意外に雪が少なくて、あれ?って感じ。

新潟では大雪で15時間も電車が止まっていたのに、

太平洋側はすこぶる天気もよくて

快適なサイクリングになってしまいました…。

って残念がるのも変ですが。

 

今回の旅のゴールは仙台。

帰りの新幹線に乗る前に牛タンを食べてきました。

最古参の「旨味太助」にて

牛タン定食1500円(税込み)。

テールスープ含めて、いやあ旨かった。

| |
『地図を破って行ってやれ!』文庫改訂版出ました。
2016年8月発売。幻冬舎刊。650円(+税)。アホな日本紀行です。単行本をすべて書き直しました。感想いただけると嬉しいです→ yusukejitensha@yahoo.co.jp
CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
LINKS
PROFILE
RECOMMEND
大事なことは自転車が教えてくれた: 旅、冒険、出会い、そしてハプニング!
大事なことは自転車が教えてくれた: 旅、冒険、出会い、そしてハプニング! (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
最新刊は「自転車と冒険の楽しみ方」をテーマに、旅のハプニングやノウハウをおもしろマジメなタッチでつづった実用エッセイ集です。2014年2月28日発売。



RECOMMEND
地図を破って行ってやれ!  自転車で、食って笑って、涙する旅
地図を破って行ってやれ! 自転車で、食って笑って、涙する旅 (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
日本紀行第2弾。かつて恋した相手を探しにいったり、人生をしみじみと考えたり。もちろん、笑いやグルメも盛りだくさん!
RECOMMEND
道の先まで行ってやれ! 自転車で、飲んで笑って、涙する旅 (幻冬舎文庫)
道の先まで行ってやれ! 自転車で、飲んで笑って、涙する旅 (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
ニッポン飲み食いハチャメチャ自転車紀行。文庫改訂版
RECOMMEND
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
7年走って見つけた世界一の宝とは?
RECOMMEND
RECOMMEND
洗面器でヤギごはん (幻冬舎文庫)
洗面器でヤギごはん (幻冬舎文庫) (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
食べ物ストーリーでつづる世界一周紀行
RECOMMEND
台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ
台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ (JUGEMレビュー »)
石田ゆうすけ
台湾一の感動メシを探せ! 初のフォトエッセイ
RECOMMEND
道の先まで行ってやれ!―自転車で、飲んで笑って、涙する旅
道の先まで行ってやれ!―自転車で、飲んで笑って、涙する旅 (JUGEMレビュー »)
石田 ゆうすけ
ニッポン飲み食いハチャメチャ自転車紀行
RECOMMEND
「勝ち論」 本気で仕事する24人からのメッセージ
「勝ち論」 本気で仕事する24人からのメッセージ (JUGEMレビュー »)

「本気で仕事する24人」にぼくが入っています(笑)。デカイこと言っています。





SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
SPONSORED LINKS